「コード・ブルー」第10話 9月18日(月)【最終話!】

 

 

 

【第9話のあらすじ】

 

1時間あると何が起きるか。ときに人生すら変わる…。
急患3人が初療室に運び込まれた。一人は両角孝平(成田瑛基)、33歳の車椅子ラグビー選手。ハーフタイムのウォーミングアップ中、車椅子ごと階段から落ちたらしい。さらに熱傷の患者、高所転落の患者の3人が運び込まれるが、藍沢耕作(山下智久)始め救命の皆が力を合わせ迅速な対応を行った結果、3人とも命を落とすことなくICUへ移動させられた。橘啓輔(椎名桔平)は数ヶ月前を思い返しながら白石恵(新垣結衣)が引っ張る救命がいいチームになってきたと語る。
医局では名取颯馬(有岡大貴)の父、将馬(山田明郷)が待っていた。父の目的とは?

三井環奈(りょう)は息子、優輔(歸山竜成)が最近「疲れた」という言葉を口にするようになったと夫、橘に報告。3年間、優輔の心臓移植を待ち続けてきたがもう限界と悟った橘は海外での移植を提案、三井も同様の考えだった。そんな時に移植ネットワークから連絡が入る。

そして翔北救命救急センターに消防からドクターヘリ要請が入る。千葉新都市地下鉄開通前の線路内にて崩落事故が発生、負傷者多数、子どもも含まれているという。
皆がそれぞれに今後の人生を左右するような決断を迫られる1時間を描く。

 

 

 

今回の出演キャスト

 

 

 

主人公:藍沢耕作/山下智久

救命救急でのフェロー経験の後、現在は翔陽大学附属北部病院の脳外科医として将来を嘱望される医師。さらなる高みを目指しオペをこなす。脳外科で世界屈指の症例数と医療水準を持つトロント大からレジデント(臨床医師として訓練を受ける職員)に一人だけ医師を受け入れたいという話が翔北病院に舞い込み、藍沢は候補の席を争っている。

白石恵/新垣結衣

救命救急フェローとして藍沢たちと共に現場で戦い、今や翔北救命救急センターでチームリーダーとして奮闘中。フェローたちは使いものにならないと救命センターの誰もが嘆く中、人材不足を解消するためには彼らを戦力にするしかないと必死に育てようと努力している。

緋山美帆子/戸田恵梨香

救命救急フェローとして様々な試練を乗り越えた後、翔北病院を離れる。現在は産科医として周産期医療に取り組んでいる。勝ち気な性格と熱い思いは年月が経った今も変わらず日々患者と向き合っている。

冴島はるか/比嘉愛未

恋人を失った過去と向き合い、乗り越えた現在もドクターヘリに乗り続けている。誰からも信頼され、目標とされるフライトナース。現在、ある秘密を抱えているが、誰にも言えないでいる。

藤川一男/浅利陽介

フェロー時代は落ちこぼれだったが、整形外科専門の救命医として救命救急センターを支える立場に。白石と共にフェローたちを育てるため日々奮闘している。冴島を温かく見守り続けている一面も。

名取颯馬/有岡大貴

名医として名高い名取総合病院の院長兼経営者の一人息子。医師としての技術は持っているにも関わらず、なぜか医療にかける情熱が感じられない。その理由とは一体何なのか。

灰谷俊平/成田凌

まじめで心優しいが、スキル的に劣っていることをコンプレックスに思っている。要領が悪く、肝心なときに腰が引けてしまうなど自己嫌悪に陥ることも。強くて頼りがいのある医師への遠い道のりをどう歩んでいくのか。

横峯あかり/新木優子

積極的で物おじしない行動力があるが、幼い頃に見た医療ドラマに憧れ医師を目指したという、若干夢見がちな一面もある。現場の厳しさに打ちのめされながらも持ち前の明るさと素直さでそれを乗り越えていく。

雪村双葉/馬場ふみか

プライドが高く向上心も強い。1日も早く周りから認められようと気負うばかりについ実力以上の物言いをしてしまうことも。その前のめりな姿勢がいい方に転べばと冴島は期待を寄せるが…。

新海広紀/安藤政信

藍沢耕作にとっての初のライバルとして立ちはだかる。脳外科医としての腕が確かなだけでなく、人心掌握術にもたけている脳外科のエース。トロント大へのレジデント候補という一つしかない席を藍沢と争っている。

橘啓輔/椎名桔平

フェローとして経験を積んでいた藍沢たちを指導、育成し、彼らの指針となった。一度は妻、三井環奈と離婚したが後に復縁。現在、息子のある問題に立ち向かっており、大きな試練を迎えている。

三井環奈/りょう

フライトドクターとしてフェローたちを見守り続けてきた。夫の橘啓輔と共に息子についてある厳しい局面に立たされている。

西条章/杉本哲太

優秀な脳外科医で、救命センターを強力にサポートしている。脳外科部長として、藍沢耕作、新海広紀らの成長を後押しする。

梶寿志/寺島進

ドクターヘリのパイロット。フェローたちの傷ついた心をさりげなく癒してくれる。

 

 

 

「コード・ブルー」第10話 9月11日(月)【最終話!】 のネタバレ

 

 

ー2次崩落発生の30分前ー

 

『人はよく人生の苦難を長いトンネルに例える。光の射す出口を目指し、暗闇の中を進んで行く様が人生と似ているからだろう。人はその道を進む為に様々な準備をする。ある者は灯りを持ち、ある者は地図を用意して進む。光の先にある答えを求めて。』 (冴島)

 

<A地点>蒔田中央駅から100m

藍沢(山下智久)と雪村(馬場ふみか)が骨盤骨折の男性の処置を行なう。

 

<C地点>蒔田中央駅から120m

藤川(浅利陽介)が左下肢不全断裂の男性の処置を行なう。

 

 

新海(安藤政信)もドクターヘリで現場に駆けつける。頭部外傷の患者は3人いる、と新海に伝える白石(新垣結衣)。赤タグのエリアの患者を新海にお願いする。

 

そして消防から白石は医療指揮を頼まれ、消防、医療関係者等に指示を出し、情報の整理をする。

 

 

<B地点>蒔田中央駅から110m

緋山(戸田恵梨香)と名取(有岡大貴)が頭蓋骨骨折で妊娠34週の妊婦の処置を行なう。

 

痙攣する妊婦。緋山(戸田恵梨香)は藍沢に助けを求めるが、藍沢は手が離せなくて向かえない。新海が代わりに向かう。妊婦の夫は早く助けて欲しい、と取り乱す。

 

藍沢は頭上から水滴が落ちてきているのに気付く。

 

緋山は妊婦の夫に、母体は助からない、脳に深刻なダメージを受けており、回復は不可能だ、と言う。

白石から新海に他の患者を診て欲しいと連絡が来て、新海は戻る。

 

救命では横峯(新木優子)が搬送してきた患者の処置を橘(椎名桔平)と灰谷(成田凌)で行なう。横峯は再び現場に戻る。

 

藤川が男性の処置を終え、見ると男の子が立ちすくんでいた。

 

藍沢は地下水の様なものが天井から滲み出してきている、と白石に報告する。建設業者に問い合わせて・・・と言いかけた時、突然天井が崩れだし、とっさに藍沢は雪村に覆い被さり庇う。

 

藤川の所も鈍い音とともに天井が崩れだし、藤川は男の子の所に走り、男の子を庇う。

 

駅構内でも大きな揺れと大きな音がし、人々の悲鳴が響き渡る。驚く白石と不安で固まる冴島(比嘉愛未)。

 

男の子は無事だった。藤川の携帯は壊れ、藤川は・・・下半身が落ちてきた大きな天井の下敷きになっていた。

 

『だが、人生は往往にして予想を裏切る。光の射す出口にきっと答えはある!そう信じて進んでいたはずが、そのトンネル自体が突然崩れたら?かすかな光さえ途絶え、俺たちは行き先を見失う。』 (藤川)

 

藍沢は土砂に埋まるが、土砂の下から起き上がる。雪村も無事だった。そして患者の処置を再開する。

 

何があったの?と聞く白石に藍沢は、天井が崩落したことを報告する。地下道は完全に塞がっている。

白石は一人一人の無事の確認を行なう。

緋山は通じた。名取も無事だが、崩落で完全に道が塞がれて身動きが取れない、と言う。

白石は藤川に連絡するが、応答はない。白石は冴島の様子を気にする。

藤川は泣いている男の子に、自分は大丈夫だ、この線路に沿って真っすぐ歩けば辻が谷という駅に着く、そこに行けば大人がいるから!と言う。そして恐いと嫌がり泣く男の子を励まし、自分のペンライトを渡す。

男の子の歩いて行く姿を確認すると藤川からは笑顔が消える。

 

白石に消防から崩落についての説明がある。たまっていた地下水は2回目の崩落で全部抜けた可能性が高い、被害はかなり大きく、死亡者も多数いそうだ、と言われる。辻が谷駅から救助を行なうことにし、白石は横峯と冴島を辻が谷駅に向かわす。情報を書き出したホワイトボードを見た冴島は、藤川が“不明”となっていることに不安を隠せない。白石は冴島に、大丈夫!藤川先生はきっと大丈夫よ!と言う。

 

救命にも藤川の安否が不明という情報が伝わる。橘と灰谷が診ている患者は血圧が上がらない為、検査を追加する。

 

緋山達が診ている妊婦は脈が触れなくなってきた。ここで帝王切開して子供を取り出そうと思う、と緋山は夫に話す。妊婦は自発呼吸もなく蘇生の可能性はない、このまま心臓が止まったら胎児もすぐに死んでしまう、このまま低酸素状態が続くと障害が残る可能性が高くなる、決断するなら今だ!と言う。夫は、子供はいいです、1人で育てるなんて無理だ!と言う。

 

藍沢と雪村は応急処置を終え、駅まで患者を運び出せた。そしてそのまま新海の診ている患者の処置を手伝う。

 

冴島と横峯が辻が谷駅につくと多くの患者で溢れていた。横峯は立ち尽くす男の子を見つけ声をかける。そしてその男の子が持っていたペンライトに気付き、見ると藤川の名前が刻印されていた。冴島は慌てて男の子に駆け寄り、これどうしたの?と聞く。先生がくれた、先生埋まってる、と男の子は泣きながら言う。目を見開き動揺する冴島。そして泣いている男の子を抱きしめる。

 

地下についた冴島は天井の下敷きになっている藤川を見て呆然とする。

 

白石に、藤川が生き埋めになっている、という連絡が入り、白石は動揺する。そして他の人に指揮を頼んで、現場に行く準備を始める。それを見た藍沢は現場の指揮者として責任を感じる白石を止め、お前はこれ以上被害を出さない為に情報を集約し、医療関係者、消防、警察に指示を出せ!この混乱だ、誰にでも出来ることじゃない!お前だから信じて任せられるんだ!指示を出すという形で俺たちを守ってくれ!と言う。そして、俺が行く!と藍沢は言い、現場に向かう。

 

妊婦の夫は、彼女がいたから子供もありかと思っただけで、障害だって残るかもしれない、俺1人でそんな・・・いつだって彼女が決めてきた、俺は何も決められない、と言う。

緋山は、この崩落事故でもう7人は亡くなっている、酷い事故です、でもお腹の中のお子さんは生き延びた、奇跡と言ってもいい、私達にはその命を救う方法がある、でもあなたの許可なく彼女の身体にメスを入れることは出来ない、あなたの許可がないと子供は死んでしまう!と言う。

名取は、多分あなたは今まで自分の人生に真面目に向き合ってこなかった、人生の困難な決断をしなければならない時、きっと誰かに背負わせてきた、そうすれば失敗も責任もない、奥さんは親になる重圧や恐怖をあなたの分まで背負って決めてきたはず、でももう奥さんはいない、子供の人生ではなくあなたの人生をあなた自身で決めてください!と言う。夫は妊婦に謝る。そして、子供助けてやってください!と言う。

 

藤川は自分の処置をする横峯に、あの山車の現場でオロオロしていたフェローとは思えないな、と言う。横峯は必死で処置を行ない、冴島も気を失いそうになる藤川に、何気を抜いてるの!諦めるなんて許さないから!!と目に涙を溜めながら言う。

そこに藍沢が到着する。藍沢、お前はホントかっこいいなぁ、と笑う藤川。

 

 

ICUで男性の検査結果を見る灰谷。特に異常は見つからない。その時急にVT(心室頻拍)になる。

 

横峯は藍沢の指示で救急隊員の処置を行なう。運び出す時、今は喋れているが胸を強打しているから意識レベルに注意をするように、おかしくなったらすぐ挿管だ!と藍沢から言われる。

藤川は最初に診た男性と男の子について聞く。男性はすでに搬送した、男の子も無事にお母さんと会えた、と聞き安心する。こんな事ならはるかの言うことを聞いておくべきだった、やっぱり冴島はるかはいつも正しい!すぐに整形外科に移るよ!と言う。レスキュー隊ががれきを少し動かすと、一気に血流が流れVTとなる。急いで除細動を行なう藍沢。

 

緋山は無事に女の子を取り上げる。そして20㎝ほどの隙間から赤ちゃんを救急隊員に手渡す。

 

横峯は意識を失わないように救急隊員と会話を続けるが、急に会話が途切れる。藍沢に指示を仰ぐと、開胸して出血点を探すように言われる。横峯は、ここで開けて出血点が見つからなかったら危ないからと、輸液を全開にして急いで運ぶことにする。

 

藤川の血圧が下がり焦る冴島。次にクラッシュシンドロームになったら蘇生出来るかわからない、と藍沢は言い、切開して処置を行なうが、2時間以内に病院に運んで右足の血流を回復させないと足を残せなくなる、と言う。

 

 

ずっと原因を探す灰谷は、患者の腹部の傷に気付く。

 

 

新海は、一通り頭部外傷の患者の処置を終えたから翔北に戻る、と白石に報告する。新海先生に怪我がなくて良かった、情けないです、指揮を執る人間が患者の命だけじゃなくスタッフの命も預かっているっていうことをわかっていたはずなのに・・・と言う。

 

 

横峯が運ぶ救急隊員は駅の近くまで来ていた。そのとき血圧が下がり急に意識を失う。横峯は挿管して開胸する。

 

 

灰谷はVTの患者が横紋筋融解だった、事故現場で感電したのではないか、と橘に話す。橘は、電撃傷か、よく気付いたな!お前もオペ室に入れ!と言い、すぐに手術をすることになる。

 

横峯は出血点が見つからない。頸動脈も触れなくなる。必死で呼びかけるが、自発呼吸もなくなる・・・。

 

 

藤川は1時間半以上救出を待っていた。あと救出まで20分〜30分かかると言われる。藍沢は、静脈を遮断して動脈を解放する、足に流れた血液を心臓に戻さずそのまま捨てる、もちろんリスクはあるし大量の血液が失われる、だが、一時的にでも足に血流が戻ればもう少し時間が稼げる、血が循環した所でもう一度遮断して出血を止める、理論上ではいけるはずだ!と言う。流れ出す血液を不安そうに見つめる冴島に藍沢は、大丈夫だ!ギリギリの所でもう一度遮断する!と言う。

 

白石は外の救急隊員に搬送状況を聞く。緑の患者は全員搬送先が決定している、後は翔北の医師だけだ、と言う。その時白石に、臨時へリポートに30代男性赤タグ患者が到着する、という連絡が入る。緋山も白石の所に来る。ストレッチャーで藤川を運んで来る藍沢と冴島。そしてドクターヘリで搬送する。

 

ー2日後ー

リハビリをする奏の所に新海が行く。久しぶり、全然来なかったね、私のこと避けてたでしょ!?と奏。何て言っていいかわからなかった、でも話をしなきゃと思って、と言う新海に奏は、話?言い訳でしょ?許してもらいにきたんでしょ?と言う。あの緊急手術があったから君は助かった、けれどあの夜俺が自分のキャリアや功名心を優先したのも本当だ、けどあいつは違う!あいつは自分のキャリアを失ってでも君を救おうとした!後遺症のことを曖昧にしたままオペに挑んだんだ、訴えられたら負ける、あいつはそれでも構わないと言った、もちろん君がどれだけピアノを愛しているかも理解していた、だから苦しんだ、それで最後に君に嘘をつくことを決めた、俺は許されなくていい、藍沢を許してやってくれ!と新海は言う。

 

 

HCU(高度治療室)で看護師に自慢げに男の子を助けた事を話す藤川。看護師に愛想を尽かされる。白石は藤川に、ごめんなさい、私が現場に残れって指示した、藤川先生を危険な目に遭わせた、と謝る。

安全確認は取れてたし、あんなの予測出来ないだろ!?それより、俺こそゴメン、やっぱり一般整形に移る!と言う。それを聞いていた冴島は複雑そう。

 

ドクターヘリを見つめる灰谷。白石から、電撃傷に気付いて患者を助けたんだって?すごいじゃん!と言われ、現場に行けないからずっと病院にいた、それだけです、と灰谷は言う。灰谷は、ドクターヘリで駆けつけてたくさんの人の役に立つ、そんな医者になりたくて僕はここに来ました、なれるんでしょうか?と言う。なれるよ!という白石に灰谷は、簡単に言わないでください!と言う。今回の崩落事故でも4つの病院から駆けつけた20人の医師と30人のナース、消防や救急隊員、100人以上の人達を指揮したって聞きました、白石先生のように出来る人間に出来ない人間の気持ちはわかりません!と灰谷は言う。白石は、出来る人間かぁ・・・本当にそうだったらいいんだけどね!私のせいで藤川先生は命を落としかけた、冴島さんは大切な人をまた失うところだった、と言う。そしてフェロー1年目のときの大きなミス、信頼する同僚に尊敬する指導医の腕を切り落とさせることになった事を話す。自分は弱い、医者をやめようと思った、でも皆がただ側にいてくれた、そのお陰で現場から、患者から逃げずに済んだ、あなたの側には同じように医師として悩む同僚達がいる、あなたに救われて感謝している患者さんもいる、そしてあなたの成長を楽しみにしている指導医の私がいる、あなたは1人じゃない!だからゆっくりでいいからあなたなりの歩き方で医者になって!きっと人の役に立つ医者になる!と言う。

 

レスキュー隊員が救助活動中に亡くなったというネットの記事を見つめ落ち込む横峯。雪村は、勤務中だ!と携帯を取り上げる。横峯は、もう少し早く開胸していたら助けられたかもしれない、でも恐くて早く駅まで運ぼうって、そうすれば他の医者が助けてくれるって・・・と言う。それを聞いていた藍沢は、相変わらずの思い上がりだ、あの患者は元々瘤があった、そこに今回の事故が重なった、早い段階で開胸したとしても助かる可能性はない、自分のせいで死んだなんて思い上がりもいいところだ、医者は所詮助かる命しか救えない、手の施し様のない患者を神のように救う事は出来ない、救える命を確実に救う、その為に日々学んでいる、それは俺も同じだ、と言う。

雪村は、頑張ろう!と横峯に言う。

 

冴島は男の子が返しにきたペンライトを藤川に渡す。元気だったと聞いて喜ぶ藤川。冴島は、私の為に選んでくれたのに今更ごめんなさい、でも本当に一般整形に移って外来をこなす日々を望んでる?と聞く。またあんな事故が起きたらどうするか、こんな酷い目に遭っても地獄みたいな現場にまた向かうのか、残念ながら俺は知っている、暗闇い道で恐くて泣いている子供の事や、冷たい線路のがれきの上で死にかけている人の事を・・・ずっと気になっていた事があるんだけど、はるかは何で俺を選んだの?と聞く。冴島は、悟史は私のずっと前を歩いていた人、時々振り返ってくれたけど自分のペースでどんどん行ってしまう人だった、あの時の私は必死で追いかけるのが楽しかった・・・あなたは一緒に歩いてくれる、私が元気な時は一緒に走ってくれて、疲れている時は一緒に腰を下ろして笑ってくれる、先に行く事が出来る時も待っててくれる、でも私の為に行きたくないところに行こうとしないで欲しい、私はあなたが選んだ道を一緒に歩きたい!本当に行きたい道を歩いて!と涙ながらに言う。藤川は冴島を抱き寄せる。

 

ピアノを弾く奏。藍沢が来る。下手でしょ?でも私絶対弾けるようになる!前と同じくらい、前よりもっと!と笑顔で言う。

 

名取のところに再び父親が来る。救命を離れる事になってからあんな事故が起こるなんて大変だったな、と言う父親に名取は、俺は翔北で救命医を続ける!ここでなら俺まともな医者になれる気がする、いや、まともな人間になれる気がする、俺はここで学びたい!と言う。お前に医者の自覚が出来て嬉しいよ、それで充分!ここに行かせた意味があった、あとはウチの病院に戻ってしっかり腕を磨け!と言い帰る。部屋の外で聞いていた緋山は父親を追いかけ、息子さんが優秀である事は私は知っている、知識や経験はまだまだ足りない、でも彼は自分の力でそれを乗り越えていける、彼からその機会を奪わないで欲しい!彼は頭が良くて手先が器用、人の痛みを理解する心も持っている、ちゃんと自分の道を歩き始めているからじっと待ってあげて欲しい、きっと私の指導は必要ない、あなたの指導も・・・と言う。

父親は、息子は指導医に恵まれたな、緋山先生、これからもよろしくお願いします、と頭を下げる。名取はふたりの会話を後ろで聞いていた。

そして緋山に一礼をして父親を追いかける。

 

側で聞いていた白石は緋山に、いいの?医局長?と言う。しまった!!今の感じだとまだあいつの指導しないといけないよね!?と言う緋山。白石は、周産期医療センターの竹内先生は名取先生のお父さんの後輩で・・・と言うと緋山は、仲良いんだ!!と頭を抱える。

 

優輔のところに行く橘。優輔は、車椅子から立ち上がり、少しずつ橘に歩み寄る。橘に見せたくて練習していたという。そして、お父さん、移植を受けさせてくれてありがとう!僕はお父さんを嫌いになったりしない!僕、生きる!!それで将来お父さんみたいな医者になる!と優輔は言う。いつの間にか大人になって、ずいぶんと背も伸びたじゃないか、と笑顔で言う橘。そして涙を流しながら、良かったな、良かった!と言う。

 

緋山は緒方に、周産期医療センターに名取・・・私を必要とする人が多くてホント困る!と言う。でも私は大丈夫、誰よりも欲張りで誰よりも努力が好きだから!徹夜続きで肌がボロボロになっても何日もお風呂に入れなくても全然平気!手がかかる彼氏がいるのもせいぜいその1つ、私はあなたがいるからって夢を失ったりしない!あなたがいるから夢に向かってもっと努力したいって思える、その体じゃ私を支えられないって思っているんだったらその分心で支えて!と緋山は言う。任せとけ!心は誰よりも丈夫だ!と緒方。緋山もは笑顔で、知ってる!と言う。

 

ドクターヘリを見つめる藍沢、白石が来て、トロント行きを決めてくれて良かった!と言う。藍沢は年明けには行くという。9年前ここに来た理由は難しい症例が集まるからだった、あの頃の俺は自分の為に医者をやってた、今は誰かの為に医者でありたいと思う、俺はそれをお前達から教わった、俺は出会いに恵まれた、お前との出会いも含めて・・・どうだ?黒田先生の救命は越えられそうか?と藍沢は聞く。多分無理ね!絶対無理!でも落ち込まない事にした、他の誰かみたいに仕事をしようと思ってもどうせ無理だから・・・灰谷先生が教えてくれた、こんな私でも出来る医者に見えるって、迷いながら9年ここでやってきたら後輩にそんな事言われた、それなりに役に立ててるっていう事だよね?と言う白石。もちろんだ!と藍沢は言う。私は私なりの救命を作っていくしかない、強いリーダーシップもない、すぐへこむ、いつも迷ってばかり、そんなリーダーが作る救命、それを精一杯やっていくしかないって、と白石は言う。そうか、なるべく早く見せてくれ!と藍沢は笑顔で言う。

 

慌ただしく仕事をする救命のメンバー達。フェローたちもしっかりと判断をし、指示を出す。

 

『明日は必ず来る!しかし、その明日に何が起こるかは誰もわからない。突然天井が落ち、道は塞がれ、愛する人を失うかもしれない。小さな私達になす術はない。』 (緋山)

 

白石、緋山、藍沢も処置を行なう。そこに足を引きずりながら藤川も来る。方針を巡りもめるフェロー達。やっぱり最悪なフェローたちね!と緋山。手がかかる!と言う藤川。冴島は、何を考えているかわからないし、と言い白石は、ちょっとした事ですぐにへこむ!と言う。俺たちと同じだな!と藍沢。

 

『先の見えない暗闇に1人佇み、時に心が折れそうになる。この先に光がなかったら・・・歩いた方向はまるで逆で、光から遠ざかる結果だったら・・・』 (白石)

 

『そんな時は思い出して欲しい。1人では辛い暗闇を共に歩ける仲間の存在を。求めるのは光そのものじゃない。光を一緒に探す事の出来る仲間だ。それさえあれば、歩き続ける事が出来る。ダメなら向きを変えてまた歩き出せばいい。仲間と共に・・・。』 (藍沢)

 

【END】

 

映画化決定!!2018年公開!

 

 

 

 

 

 

【管理人の感想】

 

 

先週の予告はフェイクで、まさかの藤川先生が下敷きになるという衝撃の幕開けでした。相変わらず藍沢先生はやる事言う事全てスマートでカッコイイ!藍沢先生が登場すると何とかなる!助かる!と言う安心感が半端ないです。藤川先生、冴島さんの為にも、助かって本当に良かった。

後半は今までのストーリーのまとめがすごくて・・・それはもうちょっと前にやって、崩落事故でラストを迎えて欲しかった、とちょっと個人的には思いましたが・・・(^^;)

緋山先生は緒方さんとうまくいき、藤川先生も冴島さんとこれからについてしっかり話し、名取先生はそのまま残れる事になり、灰谷先生も前向きになり、優輔君も元気に回復し、奏ちゃんもピアノを頑張る事になり、藍沢先生はトロントへ。詰め込みすぎて色々と忙しい印象で終わりました。

でも、総合的には毎回感動し、涙し、やっぱりコードブルーは最高!!何度見ても面白い!!映画化されるという事なので、公開されたら絶対見ます!!そしてドラマでもまた続編が出る事を期待したいです!

 

 

 

 

 【後からでも見れる動画メディア紹介】

 

 

http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4c23/4c23810010/

 

 

 

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