「コード・ブルー」第9話 9月11日(月)放送内容

 

 

 

【第8話のあらすじ】

 

藍沢耕作(山下智久)は天野奏(田鍋梨々花)のリハビリの様子を離れて見ていたがおはじきを裏返すことさえなかなかできない奏に声もかけられない。

その日、灰谷俊平(成田凌)が駅のホームから転落し負傷して以来はじめて救命の職場に復帰した。灰谷の事故は睡眠薬の効き過ぎでホームから落ちたという説明になっていたが、白石恵(新垣結衣)らは灰谷が自殺しようとしていたのではないかと疑っていた。そんな空気を灰谷に悟られまいと普段通りでいようとするのだが、白石や藤川一男(浅利陽介)もぎこちなくなってしまう。

そんな時、成田空港到着ロビーで男性が倒れたとドクターヘリ要請が入る。緋山美帆子(戸田恵梨香)名取颯馬(有岡大貴)雪村双葉(馬場ふみか)が現場に向かうと、男性はショック状態でエコノミー症候群が疑われるとのこと。名取がラインを取ろうと患者の腕に針を刺すとその刺激で患者が覚醒、突然暴れて腕を振り払った。そのせいで、名取は一度患者の体に入った針を緋山の指に刺してしまう。初療室に運び込むとその患者、堀内豪(天田暦)は吐血。エコノミー症候群ではなく何か別の要因があると考え橘啓輔(椎名桔平)は急遽スタッフたちにゴーグル、ガウン、マスクなどを着用するよう指示を出す。感染症研究センターにも連絡し堀内の検体を採取して送ることに。緋山は処置を続けるが顔色を失っていく。名取も気にしないではいられない。

密かに緋山は藍沢に、名取のことには触れずに患者のラインを取る際あやまって針が指に刺さったと告げ、自身の血液サンプルも感染症研究センターに送って欲しいと依頼する。そこへ堀内がICUで亡くなったと冴島はるか(比嘉愛未)が告げに来た。堀内はジャーナリストで西アフリカ各国を回っており、自然保護団体の取材のため動物との接触もあったという…。

 

 

 

今回の出演キャスト

 

 

 

主人公:藍沢耕作/山下智久

救命救急でのフェロー経験の後、現在は翔陽大学附属北部病院の脳外科医として将来を嘱望される医師。さらなる高みを目指しオペをこなす。脳外科で世界屈指の症例数と医療水準を持つトロント大からレジデント(臨床医師として訓練を受ける職員)に一人だけ医師を受け入れたいという話が翔北病院に舞い込み、藍沢は候補の席を争っている。

白石恵/新垣結衣

救命救急フェローとして藍沢たちと共に現場で戦い、今や翔北救命救急センターでチームリーダーとして奮闘中。フェローたちは使いものにならないと救命センターの誰もが嘆く中、人材不足を解消するためには彼らを戦力にするしかないと必死に育てようと努力している。

緋山美帆子/戸田恵梨香

救命救急フェローとして様々な試練を乗り越えた後、翔北病院を離れる。現在は産科医として周産期医療に取り組んでいる。勝ち気な性格と熱い思いは年月が経った今も変わらず日々患者と向き合っている。

冴島はるか/比嘉愛未

恋人を失った過去と向き合い、乗り越えた現在もドクターヘリに乗り続けている。誰からも信頼され、目標とされるフライトナース。現在、ある秘密を抱えているが、誰にも言えないでいる。

藤川一男/浅利陽介

フェロー時代は落ちこぼれだったが、整形外科専門の救命医として救命救急センターを支える立場に。白石と共にフェローたちを育てるため日々奮闘している。冴島を温かく見守り続けている一面も。

名取颯馬/有岡大貴

名医として名高い名取総合病院の院長兼経営者の一人息子。医師としての技術は持っているにも関わらず、なぜか医療にかける情熱が感じられない。その理由とは一体何なのか。

灰谷俊平/成田凌

まじめで心優しいが、スキル的に劣っていることをコンプレックスに思っている。要領が悪く、肝心なときに腰が引けてしまうなど自己嫌悪に陥ることも。強くて頼りがいのある医師への遠い道のりをどう歩んでいくのか。

横峯あかり/新木優子

積極的で物おじしない行動力があるが、幼い頃に見た医療ドラマに憧れ医師を目指したという、若干夢見がちな一面もある。現場の厳しさに打ちのめされながらも持ち前の明るさと素直さでそれを乗り越えていく。

雪村双葉/馬場ふみか

プライドが高く向上心も強い。1日も早く周りから認められようと気負うばかりについ実力以上の物言いをしてしまうことも。その前のめりな姿勢がいい方に転べばと冴島は期待を寄せるが…。

新海広紀/安藤政信

藍沢耕作にとっての初のライバルとして立ちはだかる。脳外科医としての腕が確かなだけでなく、人心掌握術にもたけている脳外科のエース。トロント大へのレジデント候補という一つしかない席を藍沢と争っている。

橘啓輔/椎名桔平

フェローとして経験を積んでいた藍沢たちを指導、育成し、彼らの指針となった。一度は妻、三井環奈と離婚したが後に復縁。現在、息子のある問題に立ち向かっており、大きな試練を迎えている。

三井環奈/りょう

フライトドクターとしてフェローたちを見守り続けてきた。夫の橘啓輔と共に息子についてある厳しい局面に立たされている。

西条章/杉本哲太

優秀な脳外科医で、救命センターを強力にサポートしている。脳外科部長として、藍沢耕作、新海広紀らの成長を後押しする。

梶寿志/寺島進

ドクターヘリのパイロット。フェローたちの傷ついた心をさりげなく癒してくれる。

 

 

 

「コード・ブルー」第9話 9月11日(月)放送 のネタバレ

 

 

緒方(丸山智己)と待ち合わせの電話を嬉しそうにする緋山(戸田恵梨香)。それを白石(新垣結衣)はこっそり覗いている。そして、声が違うー!緋山先生幸せそう!付き合ってるんでしょ緒方さんと!?という白石に緋山は、まだそんな・・・一緒に食事をしているだけ、と言う。

 

優輔は三井(りょう)に、天国ってある?僕は行ける?疲れた・・・ゴメンねお母さん、僕もう疲れたよ、と言う。三井が橘(椎名桔平)に相談すると、大丈夫だよ、今までだって弱音を吐くことくらいあっただろう、お前が聞いてくれてそれで優輔は落ち着くんだ、と橘は言う。疲れた、って言ったの初めてよね・・・という三井に橘は、わかってる、もう悠長なこと言っている時間はない、と言う。

 

初療室には3人の急患が運ばれてくる。一人は両角孝平(成田瑛基)、33歳の車椅子ラグビー選手でハーフタイムのウォーミングアップ中、車椅子ごと階段から落ちたという。さらに熱傷の患者、高所転落の患者の3人が運び込まれるが、藍沢耕作(山下智久)始め救命の皆が力を合わせ迅速な対応を行った結果、3人とも命を落とすことなくICUへ移動させられた。

 

ほっと一息をつく白石に橘は、数ヶ月前の緋山が戻って来た最初の日に、似た様な患者が3人運ばれて来たの覚えているか?3人のうち1人しか助けられなかった、でも、今日は3人全員救えた、白石のお陰だ、お前がみんなを引っ張っていってくれたから!いいチームになって来た!と言う。いえ、皆のお陰です!と白石。

 

『一秒でできることなんかたかが知れてる。でもそれを3600個積み重ねると一時間になる。一時間あると何が起きるか・・・。』 (白石)

 

待っている緒方の所に行く緋山。言わなきゃいけないことがある、と緒方は言う。その時緋山の携帯に電話がかかってくる。

 

名取(有岡大貴)が戻ると父親が来ていた。何の用?父さんが突然来るときは大抵ろくなことないから、と名取は言う。

 

機嫌良く病棟を見つめる藤川(浅利陽介)。ご機嫌ね!と言う冴島(比嘉愛未)に藤川は、充実感っていうか、朝から全員助けられたから!と言う。ホッとするよね、と冴島。しかし、不安そうに藤川を見つめる。

 

『一時間あると何が起きるか、その一時間は時に人生すら変える。』 (白石)

 

電話を切った緋山は緒方に、周産期医療センターで今度トップになる先生が私に戻ってこないかって、しかも医局長として、と言う。緒方は、良かったな!見てる人は見てるんだよ!!と言う。でも、緋山は素直に喜べず、複雑そうな表情。話あるんだよね?と緋山が聞くと、またにするよ!と緒方は言う。

 

名取は父親から、ウチの病院に戻れ!別に悪い話じゃない、大学病院は臨床を学ぶのには最適だが、病院経営までは教えてもらえない、お前現場ではそれなりに優秀なんだろ?だったら俺の手元に置いてウチの病院のことを教えた方がいい、と言われる。針刺しで騒ぎになったことを聞いたんでしょ!?これ以上名取颯馬という名前で不本意なことが起きるのが嫌だっていうことはわかってる、と言う名取に父親は、お前も相変わらず察しがいいな!と言う。

 

いつまでフライトドクターを続けるの?と冴島は藤川に聞く。なんだよ突然!という藤川に、今朝の灰谷(成田凌)先生見ててちょっと恐くなった、事故で傷ついて立ち直れてない、みんな何があってもおかしくない、今度有毒ガスを吸って意識不明になるのはあなたかもしれない!と不安そうに言う冴島。そして、ごめんなさい、忘れて!と言い、冴島は立ち去る。

 

灰谷は備品室で落ち込んでいた。備品室に入る横峯(新木優子)と雪村(馬場ふみか)。横峯先生の担当でしょ!今朝のフライトで藤川先生にヘッドセットのこと気付かれちゃったんだって、と雪村は言う。どっちが声を掛けるかで2人が揉めていると、ごめん!1人にしておいて欲しい、この先もフライトドクターを続けるかどうかちゃんと考えたいんだ!と灰谷は言う。

 

橘は三井に、貯金今いくらある?と聞く。優輔は本当に良く頑張っている、死の恐怖を突きつけられての3年だ、身体もそうだけど、これ以上心がもたない、と橘は言う。海外での移植?と三井。橘は頷く。私も同じ事を考えていた、と三井は言う。もう限界だ、と言う橘。その時、井上(滝藤賢一)が走ってくる。移植ネットワークから連絡があった、リストのトップは優輔君だ!と井上に言われ、橘と三井は目に涙を浮かべて喜ぶ。よく頑張ったな!という井上に、ありがとう!あいつがここまでもったのはお前のお陰だ!と橘は礼を言う。1時間以内に移植受け入れの返事をしなければいけない、優輔君に伝えてこい!と井上は言う。

 

『人生を左右する一時間。それはいつだって不意打ちで、私たちに衝撃を与える。』 (白石)

 

西条(杉本哲太)は藍沢に、トロント大にはお前を推薦することにした、嬉しくないのか?辞退するとか本気じゃないだろうな?と言う。

 

『そしてその一時間が必ずしも幸せを運んでくるとは限らない。』 (白石)

 

父さん、母さん、ゴメンね、心臓はいらない、移植は受けない、と言う優輔。橘は驚き三井と顔を見合わせ、どういうことだ?理由を教えて!移植を受けないと死ぬんだぞ!と言う。三井も、お願い!移植を受けて!と言う。優輔は、ごめん、僕は移植は受けない!と断る。

 

15時までに移植ネットワークに連絡しなければ心臓は待機リスト2位の患者の所に行く、確かに移植してからの人生は長い、移植がうまくいっても普通の子供よりはずっと過酷な人生が待っている、でもそれも生きていてこそだ!優輔君は強いし賢い、ただ大変だからという理由で両親との別れを選んだりするとは思えない、と井上は言う。あと50分ある!優輔君としっかり話せ!なんとしても移植手術を受けさせるんだ!と橘と三井は井上から言われる。

 

両角の頭のCT画像を見つめる藍沢。両角の所にチームメイトが来て、試合は勝ったと報告する。チームが勝てればそれでいい!と言う両角に、昔のお前からは考えられない!とチームメイトは言う。とにかく12月までには治せ!エース不在じゃ日本選手権は戦えない!と言われ、任せておけ!と両角は言う。

 

すごいですね!と言う白石に、もうエースというより歳だ!昔は自己中心的なプレーが多かったが、今はパスを出す面白さも覚えた、仲間の良さを引き出す楽しさも知った、今はチームでプレイするのが楽しい!俺はこれからなんですよ、早く治してください、と両角は言う。

 

再び優輔と話す橘と三井。理由を聞かせてくれ、と橘は言う。お父さん、僕は将来お医者さんになりたい、って前に将来の夢に書いた、僕お父さんが好きなんだ、僕が心臓の病気になってお父さんは変わった、僕と同じ歳くらいの子供が怪我したって聞くと詳しく調べたり、新聞の隅に乗っている子供の死亡記事を探したり、お父さんは他の子供が死ぬのを待つようになった、今回移植してもうまくいかなかったら?また次の移植を待つ?僕が死ねばお父さんは元のお父さんに戻れる、僕の大好きなお父さんに戻れる、僕は移植を受けない!と優輔は言う。それを聞き、目に涙を浮かべ、何も言えない橘。

 

スタッフステーションで藤川は、優輔君が移植受けられることになった、と藍沢と話す。良かったよね!と白石。今日はホントいい日だな、患者全員助かるし、ドナーも見つかるし!と藤川は言う。緋山は、私もちょっといいことあったの!周産期医療センターの新医局長として戻って欲しいって言われたの!どう思う?と白石に言う。白石は驚きちょっと考えた後、そっかぁ、おめでとう!緋山先生がやって来たことが認められたんだよ!私も嬉しい!と嬉しそうに言う。不安そうだった緋山もそれを聞きやっと心から安心し喜ぶ。

そして、良かったー!この日の為にフェロー鍛えておいて!と言うが、藤川から、何言ってるんだよ!お前が面倒見ていたのは名取くらいだろ!?あと2人の名前覚えていないだろ!?と言われる。覚えてる!灰谷と横田!という緋山に皆は顔を見合わせて笑う。とにかく、こっちはみんな成長してくれてるし大丈夫!という白石。緋山も、ありがとう!と言う。藍沢、お前はトロントか?と藤川に聞かれ、藍沢は白石の顔をチラッと見る。そして、俺は行かない!救命に残る!と言う。白石はちょっと複雑な表情。

 

藤川は患者の処置をしながら、トロント行き断るなんて藍沢らしくない、意外と救命のこと心配してくれてるのかも、と白石に話す。白石は、救命は今はちゃんと機能してるしフェローたちも育ってきている、と言うが藤川は、藍沢の目からしたらまだまだだろ、灰谷も本格復帰はしばらく無理そうだしな!と言う。

どうして?さっきの診療だってちゃんと出来てたでしょ!?と聞く白石に藤川は、今朝のフライトで灰谷が現場に無線連絡出来なかった、今でもヘリの事故は自分の無線が引き金になったと思っている、ヘッドセット付けて喋ろうとしたらガタガタ震えだした、復帰してからもずっと症状あったらしい、PTSDだろうな、と言う。気付かなかった、本人と話してくる、と言う白石に藤川は、はるかも俺に何かあったらって不安になってる、最近特に色々あったから・・・俺にフライトドクターやめて欲しいっぽいんだ、どこまで本気かわからないけど、と言う。自分が傷つくよりも大切な人が傷つく方が辛いのよ、と白石は言う。

 

灰谷と話す白石。精神科のカウンセリングも受けた、自分でも克服したいっていう気持ちはある、でも、いざ現場とやり取りしようとすると身体も口も動かなくなる、このままじゃまた取り返しのつかないことをしてしまうかもしれない、ヘリ担当から外してください!お願いします!と灰谷は頭を下げる。

 

藍沢は新海(安藤政信)と一緒に両角のレントゲン写真を見る。14年前の胸椎損傷の時に頭蓋骨も骨折している、という藍沢に、新海は、確かに小さな出血にも見えるな、だがこれだけで出血を疑うのは考え過ぎじゃないか?とは言ってもお前はもう俺の言うこと信じられないか、と自虐的に言う。そんなことはない、と藍沢。その時藍沢の携帯に両角急変の連絡が来る。

 

急いで駆けつける2人。もう出血しているかもしれない、出血がお前の読み通りなら止血は難しい、と新海は言う。そして白石も加わり両角の緊急手術が行なわれる。しかし、出血は止まらず、脳も腫れてきて、両角を助けることは出来なかった。

 

このケースはやりようがない、仕方がなかった、という新海。さっきまでトレーニングしてて次のパラリンピックも出るつもりだったのに、という白石。皮肉ですよね、障害を乗り越えてここまで来たのに14年前の事故の日から彼が今日死ぬことは決まっていた、と新海は言う。悔しい!と肩を落とす白石に藍沢は、必要以上に責任を感じることはない、医者ができることは限られている、と言う。その言葉、理解すべきはお前だろ!患者のことで必要以上に責任を感じているのは誰だ!?と新海は苛つきながら言い、帰って行く。

 

 

辛いのはわかる、だがお前まで迷ってどうする!約束の時間まであと10分だぞ!と橘は電話で井上から言われる。

 

時計を気にする橘はエレベーターで緋山と一緒になる。良かったですね!ドナー見つかって、これから転院搬送ですか?と言う緋山。しかし、橘が余裕のない表情をしているのに気付き、どうかしたんですか?と聞く。橘から事情を聞いた緋山は、そんなの真に受けてどうするんですか!?今すぐ移植承諾の連絡をすべきです!今回逃したらまたいつ臓器が見つかるかわからないんですよ!!と言う。わかってるよ!と橘は声を荒げる。そんなことは俺たちが一番良くわかってる、でもな、実際に移植を受けるのは優輔なんだ、移植後も厳しい治療がずーっと続く、人の命を貰ったという責任も重い、その上あいつがずっと後悔したまま生きていくと思うとあまりにも辛い、と橘は言う。何言ってるんですか!?親が子供を信じなくてどうするんですか!?私が患者の家族に訴えられた時、何て言ってくれたか覚えていますか?患者が恐くてどうしようもなかった私に言ってくれたんです!逃げるな!って、オペをしろ!って、あの時橘先生は私以上に私のことを信じてくれました、優輔君もいずれ橘先生の気持ちを必ず理解します!と緋山は訴える。

 

井上に連絡する橘。移植を受けるから移植ネットワークに連絡してくれ!俺がそう決めた!と話す。

 

お父さん待って!と言う優輔をドクターヘリに運ぶ橘。井上も優輔を乗せて飛んでいくヘリを見つめる。ヘリの中で橘を睨みつける優輔に橘は、よく聞いてくれ、お父さんは優輔があんな風に考えているなんて想像もしなかった、気付いてやれなくてゴメンな、それとお父さんのこと大好きだって言ってくれて嬉しかった、でもな、優輔が移植を受けてくれるのならお父さん嫌われたっていいんだ、優輔が好きだって言ってくれたのと同じくらいお父さんは優輔のことが大好きなんだ、だから嫌われたっていい!優輔が生きていてくれるならそれでいいんだ、お父さんは無理やり移植を受けさせる、だから優輔が気に止むことはない、誰かの心臓を貰ったお陰で生きてるとか自分を責める必要もない、お父さんが優輔に生きていて欲しいから移植するんだ!と言う。それを聞いた優輔は涙を流す。

 

書類を渡しに来た井上は緋山に、ひょっとして君かな?橘が言ってた、救命の若い奴に背中を押されたって!あいつ感謝してたよ!と言う。そして井上も、ありがとう!と緋山に礼を言い、戻っていく。

 

良かったですね!と言う名取。正しく評価してくれる人がいてくれたんですね!親父に聞きました、周産期医療センターの竹内先生は親父と仲がいい、緋山先生はちゃんと評価されるべき人だと思います!俺・・・親父の病院に戻ります、息子が針刺し事故で迷惑かけちゃったから・・・親父にとっては大したことなんです、ほんの些細なミスでも良くないことで名取の名前が出るのは許せない・・・いいんです!緋山先生がいないならここに未練はないです!と名取は言う。周産期医療センター行くんですよね? と聞く名取に緋山は、行く!医者続けなさいよ、あんたは自分が思っているより医者に向いてる!と言う。

 

緋山は緒方を呼び出す。沈んだ顔をしている緋山に緒方は、何かあった?と聞く。緋山は、名取がさ・・・と言いかけるがやめる。そして周産期医療センターの近くのリハビリ病院を探したと言って緒方に候補を伝える。どっちにも行けないな、という緒方に緋山は、そうだよね、まだちゃんと付き合ってもいないのに・・・ごめん先走った、と笑う。そうじゃないよ、俺この一週間緋山先生と飯食ったり色々話したりすげー楽しかった、先のことも考えられるようになったし、でもさ、近い将来同じ事になるってふと思った、俺は馬鹿なことをして店を大きくするっていうかみさんの夢を奪った、好きな女の夢を二度も奪いたくない、障害がある俺と一緒にいたら夢を追うどころじゃなくなる!と緒方は言う。何カッコつけてるの!?と言って笑う緋山。緋山先生は根っからの医者だろ!?24時間患者のことを考えている自分が好きだろ!?わかるんだよ、俺も料理馬鹿だったから、いずれ緋山先生は俺と一緒にいる時間が楽しくなくなる、もったいないって思うようになる、と言う緒方に緋山は、何でそんな事言うの!私がどう思うかなんてわからないでしょ!?と言う。緒方は、わからない、けどもしそうなったら俺が耐えられないんだ、もう会うのはよそう、と言う。

 

奏さんのことで責任を感じるのはわかる、でもそれでトロントに行かないのは違うと思う、と白石は藍沢に言う。彼女は今、一日のほとんどをリハビリに費やしてる、ただ普通の生活を送る為だけのリハビリだ、もう一度夢を追いかける為のリハビリじゃない、このまま俺だけが夢を追うわけにはいかない、それにお前は大丈夫なのか!?冴島のことも藤川から聞いた、緋山もいなくなるし、藤川も家族のことを考えたらこの先救命にいるかどうかわからない、自分の心配をしろ!と藍沢は言う。同情で残られても嫌!今あなたのキャリアを奪ったら私藍沢先生に何も言えなくなる!それって近くにいても遠くなる、そんな関係は嫌!藍沢先生ってそんなだった?9年前のあなたは違った、誰よりもいい医者になる、その為なら周りとの摩擦も厭わない、そこに私たちは憧れた!何かのせいにして楽な道を選んだりしないで欲しい!藍沢先生がいなくたって私たちはちゃんとやれる、あなたがいない分強くなろうとする、きっと奏さんだってそう、あなたはトロントに行くべきだと思う!と白石は言い、藍沢は何も言わずに戻っていく。

 

『数ヶ月前はこのチームでやっていけるのかと悩んだ。今はこのチームでやっていきたいと強く思う。だけど、ほんの一時間ですべてが変わってしまった。私の大好きなチームは、あの一時間でバラバラになってしまった・・・。』 (白石)

 

 

地下鉄開通前の線路内で崩落事故が発生、子供を含む負傷者多数!というドクターヘリ要請が来る。

 

橘と灰谷を残し、他の皆はピストンで現場に向かうことになる。最初に行ったのは藍沢、藤川、冴島。駅構内にいる負傷者の多さに驚く。下の線路内に重傷者がいると言われ、藍沢は向かう。藤川が事情を聞くと、地下鉄開通を記念して一般の人が線路内を歩いて見学するというトンネルウォークが開催されていて、参加者は300人もいたという。白石、緋山、名取も現場に向かう。自分もすぐに下に行く!と言う藤川に冴島は、行かなくていい!あなたは勇敢な医者になんかならないで!危ない現場は他の先生に任せればいい、と言う。藤川は、何言ってるんだよ、はるからしくないこと言うなよ、と言うが冴島は、大切な人を失うのは二度で充分、と言う。藤川は処置を続ける冴島の手を取り、行かないわけにいかない!俺はフライトドクターだから!と笑顔で言い、地下に降りて行く。

 

地下の患者はがれきの下敷きになっている人が多く、死亡者も多かった。白石達も現場に着き、白石は指示を出す為に構内に残り、緋山と名取は妊婦の患者を診る為に地下に降りていく。

重症患者の処置をする藍沢は上から水が滴り落ちていることに気付く。

構内で情報を整理して指示を出している白石に藍沢は、天井から地下水か何かが滲みだした、と報告をする。建設業者に問い合わせて・・・と藍沢が言う途中で大きな音がして大きな揺れが起こり、藍沢との連絡が途絶える。藤川のことを心配して固まる冴島。

 

 

『私の大好きなチームは、・・・バラバラになってしまった・・・。』 (白石)

 

 

 

 

 

《次回に続く》

 

 

 

【エンディング後の次回予告】

 

 

〜最終回〜

「藍沢先生!?」(白石)

走りより子供を庇う藤川

土砂に埋まり頭から血を流して横たわる藍沢。

今、消えかけている命の炎

絶望的な状況でー

彼を救う術は、あるか。

 

 

 

【管理人の感想】

 

 

今回は色々な話が同時に進みました。まずは優輔君の移植の件。1時間という限られた返答期間、そして二度とないチャンス、優輔君の言葉を聞いた橘先生は苦悩しました。橘先生の態度は親なら当然だと思います。どんなことをしても子供を助けたい!嫌な思いは全部自分が引き受ける!そんな気持ちが伝わって来て、ヘリの中での言葉には感動しました。

緋山先生にも今回は色々とありました。以前から戻りたがっていた周産期医療センターに戻って来て欲しいと言われ、迷っている橘先生の背中を押し、名取先生を励まし、自分は緒方に別れを告げられる・・・見ているこっちが忙しくなります(^^;)

名取先生は本当に緋山先生が好きなんですね!ちょっとひねくれてるけど可愛いな、と思ってしまいました。

そして白石先生がまとめあげてやっとチームとしてしっかりまとまって来た救命救急が皆バラバラになりそうです。もちろん一人一人が考え、それぞれの進路に進むのは望ましいことですが、ちょっと淋しいです・・・。

と思っていたら衝撃のラストシーン!!まさか藍沢先生が!?死ぬことはない!!とは思いますが、大丈夫なのでしょうか!?安全確認はされているとはいえ、現場では思いがけないことが起こる・・・。冴島さんが心配していた通り、危険と隣り合わせの仕事なんだな、と改めて思いました。

とうとう来週が最終回。まだまだ終わって欲しくない!!もっと見ていたい!!というのが本音ですが、早く続きが気になります!!早くもコードブルーロスになりそうですが、来週を楽しみにしたいです。

 

 

 

 

 【後からでも見れる動画メディア紹介】

 

 

http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4c23/4c23810009/

 

 

 

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