「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」第3話(11月6日放送) 次から次へと起こる問題、その時智子は…

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【第2話のあらすじ】

晴れて、あおば市議会議員となった佐藤智子(篠原涼子)は初登庁。途中で会った藤堂誠(高橋一生)と新人議員用に用意された研修室に行くと、中から怒鳴り声が聞こえる。河原田晶子市長(余貴美子)が創設した新人議員研修室にベテラン市議、前田康(大澄賢也)が文句を言っているのだ。前田は市議会で多数を占める犬崎和久(古田新太)派で、怒鳴られているのは市長の秘書、望月守(細田善彦)。研修室は市長が新人議員を囲い込もうとする手段ではと憤る前田に望月は否定している。何もかも初めての智子は理由がわからない。
しばらくして始まった本会議に智子が向かうと居眠りをしている前田を議場に発見。智子は手元の資料を丸めて前田の頭を叩いて起きるようにと一喝する。この行動に傍聴席が湧いた。

議会が終わって智子が研修室に戻ると、小出未亜(前田敦子)、岡本遼(千葉雄大)、園田龍太郎(斎藤司)が何やら話している。3人は智子を見つけると口々に議会で前田を叩いたことを非難し始めた。犬崎派の幹部の前田に何をしてしまったんだと…。寝ていた議員を起こすのは良いことだと反論する智子だが、犬崎派議員の控え室に呼び出されてしまう。
智子を迎えた犬崎は、次の議会で前田に謝罪して自分の会派に入れと告げる。答えを保留する智子に、犬崎は入りたい委員会も考えておけと伝えた。犬崎に目をつけられた智子は…。

 

 

「民衆の敵」第3話 ブログ管理人の感想

今回は議会ではなく市民相談から発展したお話でした。誘拐事件を通してシングルマザーの問題、介護の問題、地域のセーフティーネットなど色々な問題が露呈してきます。智子が冤罪の意味も知らなかった事には驚きましたが、持ち前の素直さと正義感で真っすぐにこの問題と向き合いました。確かに、今は子供に声をかけるのも躊躇われる時代ですよね。そして地域のネットワークも希薄になって来て、あまり周りに助けを求められない状況です。児童相談所への通報を恐れ事実を隠そうとした親子の必死さもよく伝わって来ました。シングルマザー全部がそうではないとは思いますが、子供に手をかけてあげたくても毎日の生活費を稼ぐのが必死な状態、身体を壊したらもう生活出来ない様なギリギリの状態で生活している家庭も多いのではないでしょうか。もっと国や地域の救済措置があれば良いのに、と思ってしまいます。今回このような問題が提起されましたが、解決には至りませんでした。「真実が必ずしも人を幸せにするとは限らない」と言う和美の言葉は重いですね。これから智子が改革をして、不安、悩み、苦しみ、辛さを抱えている人達が幸せになれる様な、安心して暮らせる様な社会を作ってくれることを願います。

さて、次週も智子は市民の幸せを考え奮闘する様です。1人で出来ることには限界があります。周りを巻き込んで周りの力を借りながらどんなことをするのか、次週も楽しみです。

 

「民衆の敵」第3話 放送内容の振り返り

ランドセルを背負いボロボロのぬいぐるみを手に夜の町を歩く少女。そしてコンビニに入る。同じくコンビニに来た若い男は少女を見て不審に思い時計を確認すると23時を過ぎていた。少女はお菓子をそっとぬいぐるみにしのばせるが、それを見ていた若い男と目が合い、お菓子を元に戻してコンビニを出る。男はそのお菓子を買ってコンビニを出て、少女に声をかける。これあげる!と男が言うと少女は後ずさりし、ぬいぐるみを落とす。

 

朝食を食べながら資料を読む智子(篠原涼子)。

 

そして希望通り所属した教育こども委員会に出席するが皆が言っていることの意味が分からず話について行けない。

 

市民からの相談・・・

 

新人議員研修室に戻った智子は未亜(前田敦子)から市民の相談を押し付けられる。話を聞いてあげれば本人の気がすむと思うから、と言われ軽い気持ちで相談者の富子(梅沢昌代)と会う。お願い、一君を助けて!誘拐なんてするわけないの!冤罪なの!と富子は言う。“冤罪”の意味が分からない智子・・・

 

そして智子は和美(石田ゆり子)に会い、その事件についての調査を頼む。和美が警察官に聞いた話を聞く。

—警察官の話—

不審な男が小学生の女の子と手を繋いで歩いていたと通報があった。すぐに聞き込みを開始し女の子を特定した。その女の子は小川かのん(白鳥玉季)という名前で家を訪ねると母親の裕子(安藤玉恵)からもうすぐ帰ると思う、と言われた。今時子供に携帯を持たせてなかった。家にも電話がないし母親の携帯は料金未払いで止められているし、こっちから探そうにも、もしも犯人が連絡をして来ようと思っても連絡を取る手段がない。金銭目的ではないと思ったので目撃された男の似顔絵を持って似ている特徴の男を捜して付近の家をしらみつぶしに当たった。すると特徴が似ている今井一馬(渋谷謙人)の家の玄関に女の子の靴があって中に入ると女の子がいた。そして一馬は逮捕される。駆けつけた母親の裕子を一馬はチラッと見て、そのままパトカーに乗って行った。

 

それって本当に冤罪なの?と聞く智子に和美は、本人も誘拐した事を認めている、それに現に女の子が部屋にいたからね、と言う。どうしよう、私富子さんに「一馬君の冤罪晴らしてみせます!」って言っちゃった、と言う智子。富子は今老人ホームで暮らしているが、それまでは一馬の隣人だった。本当に冤罪の可能性ある?と智子は聞くと和美は、私なりに取材してみる、と言う。

 

新人議員研修室で智子は藤堂(高橋一生)に富子の話と和美から聞いた話をする。私は一馬君は絶対にやってないと思う、と決めつける智子に藤堂は、何の確証があって言っているのか!?と聞く。良い人だし、悪い事する様な人じゃない、と言う智子に藤堂は、良い人が悪い事をするから世の中複雑なんだ、と言う。智子は、あのおばちゃんは冤罪だって信じてるんだよ!と言うが、出来ない事を出来ないと言ってあげるのも正義だと思う、と藤堂は言う。睨みつける智子に藤堂は、弁護士紹介しようか、と言う。出たよ、金持ちはいつもこうだ、もう頼まないから!と智子は言う。

 

家でその誘拐事件について携帯で調べる藤堂。そこにデリヘル嬢の莉子(今田美桜)が来る。莉子は「わたなべさんいつもありがとう」と書いた手作りケーキを持って来ていた。暇でテレビを見ていたらセレブのお嬢様が作っていたから自分も挑戦?冒険?してみた、自分っぽくない事をするのって楽しかった、と莉子は嬉しそうに話す。お皿もフォークもなく藤堂は手でケーキを食べ、美味しい!と藤堂は笑う。莉子はそんな藤堂を見て、渡辺さんのその笑った顔好き!と言う。

 

智子が動き出す。そして藤堂も・・・

 

廊下で会った犬崎に道を聞く智子。犬崎(古田新太)は一瞬驚くが、若宮(若旦那)に、車を出してあげなさい、自由に使っていいから!と言う。そこに藤堂が来て、僕も行きますから大丈夫です、と言い断る。

 

昨日と言ってる事が違うんだけど!と言う智子に藤堂は、自分を裏切ってみたくなる事ってありません?手伝いますよ!と言う。何かあったな、彼女が出来たな!と言う智子。

 

智子と藤堂は富子と一緒に一馬の家を訪れ、一馬の家を勝手に動画に撮っていた男に智子は注意をする。こんな卑劣な犯罪どう思っているんですか?家族として責任ありますよね!?と言う男に智子は、人の責任あれこれ言えるほど偉いの?そんな事言うんだったらカメラの後ろに隠れるのをやめなさい!撮ってないで帰れ!と言う。男は“人権蹂躙”だ!と言うが、人権蹂躙!?なんだそれ!?と智子は追い返す。

 

昔はご近所さん同士行ったり来たりしていた、と富子は隠し場所から鍵を取り一馬の家に入る。藤堂も戸惑いながら後に続く。この部屋を見てもらえれば一馬君のことがわかってもらえると思って、と言う富子。どなたか介護されていたんですか?と聞く藤堂に富子は、東京のいい会社に就職したのにお母さんの介護の為に会社を辞めて戻って来てくれた、かわいそうに一君のお母さんは認知症になり一時も目が離せなくなった、それでも愚痴1つこぼさないでお母さんの事を大事にしていた、そんな優しい子が人様を傷つけるわけない!と言う。智子はゲーム機があるのを見つける。

 

家でぬいぐるみをじっと見つめるかのん。あんたのせいで夜の仕事行けなくなったじゃない!どうするのよ!とぼやく裕子。ごめんなさい、ごめんなさいとかのんは泣きながら言う。大丈夫、お母さん何とかするから、ごめんね、と裕子も言う。

 

そこに智子が訪ねてきて、かのんちゃんとお話がしたい、と言う。警察にも話しているし、かのんもショックを受けているから放っといてほしい、と裕子は断る。少しだけでいい、話をしてくれるまでここで待ってる、とドアの前に智子は座り込む。本気ですか?と言う藤堂に智子は、本気に決まってる、だって本当の事知っちゃったんだもん、と言う。その時藤堂の携帯が鳴り、画面を見た藤堂は笑う。だとしても相手は被害者で子供です、今日のところは退散しましょう、これ以上印象の悪化は避けた方がいい、と藤堂は言い、智子に携帯を見せる。そこには「暴力、人権蹂躙、あおば市のモンスター市議佐藤智子!」というタイトルで一馬の家にいた男をなじる智子の動画がネットにアップされていた。

 

智子の動画に批判続出!そして誘拐を否定しない一馬。その真意は・・・!?

 

家でその動画を和美と公平(田中圭)も見る。「人権蹂躙」「なんだそれ!?」っていうのは問題だよね!と言う和美。だって本当に意味が分からなかったんだもん・・・と智子は言う。でも、知らない人が見たら智ちゃん人権なんてどうでも良いと思ってるって思う、と公平は言う。(人権蹂躙とは)人としての権利を踏みにじること、主に強い立場の人が弱い立場の人にするケースが多い、と和美は智子に意味を説明する。

 

前田(大澄賢也)は犬崎に智子の動画を見せ、軽くお灸をすえてやった方がいい、政治家としての正しい立ち振る舞いを教えてやります!と言うが犬崎は無反応。

 

智子と藤堂は一馬に面会に行く。一馬君やってないんだよね!?と智子は言うが一馬は、誘拐したのは申し訳なく思っている、罪は償うから安心してくださいと伝えてください、と言いそのまま戻ろうとする。ちょっと待って!誘拐してないよね!?本当の事言おう!!ゲーム歴30年は伊達じゃないんだよ!ゲームログを見ちゃった!逮捕されるまでの1ヶ月の間、かのんちゃんと毎晩ゲームしてたんでしょ!?と言う。余計な事しないでください!僕が誘拐したんです!!と一馬は頑に否定して戻って行く。誘拐じゃなかったとして何が問題なのかな?何で犯人だと言い張るんだろ?誘拐じゃないと困る人がいるから?だとしたら困る人って誰なんだろ?と言う藤堂。やっぱりかのんちゃんに聞くしかない!と智子は言う。

 

その頃、前田はかのんの家を訪ねていた。

 

学校の正門で下校する生徒の中からかのんを探す智子。声を掛けるが皆に警戒される。そして教師が現れ、保護者でないなら子供に声をかけるのをやめて欲しい、と言う。さっきから声をかけているが子供達が全然挨拶をしない、と言う智子に教師は、知らない人には挨拶をしない様にと教えている、と言う。驚く智子。おかしいでしょ!?挨拶は基本でしょ!?と言う智子に教師は、不審者がいて子供は良い人か悪い人か見分けがつかない、そんな時代じゃないんです!じゃそういう世の中にしてくださいよ、と言う。まだ納得がいかない智子。

そこに母親達を引き連れて前田が現れる。その中にはかのんの母親裕子もいた。

世の中には2種類の人間しかいない、不審者と不審者でない人間、と言い前田は智子に智子の動画を見せる。佐藤先生、一市議会議員としてのあなたはこの親御さん達の不安にどう答えるんだ?と前田。犯罪者を庇うってどういう事!?子供の安全と犯罪者の人権とどっちが大切なの!?と母親達から智子は批判を受ける。反論しようとする智子を前田は押しのけ、大切なお子さんが連絡もつかないと生きた心地がしませんよね!私にも子供がいるがこちらのお母さんが体験された不安と恐怖、想像するだけで身体が震えます、今の世の中どこで誰が何を企んでいるかわかったもんじゃない!!私、市議会議員の前田は・・・と前田は母親達に熱弁をふるう。藤堂は反論しようとする智子を連れて無理やり引き下がる。裕子はそんな智子を見つめる。

 

政治に利用されちゃいましたね、有権者の不安や不満を受け止め、それを解消出来るのは自分だけだとアピールされた、と言う藤堂。今回は多少個人的な恨みも含んでいるでしょう、男の嫉妬はしつこいですから、と。

 

裕子は通学路で旗を持ち、とぼとぼと帰るかのんを見つめる。

 

かのん親子が抱えていることとは・・・!?

 

かのんの家族について調べる和美。かのんの父親は借金300万円を残して蒸発していて裕子が保証人となっていた。見えて来たのはシングルマザーの悲惨な現実。裕子は昼と夜のパートをいくつも掛け持ち、毎日平均14時間も働いていた。

 

和美は元キャリアウーマンのママ友から呼び出される。そして梅川たかこを紹介される。たかこはすぐそこのコンビニを経営していて、かのんの事を知っていると言う。

—たかこの話—

「ちっちゃい子が万引きしたって深夜勤務の子から連絡が来て、行ってみたら万引きというか、よっぽどお腹がすいていたんじゃない!?お金もないのに店で食べちゃって・・・。次の日お母さんが謝りに来て、見てて気の毒だった。警察沙汰になんかしなければ良かったんだけど、名前聞いても言わないし、真夜中でしょ!?1人で帰すわけにいかないじゃない。仕方なく・・・。」

 

かのんちゃん情報をママ友達に集めたら、夜中にかのんちゃんが出歩いているのを見たって言う人達がいっぱいいる、と友人は言う。あの人生活費稼ぐので手一杯で子供にまで手が回らない感じだった、とたかこも言う。

 

和美からそれらのことを聞いた智子は、なんか変!おかしくない?ウチも母子家庭で一晩くらい母親帰って来ない事があっても誰も通報しなかったよ!それどころか晩ご飯に呼んでくれたり、お菓子くれたり、面倒見てくれた、と言う。地域のセーフティネットが機能していた最後の方かもしれませんね!つまり、貧困家庭が問題になっているけど今に始まった話じゃない、景気が良かろうが悪かろうが貧しい家庭はあった、昔はそういう子供達を近所の人達が世話をしてきた、そのご近所さんがコミュニティと呼ばれ始めた頃から子供に声をかけるのが躊躇われる様になった、地域のセーフティネットが失われるという事はそういう事だ、と藤堂は言う。GPSで監視されたり、過保護なくらい守られている子供達がいる中で、孤独と空腹のまま町をさまよっている子供達も確かにいる、そういった子供に声をかければ不審者だと言われる、だから孤独な子供達は誰からの助けも得られないまま更なる闇へ落ちて行く、と言う藤堂。智子も納得する。そっか!今回の事もそういう事か!と言い智子はため息をつく。藤堂も、繋がりました!誘拐じゃないと困る人がわかりました!12歳未満の万引きは警察に補導された後児童相談所に通告されます、その後児相は子供の非行の原因を調査して保護者に何らかの注意を与える、つまりかのんちゃんの場合は、万引きで既にイエローカードが一枚出ていた、これがもし誘拐じゃなかったとしたら近所の若い男に娘を預けた無責任な母親ということになり、今度こそレッドカード!児童相談所はかのんちゃんを強制的に施設に保護する事もあり得る、と智子に説明する。一馬君はかのんちゃん守る為に知ってて嘘をついたんだ、と智子。冤罪を晴らす為にはあの親子に真実を話してもらう必要があります、と藤堂は言う。

 

手を繋いで家に帰るかのん親子。智子と藤堂が家の前で待っていた。

じゃ、どうすれば良いんですか?私の替わりに夫が作った借金返してくれますか!?私だって朝から晩まで働いているんです、必死で生きているんです!好きでこの子を1人にしているんじゃないんです!!と裕子は言う。

わかります、私もかのんちゃんと似た様なものだったので・・・ウチの親はあなたよりも全然、子供の事を気にかけてくれる様な人じゃなかった、でもこの人だって必死で生きているってわかった、でもだからって無実の人に罪をかぶせちゃっていいんですか?これからの大切な一生を、かのんちゃんに嘘をつかせちゃっていいんですか!?と智子は言う。そしてかのんに、かのんちゃんはあのお兄ちゃんと本当は仲良しだったんだよね!?と智子は聞く。私のせいでお兄ちゃんは悪い人になっちゃった、と新しいぬいぐるみを見ながらかのんは言う。本当の事を話して頂けませんか?と言う智子。児童相談所には僕が掛け合います!と藤堂も言う。そして裕子もかのんも涙を流す。

 

【回想】

新しいぬいぐるみを手に一馬の家を訪ねる裕子。あなたがウチの娘に下さったんですか?いくらですか?と財布を手にする裕子に一馬は、いいです、と言ってドアを閉める。困るんです!こんな事児童相談所に見つかったら・・・と言う裕子に一馬は、俺かのんちゃんなんていう子知りませんから!事情聞きました、今度何かあったら施設に入れられるって、すいません、でも1人はかわいそうで・・・と言う。ありがとうございます、かのんに良くしてくれて・・・ありがとうございます、と裕子は何度もお礼を言う。

 

 

本当にすみませんでした、と言う裕子。本当の事話してくれてありがとうございます、と智子も言う。私、皆が幸せになれる様に頑張るからね!と智子はかのんにも言う。

 

そして一馬は釈放される・・・しかし・・・

 

千葉拘置所から一馬は釈放される。笑顔で迎える富子と智子。大変だったね、あの先生がね、力になってくれたんだよ、と富子は言う。一馬は智子のところに行くと、余計な事して!!と言う。助けてもらったらありがとうでしょ!!と言う智子に一馬は、嬉しいですよね、ありがとうって・・・(裕子の言葉を思い出す)・・・俺拘置所で幸せだったんですよ、ここにいる事があの親子のためになってるんだって、あんたのした事って誰も幸せにしていないんですよ!と言う。

 

家に帰りビールを飲む智子。真実が必ずしも人を幸せにするとは限らない、と和美は言う。私が納得出来ないのは、今回の件で誰1人悪い人はいない、みんなかのんちゃんの事を助けてあげたかっただけなのになんでこんな風になっちゃうんだろう、と智子は言う。和美は、かのんちゃんママももうちょっと早く智子さんに出会えてたら、助けを求める事が出来たのに、かのんちゃんママは本当にかのんちゃんの事を大事に思っている、でもこの子を幸せにしてあげたいと思えば思うほど追い詰められて空回りして自己嫌悪に陥って・・・そういう時に助けてー!と言える人が近くにいるかどうかが大事な事だ、と言う。それがセーフティネットか、と智子。私にはセーフティーネットが出来たという事で、本当にありがとうございます!と和美は智子と公平にお礼を言う。智子達も、駿平にステーキを食べさせられるのも和美さん達のお陰だ、とお礼を言う。駿平も和美の娘のあかねに、いつも遊んでくれてありがとう!とお礼を言う。ありがとうか、と智子は呟く。

 

“ありがとう”!目の前の人から幸せに・・・!!

 

夜、智子はお願いがある、とかのんの家を訪ねる。

そして、一馬の家に行き、縁側に座り、肩揉んで!と言う。仕方なく揉む一馬。ありがとう、と言う智子に一馬は、白々しい、嬉しくない!と言う。じゃこれは?と智子はかのん親子の動画を見せる。「お兄ちゃん、元気?かのんは元気だよ!ゲーム楽しかったー!ありがと!チョコもおいしかった!」とかのんは言う。裕子も「本当にありがとうございました。」と頭を下げる。「じゃーね!元気でね!また会おうね!」と笑顔で手を振るかのんと裕子。

一馬は何度もその動画を見る。ありがとう、本当に本当のありがとうだよ、最初は一馬君の事助けなきゃっていうそれだけだったんだけど、色々調べているうちにシングルマザーの問題とか介護の問題とか子供の挨拶とか、それって世の中も問題なんじゃないかって・・・と言う智子。だったら世の中変えてくださいよ!という一馬に智子は、そうそれ!!政治の仕事ってよくわからなかったんだけど、まずは目の前にいる人なんだよ!目の前にいる人を1人ずつ幸せにすれば世の中変えられるんじゃないかな、って・・・教えてくれてありがとう、と言う。という事で、まずは一馬君の事を絶対に幸せにします!!と宣言して智子は帰る。笑顔を見せる一馬。

 

家を出ようとするとまた若い男が一馬の家を動画で撮っていた。智子は追い返そうとするが思い直し、ついでに自分を撮る様に言い、その画面に向かって話しかける。

「1人じゃどうしようもない事を何とかするのが政治家、佐藤智子。まずは、目の前の人から幸せに、そして世の中ぜーんぶ幸せにしてみせます!」

 

智子は家に帰ると早速パソコンを開く。そして、私今日良い事しちゃったんだよね!と公平と一緒にパソコンを見る。しかしネットに載っていたのは改めて撮らせた方の動画ではなく智子が男を追い返している時の動画だった。

 

若宮も犬崎にその動画を見せる。そこには「でもなんかやってくれそうだな、こやつ」「言ってることは間違っていない」「おもしれー佐藤議員」「こういうバカ正直が求められてるんじゃね」などといった智子に期待するコメントも見られた。犬崎は無言で笑みを浮かべた後、酒を飲みじっと前を見る。

 

動画を見て、あのガキーー!!と怒る智子。

 

《次回に続く》

 

【エンディング後の次回予告】

「子供食堂を作ろうよ!」(智子)

「良いアイディアだと思いますよ!」(藤堂)

市民の為に出来る事

「急がば回れ、教えてくれる人はいなかったんですか?」(藤堂)

「心配になるんですよね。あいつ目先の事しか見えないから」(公平)

「何かあったら責任は私がとるから」(河原田)

「犬崎は何を企んでるの!?」(和美)

「綺麗事で終わらないと良いですね」(未亜)

「1つ貸しだぞ。いいな!?」(犬崎)

「あなたのやってることは子供の文化祭と一緒なんですよ!」(岡本)

「出来ることも出来なくさせちゃった」(智子)

「出来ますよ!佐藤さんなら!」(藤堂)

市民の幸せとは?

「皆を幸せにすることがママのお仕事だもんね」(駿平)

「あなたには僕が必要みたいですから」(藤堂)

「あんただからこそ、変えられるんじゃないか?」(犬崎)

「世間は変わらないんです」(和美)

「あんた達グルだもんね!」(智子)

「あなたは幸せですか!?」(藤堂)

 

今回の出演キャスト

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主人公:佐藤智子/篠原涼子

主婦。夫と保育園に通う子ども一人の3人家族。両親が次々に失踪し、自暴自棄になり高校を中退。決して両親のようにはなるまいと真面目に生きてきた。バイト先で知り合った夫と結婚するも、フリーターの夫は転職を繰り返し、智子がパートで家計を助けることに。しかし、そんな智子も会社のルールに納得がいかず、逆らってクビに…。
そんな中、彼女が目にしたのは市議会議員の高額報酬。“高額報酬=家族の幸せ”と、猪突猛進する智子は、市議会議員に立候補することを早くも決意する。

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藤堂 誠高橋一生

智子と選挙戦で議席を争うライバル。誠は代々続く政治家一家の次男として「恵まれた」環境で育ち、ゆくゆくは総理大臣も夢ではない。まさに智子とは相対する市政のプリンス。政治家になんかなりたくないと思った時期もあったが、敷かれたレールの上から外れることができなかった。そんな自分と葛藤し、悩んできたが、次第にゆがんでいき、誰も知らない裏の顔を持つように…。

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犬崎和久古田新太

一癖も二癖もある市議会のドン。犬崎は長年、市議会議員を務め、議会や経済界に太いパイプを持っている。自らはリーダーにはならず、陰で人をコントロールし、最大会派の犬崎派を形成。最初、篠原演じる佐藤智子の存在は眼中にもなかったが、次第に考えが変わっていく。

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小出未亜前田敦子

元グラビアアイドル。犬崎の勧めで市議会議員選挙に立候補。元グラドルというだけあってSNSを得意としている。

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岡本 遼千葉雄大

父親の借金で夜逃げ同然で去った街に、勝ち組として戻ってきた。必死に勉強し、政治の知識を得た苦労人は、市議になるも勉強不足の智子に対し、イライラしている。

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園田 龍太郎斎藤 司(トレンディエンジェル)

代々農家の園田家3人兄弟の長男。何事にも自主性がなく、すぐ人に頼る性格。大学進学するも、長男として家業の農家を継ぐことに。しかし、周りの農家に担ぎ上げられ、市議会議員選挙に出馬し…。

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若宮 寛若旦那

犬崎の私設秘書で、犬崎に忠誠を尽くす、義に熱い男

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望月 守細田善彦

河原田市長の秘書。市長の政治理念の実現に向け、長年、右腕となって支えている。

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莉子今田美桜

デリヘル嬢。明るく天真爛漫にその仕事をこなしているようであるが、人知れぬ悩みを抱いている。

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河原田 晶子余 貴美子

クリーンなイメージと、アメリカ仕込みのディベートのうまさ、洗練された魅力で圧倒的な人気を誇り見事、市長に当選。女性からは憧れの存在で、市議会のドン・犬崎との対決姿勢を打ち出し、あらゆる利権の撲滅に乗り出す。

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前田 康大澄賢也

犬崎派のベテラン市議会議員。犬崎派と対立する市長派に刃向かう急先鋒。ある出来事から、智子と因縁を持つことに…。

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佐藤公平田中 圭

智子の夫。公平の一目ぼれで猛アタックが実り、結婚。現在は子どもと3人暮らし。優しいがゆえ、常に人の気持ちをおもんばかり、気疲れを起こしてしまう性格。市議会選挙に立候補した妻である智子を、“イクメン”パパとして全面バックアップする。

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平田和美石田ゆり子

新聞社に勤める元政治部記者。しかし、40歳を迎え、一人娘を出産してから環境が変わってしまう。育児休暇後、優秀な記者であったが事務職へ配属されてしまう…。ここで仕事をやめたらキャリアが終わってしまうため、「できる女」を演じる。そんな時に保育園のママ友である智子が立候補すると聞き、彼女の行動力と求心力を見るうちに応援するようになる。

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