「ボク、運命の人です。」第9話 6月10日(土)放送内容

【第8話のあらすじ】

大地(晴子の父親)の信頼を何とか取り戻そうと、ゴルフの練習をする誠。しかし、信頼回復のきっかけとなったのは意外にも大地の部下のボクシングの試合だった。そして大地から家に招待されみんなで楽しいひと時を過ごす。さらに今度は温泉旅行に誘われ・・・。

 

今回の出演キャスト

主人公:正木誠/亀梨和也

女運がなく、過去に付き合う女性達はいつも問題があり、挙句に振られるという恋愛を重ねて来た。

突然現れた神を名乗る謎の男に翻弄されながらも、過去の様々な偶然から運命を信じ、幸せを目指して真っすぐ突き進む。

ウェルカムウォーター社の社員。

湖月晴子/木村文乃

男運に恵まれず、30歳を迎え、「次を最後の恋愛にしよう」と恋愛には慎重でなかなか前に踏み出せない。

運命なんて信じる訳もなく、「ボク、運命の人です」と突然現れた誠に対しても冷たい態度を取り突き放す。

しかし誠の一所懸命さと誠実さに、頑だった心もだんだん変わってくる。

スワローマーケティング社の社員。

謎の男/山下智久

自称神を名乗る男。突然誠の前に現れ、誠と晴子が結婚しないと地球が滅亡するという予言をし、おちゃらけながらも誠と晴子を結婚させようと誠に様々なアドバイスをしたり、おかしなミッションを課したりする。

いつも誠の部屋に突然出没する。

定岡光圀/満島真之介

晴子の高校時代の同級生。数年ぶりに晴子と再会し、晴子に積極的にアプローチする。

高校時代、誠とは野球で対戦していた。

恋愛には積極的だが、切り替えも早い。

四谷三恵/菜々緒

晴子の同僚でもあり、親友。恋愛は晴子とは真逆で積極的。

誠の会社ではマドンナ的存在。

葛城和生/澤部佑

誠の同僚であり、いつも場を和ますムードメーカー。意外とモテる。

烏田翔吉/田辺誠一

誠が働くウェルカムウォーター社の部長。性格は穏やかで、のほほんとしたキャラクター。

関原卓/大倉孝二

ウェルカムウォーター社で誠の先輩の営業マン。四谷に思いを寄せる。

宇久森みどり/岡野真也

ウェルカムウォーター社の社員。葛城に思いを寄せる。

鳩崎すみれ/渡辺江里子

晴子が働くスワローマーケティング社の社長。誠の上司の烏田に思いを寄せる。

湖月大地/杉本哲太

晴子の父。豪快な性格。ウォーターサーバーの導入を考え、営業マンの誠と知り合う。

湖月善江/石野真子

晴子の母。いつも晴子を見守る優しい母。

 

 

「ボク、運命の人です。」第9話のネタバレ

 

誠(亀梨和也)についに世界三大珍味をコンプリートしたことを嬉しそうに報告するみどり(岡野真也)。葛城(澤部佑)はペラペラと話すみどりに、無駄話はやめて早くお昼に行く様に促す。誠は同僚に羽咲温泉でいいランチのお店があるか聞く。関原(大倉孝二)は誠に射的屋を勧める。誠は、テトラポットの女性とはどうなったのか関原に尋ねると、関原は、裏の裏をかいて趣味を正直に話す作戦が当たった、撃ち落とすのは時間の問題、と話す。

 

晴子(木村文乃)の会社の会議室。晴子と三恵(菜々緒)の2人だけ。

三恵 「晴子、わかってるよね。2人で温泉行くっていうことはそういうことだから。」

晴子 「何そういうことって?」

三恵 「布団に入って相手が見つめてきても絶対に目をそらさない。近づいてきたら、さりげなくエスコートする。そして全身の力を抜いてさりげなく目を閉じる。浴衣の帯もほどきやすくしておくのよ。」

晴子 「そんなあからさまなの嫌でしょ。」

三恵 「まな板の上で料理されるのをただ待っていればいいのは20代まで。30代はまな板の上に自分でよじ上って料理の手助けをしないとダメなんだからね。」

そこに鳩崎(渡辺江里子)が入ってくる。

鳩崎 「40代がどうすればいいか知ってる?自分で鱗も取って、三枚におろすの。」

三恵 「えー、三枚におろすところまで?!」

鳩崎 「50代で干物になって、60代で佃煮。女を諦めなければ食べさせ方はいくらだってあるわ。」

三恵 「ヘー、勉強になります。」

鳩崎 「魚と男は泳がせるに限るわね。」

 

烏田(田辺誠一)は誠に大地(杉本哲太)のことはどうなったのか尋ねる。誠が順調に進んでいると答えると、安堵の表情。そして誠は大地から2人で温泉旅行を勧められたと話す。烏田は妻と初めて旅行に行った時、自分は真っ暗で寝たいのに妻は豆電球をつけて寝たから気になって眠れなかった、と自分の経験を語る。誠も真っ暗にしたいと言う。

 

誠と晴子はちゃんこ屋で食事をしながら温泉旅行の打ち合わせをする。誠は温泉街に穴場の洋食屋さんがあるから早めにいってお昼を食べようと提案すると晴子も嬉しそうに賛成する。店主によると羽咲温泉は元気な子供を授かる安産祈願でも有名だという。

家に帰ると謎の男(山下智久)が大量のベビー服のタグを外しながら出迎える。

謎の男 「赤ちゃんの名前何がいい?」

誠   「は?赤ちゃん?」

謎の男 「今のうちから決めといた方がいいと思うんだよね。安産で有名な温泉にも行くことだしー。」

誠   「バッカじゃないの?まだ結婚もしてないし、子供も授かってないのに名前決めるのおかしいだろ。」

謎の男 「そこは安心して。結婚すればすぐ授かるから。30年後に2人の子供が地球を救うんだから。」

誠   「仮にそうかもしれないけど、そんな大事なことは1人じゃ決められないことなんだよ。」

謎の男 「願望でいいよ。軽い気持ちで。子供が出来たらこんな名前つけたいとか、何となくあるでしょ。」

誠   「ないよ。」

謎の男 「直感でいいから答えてよ。今頭にサッと浮かんだやつ。」

誠   「じゃ、一郎。」

謎の男 「いちろーはカタカナかな?」

誠   「漢字に決まってるだろ。」

謎の男 「だって誠、野球好きだから。」

誠   「好きだったら尚のこと恐れ多くて漢字だよ。」

謎の男 「ホントい一郎でいいのねー。後悔しない?」

誠   「直感で答えろって言うから適当に答えただけだろ。」

謎の男 「正木一郎でファイナルアンサー?」

誠   「ファイナルアンサーじゃねぇよ。子供を授かったら、じっくり家族と相談して決めるんだよ。」

謎の男 「晴子にテレフォン使いますか?」

誠   「使いません。」

謎の男 「正木一郎、大正解——!お見事!」

と言い、謎の男はクラッカーを鳴らす。

誠   「何が正解だよ。」

謎の男 「ホラ、正木一郎、誠の息子だ。ほらこれ、運転免許証。もちろんゴールド。略して『ゴッド』」

と言い、謎の男は運転免許証を誠に見せる。そこには『正木一郎』と書いてあり、生年月日は2018年5月10日生、顔写真は謎の男だった。

誠   「えっ、正木?同じ名字。」

謎の男 「だから言ったじゃん。正木一郎。30年後の未来からタイムスリップしてきましたー!」

そんなわけない、と笑いながら信じない誠。

誠   「だってもしタイムスリップしてきたら正体名乗るの絶対ダメなはずだろ。」

謎の男 「それはバックトゥーザフューチャーのシステムな。」

誠   「いや、基本どのタイムスリップ物見ても、正体名乗るの絶対ダメなはずだからね。」

謎の男 「誠が一番引っかかってるのそこなの?」

誠   「えっ、お前、誰?」

謎の男 「だから正木一郎。あなたの息子です!!」

誠   「違います!」

謎の男 「あ、わかった。俺が神様じゃないってことにビックリしてるんだね。」

誠   「最初から神様だと思ってないし。」

謎の男 「えー、ビックリ。じゃ俺のこと何だと思ってたの?」

誠   「神と名乗ってる怪しいやつ。」

謎の男 「それでよく俺の言うことに従ってたね。」

誠   「だって普通の人じゃ絶対に知り得ないこと知ってたじゃん。俺と晴子さんが5歳の時に出会ってたこととか、今年の初詣一緒に見たとか。」

謎の男 「じゃ、改めて俺が息子だとわかった時の感想をビシッとひと言!」

誠   「30年後の免許証ってこの大きさなんだな。」

謎の男 「そう、年々小さくなっていくんだけど、まぁ、デザインは変わらないよね。」

誠   「俺も免許とってずっとゴールドなんだよね。」

謎の男 「奇遇だね。もしかして全然信じてない?」

誠   「あったり前だろ。」

謎の男 「だよね。こんな完璧な息子が産まれるなんて想像しにくいよね。」

誠   「だから、そういうことではないんだ。」

謎の男 「I’m a perfect human!」

誠   「だから、それだよ!お前30年後から来てるって言うのに最近の事情に詳しいんだよ。」

謎の男 「だって誠いない時俺この部屋でテレビ漬けだよ。」

誠   「先月の電気代異常に高かったのってお前のせいか!」

謎の男 「毎日朝晩2回も掃除機かけてごめんなさい。」

誠   「それは、、、ありがとうございます。」

 

ビールを飲む誠。謎の男はベビー服を自分にあて、「人間って30年でこんなに成長するんだね。」と言う。

謎の男 「すごくね?」

誠   「目の前でもっとスゲーこと起こってるんだよ。」

謎の男 「俺たち親子の話?家族の愛の物語?」

誠   「もし息子だったら、最初に来た時どうして神って名乗ったんだ?」

謎の男 「神様にそう名乗れって言われたの。リアルな神様ね!俺は言われた通りに動いてるだけ。」

誠   「30年後のお前の前に神様が現れたってこと?」

謎の男 「ややこしいよね。どうしても地球を救え!ってその神様に命令されたの。イメージしてるようなベタな神様ね!。」

誠   「人によってベタな神様のイメージ違うだろ。」

謎の男 「白髪で長髪で、髭もじゃもじゃで、ピーナッツみたいな杖持ってる小柄な老人。」

誠   「あー、それ、俺のイメージとぴったりだよ!」

謎の男 「やっぱ俺たち親子だわー。」

誠   「うるせーよ!」

謎の男 「俺の研究がもう少し早かったら地球救えてたんだけど、実際ちょっと間に合わなくてさぁ、で、その神様に30年前、つまり今のこの時代に戻されたってわけ。」

誠   「ていうかさ、30年前に戻ってこなくても5年前とか10年前とかに戻って研究のスピード早めれば出来る話じゃないの?」

謎の男 「俺だって神様にそう言ったわ!」

誠   「何キレてんだよ。」

謎の男 「一番の原因は誠がグズグズしすぎて俺が産まれるのが遅れたんだって。だから親の尻拭いにこうして遠路はるばる来てるってわけ。」

誠   「ってことは、お前が現れなくても俺と晴子さんは結婚してたってこと?」

謎の男 「当たり前じゃん。それはあらかじめ運命として決まってることだから。」

誠   「じゃ放っといてくれよ。」

謎の男 「2人のペースに合わせてたら地球滅亡しちゃうの!あなた達2人のせいで何十億って命が失われるっていう結構重たい話。」

誠   「これは単純な疑問なんだけど、どうして俺の会話とか、こうなるんじゃないかっていう未来が予測できるわけ?」

謎の男 「全部神様が教えてくれるの。それを俺は一生懸命誠にやらせるだけ。」

誠   「じゃ、急に目の前から消えたりするやつは?」

謎の男 「それは俺が発明した瞬間異動!」

と言いながら一郎は実際に瞬間異動をやってみせる。

誠   「お前が発明したの?」

謎の男 「これくらい発明できなきゃ隕石から地球を救うことなんて出来ません。一番最初に晴子の写真ポッケに入れたのもこれの応用ね。」

と言い、一郎は自分のポケットから誠の携帯を取り出す。慌てて取り返す誠。

誠   「何が本当で何が嘘か、もうわけわかんねぇよ!」

謎の男 「あれこれ考えすぎずに、全部本当だって信じた方が楽になれるぞ!」

誠   「じゃぁ、百歩譲って俺の息子だとするよなあ、、、」

謎の男 「最新のDNA検査すれば一瞬でわかるんだけどね。」

誠   「これまでの態度と口の聞き方、どう説明するんだよ。」

謎の男 「そこ引っかかる?」

誠   「お前、父親に対してその口の聞き方おかしいだろ。」

謎の男 「言っとくけど30年後も大して変わんないよ。なんなら今の方がちょっと優しいかも。」

誠   「そんな先のことは知らないよ!親子なら相応しい態度っていうもんがあるだろ!」

謎の男 「じゃぁ俺も言わせてもらうけど、一郎って何だよ!手抜いた名前つけやがって!」

誠   「お前全国の一郎さんとそのご両親に謝れ!」

謎の男 「こっちきてしみじみ思ったけど、よく誠と晴子から俺みたいな天才産まれたよね!」

誠   「いや、俺はまだしも、晴子さんを侮辱するのはやめろ!」

謎の男 「侮辱なんてしてないよ。だって俺どちらかといえば晴子似だし。」

誠   「似ても似つかないわ!」

謎の男 「俺こう見えても疑り深いし、慎重なんだよ。じゃなきゃ地球救う発明なんて出来っこないしね。」

誠   「大体お前みたいな薄っぺらいやつに地球が救えるわけないんだよ。」

謎の男 「そう思うじゃん。でも奇跡を起こす人って実際会ってみると意外と普通だよ。誠だって晴子との間に色々奇跡起こしてるのに至って普通じゃん。」

誠   「俺は普通かもしれないけど、お前は普通じゃない!」

謎の男 「そっか、見た目から才能溢れ出ちゃってるか。」

誠   「じゃお前、普通の感覚持ってるやつが父親に向かってずーっとタメ口聞けると思うか?」

謎の男 「細かいよねー。そういうとこねー、ホント30年後もかわんないよねー。」

誠   「質問に答えろよ。」

謎の男 「わかったよ。温泉での最終試験に合格したら、ちゃんと呼んであげるよ。」

誠   「どうせまた無茶なこと言い出すんだろ?」

謎の男 「今までの課題に比べたら完全にサービス問題だよ。温泉行ったらお湯抜いてください、以上です!お湯を抜いたら底にメッセージが書かれているから、その言葉が誠を幸せに導くでしょう。超簡単でしょ?」

誠   「何を言ってるかわかってる?温泉のお湯なんか抜いていいわけないだろ。」

謎の男 「地球滅亡回避するにはそれくらいの犠牲しょうがないでしょ。一度抜いたらもう一回入れればいいんだから。」

誠   「じゃぁ成功して帰ってきたら、絶対にお父様って呼べよな。」

謎の男 「わーったよ、ちゃんと呼んであげるから。しかりやれよ、誠。」

誠   「うるせーよ。」

 

温泉旅行の日。出かけようとする晴子に大地と善江(石野真子)は『レンブラント』という穴場のレストランを勧める。大地はメンチカツ、善江はビーフシチューが美味しいと勧める。洋食じゃなかったら『かぎたや』のお蕎麦も良い、と。そして帰りにロビーで売っている温泉まんじゅうを買ってきてと頼む。

誠が晴子を連れて行った店は『レンブラント』だった。2人はメンチカツとビーフシチューを頼んでシェアすることにする。食事後、温泉街を歩く2人。そっと手をつなぐ。そして関原から勧められた射的屋に入る。

誠は外すが、残念賞でご当地カップラーメンをもらう。残念賞なのに景品が良いことに驚く誠。晴子も外し、ご当地ゼリーをもらう。そして壁には関原の写真が飾ってあった。去年のクリスマスイブに来て、1人で2時間くらいやっていったらしい。2人は手を合わせ、関原の幸せを祈る。

 

羽咲荘に到着した2人。部屋から外を一緒に眺め、ふと目が合うとお互い緊張する。誠から先にお風呂に行くことに。お湯につかりながら誠は謎の男の言葉を思い出す。そしてお風呂の栓を抜く、、、が、客がたくさん入ってきて慌てて栓を元に戻す。

 

お風呂から出て部屋に戻った誠。晴子はお風呂に入っている。中居に布団をくっつけるか離すか聞かれ、「離してください」と答えるとすごく離されたので、拳四つ分くらい離して敷いて欲しいとお願いする。

 

家では掃除機をかけ、風呂掃除をする謎の男。そしてテレビを見ながらベビー服に「イチロー」とカタカナで名前を書く。そして、夜空を見上げながら1人ベランダでビールを飲む。

定岡と食事をする三恵。晴子のことが心配で、気になっている。定岡は、誠はやるときはやる男だから心配いらない、と言う。そうは見えない、という三恵に定岡は、誠は真面目で自分が色々教えてるから大丈夫、と言う。それでも三恵は晴子がちゃんと甘えられるか、隙を見せられるか心配する。もし手を出されなかったら晴子の自己嫌悪のスイッチが入ると。

三恵は店長から、だんだん定岡に似てきていると言われる。嬉しくないの?と聞く定岡に、ちょっぴり嬉しいけどちょっぴり寂しい、これまで自分の色に染めることはあっても染まることはなかったから、と答える。

そして温泉の方向に向かって「晴子も頑張れー!頑張れよー!」と定岡と一緒に叫ぶ。

晴子がお風呂から戻ると誠は部屋にはいない。晴子は鏡の前で浴衣の襟元をちょっと緩め、自分でセクシーだと思うポーズをしてみる。

 

温泉の脱衣所で髪を乾かす誠。温泉の使用可能時間は残り10分。再びお湯に浸かり、人が来ないことを確認してお湯の栓を抜く。そして底を見るが文字らしきものは何もなかった。そして清掃員に出くわし、最後だったからお湯を抜いておいたと伝える。

 

部屋に戻ると、晴子とビールを飲む。晴子は小さい頃トランプのハートのことをビールと言っていたという。栓抜きの形がハート形だったからだ。小学校の低学年くらいまでは大地にビールを注いでいた記憶があるがいつの間にか注がなくなってしまった、と話す。そして、おつまみの話で盛り上がる。食べ物の話をしてたらお腹が減ってきた、と2人は射的でもらったカップ焼きそばを分け合って食べる。誠はカップ焼きそばの入れ物の底に文字が書いてあるのを見つけ、急いで焼きそばをかき込む。底には、

『ソース焼きそば完食劇場』

女「ずっと私のソバにいてね。」

男「ソースね。」

という文字が書かれていた。そしてそれを呟き合い、笑う2人。

 

先に布団に入る晴子。緊張した面持ち。誠が来ると慌てて目を閉じる。誠は晴子に豆電球をいつも点けているかを聞き、晴子は真っ暗で寝ているというので、「良かった」と電気をすべて消す。

2人は「おやすみなさい」と言い目を閉じるがなかなか眠れない。誠は定岡の「幸せを自分の方に引き寄せて、もっと引き寄せる!」という言葉が浮かぶ。そして起き上がると晴子の布団を自分の布団ピッタリに引き寄せる。そんな誠にビックリしながらも、晴子は三恵の「布団に入って相手が見つめてきても絶対に目をそらさない!」と言う言葉が浮かぶ。

(定岡 「引き寄せた幸せを逃がさない、離さない。絶対に離さない!」)

(三恵 「近づいてきたらさりげなくエスコートする。」)

誠は晴子の布団に入る。

(定岡 「キツい顔しない。幸せをイメージして。天使の様に微笑んで!カモン、ハッピースマイル!」)

(三恵 「全身の力を抜いて静かに目を閉じる。」)

実践する2人。目を閉じた晴子に誠はキスをする。

(定岡・三恵 「オーケー!グッジョブ!」)

 

翌日、誠が帰宅するとお風呂に入って歌を歌っている謎の男。

謎の男 「おかえり、誠。」

誠   「何勝手にお風呂使ってるんだよ。」

謎の男 「だって誠だけ温泉とかズルいじゃん。」

誠   「あっ、しかも一回も使ってない入浴剤開けてるし!」

謎の男 「誠も入る?背中ゴシゴシ流しましょうか?」

誠   「いいからとっとと出ろよ。」

 

家に帰った晴子は、ビーフシチュー美味しかったと善江に報告する。お土産の温泉まんじゅうも広げ、大地に部屋も温泉もとても良かったと報告する。そしてビールを飲もうとする大地に「たまには注いであげるよ。」とお酌する。大地も嬉しそう。「私いつまでお父さんにお酌してたか覚えてる?」と聞く晴子に大地は、「晴子が注いでくれなくなったから瓶ビールをやめて缶ビールにしたんだ。」と言う。小学校3年生の時だったと。

晴子 「よく覚えてるね。」

大地 「毎日心のどこかで期待している自分が空しくなって缶にしたんだ。」

晴子 「どうですか?久々のお味は。」

大地 「うん。まぁまぁかな。」

晴子 「まぁまぁって!もう、注いで損した!」

大地 「損したってことはないだろ。ちゃんと褒めてやったんだから。」

と3人で笑い合う。そして3人で乾杯する。

 

お風呂から出た謎の男。お風呂上がりなのに靴を履く。

謎の男 「温泉楽しかったの?」

誠   「楽しかったけど、靴脱げよな。」

謎の男 「そっかぁ。じゃこれで無事に最終試験もクリアかぁ。」

誠   「なぁ、温泉の湯を抜くって、あれ何?ただのカップ焼きそばじゃん。」

謎の男 「お湯を抜いたら誠を幸せに導くメッセージ出てきたでしょ?」

誠   「あれのどこが?」

謎の男 「だってあの言葉に背中を押されて、晴子の布団に潜り込もうと思ったんでしょ?」

誠   「お前さぁ、いったいどこまでこっちの事情把握してんの?」

謎の男 「ずっと私のソバにいてね、あれ、晴子の本心だから。」

誠   「一つ、すげー心配なことがあるんだけど。」

謎の男 「今月の電気代のことかな?」

誠   「もし晴子さんが子供を授かったとして、本当にお前が産まれてきたら、まっすぐな愛情を注げる自信がないんだけど。」

謎の男 「それは大丈夫!もう少ししたら俺がここにいた記憶、綺麗さっぱりなくなるから。」

誠   「どうやって?」

謎の男 「映画とかで見たことない?こうやって首にプスッと差すと都合の悪い記憶だけなくなっちゃうやつ。」

誠   「どうせなら、今すぐにでも消して欲しいんだけど。」

謎の男 「誠ーー、そんな寂しいこと言うなよ。」

誠   「だって最終試験も終わったんだろ?」

謎の男 「終わっちゃったねー。」

誠   「じゃお前、いる意味ないじゃん。」

謎の男 「俺がいなくてもちゃんと指輪を渡してプロポーズできる?」

誠   「出来るよ。心配すんな。」

謎の男 「そりゃそうだよね。最後の最後くらい俺の手助けなしでやらなきゃ男じゃないし。」

誠   「じゃいつでもプロポーズが出来る様に指輪も用意しておけば良いんだろ?」

謎の男 「指輪のサイズ覚えてる?」

誠   「だーいじょうぶだよ。8号!絶対に間違えないから!」

謎の男 「んー、他になんかやることなかったっけ・・・。」

誠   「ないよ。もう無理に探さなくていいから。」

謎の男 「わかった!じゃ俺帰るわ。」

誠   「お前二度と出てくるなよ!」

一郎は笑顔を浮かべ、消える。

「おい、聞いてる?」ベランダを探すが、謎の男はいない。一度玄関を出てチャイムを鳴らすが、やっぱりいない。「なぁ、聞いてんの?」「おーい、一郎!聞いてんのかよ。」

 

「ふざけんなよ、あいつ。使い終わったらお湯抜いとけって。」とお風呂でお湯を抜く誠。「お前二度と出てくるなよ。」と言った自分の言葉が頭から離れない。ふと浴槽を見ると、底には長いメッセージが。

誠へ・・・俺が居なくなって清々した?・・・それともちょっと寂しいって思ってくれた?誠の頑張る姿を近くで見られて本当に良かったと思ってるし、誠が絶対に諦めない姿を見て、地球を滅亡から救えそうな気がしてきたよ・・・。だって俺には誠の血が流れてるんだから・・・。本当は一郎って名前も気に入ってるから心配しないで。でもみっちゃんが来た時にあわてて付けてくれた神島三郎も超気に入ってたから。このままずっと友達で居られないのが本当に残念だよ。誠もそう思わない?短い間だったけど、本当に楽しかったよ。じゃぁね、誠。永久あばよ。

誠は読みながら涙を流す。

「は?何だよこれ。ふざけんなよ。本当に最後だったらちゃんと言っていけよ。俺にも礼くらい言わせろよ。」

そういう誠の首には小さな丸い跡が・・・。

誠は泣きながら洗剤をかけ、メッセージを落とそうとするが、全く落ちない。

「なぁ、後始末くらいちゃんとやってけよ。」「お父さんって呼んでから行けよ。」「なぁ、聞いてんのかよ。頼むからもう一回出てこいよ、なぁ!頼むって・・・」

何度呼んでも謎の男は出て来なかった。そしてそのまま誠は浴槽で寝てしまう。首にあった小さな丸い跡も消えていた。

 

目が覚めた誠は、自分がお風呂の洗剤とスポンジを持って浴槽で寝ていたことに驚く。浴槽底のメッセージも消えていた。

「何やってんだ、俺。」

急いで会社に行く準備をする誠。手にしたゴミ袋には木綿豆腐のトートバッグが入っていた。

 

〜こうして2人は永久あばよとなりました。続く。〜(謎の男のナレーション)

 

そこで今回の話は終わりエンディング曲へ。

 

 

《エンディングの後の次回予告》

ボク運ついに最終回!自らの正体を明かし誠の前から姿を消した謎の男。1人になった誠の運命の歯車が徐々に狂い始める?晴子さんとの未来、地球の運命は果たして?

 

管理人の感想

今回謎の男の正体が判明しました。誠の子供ということは予測可能な感じではあったかと思いますが、私は神だと信じきっていたので正直驚きました(^ ^;)

今回も誠と謎の男のテンポの良いやり取りがたくさん見られて楽しかったけれど、本当にもう出てこないのでしょうか・・・ベランダで1人ビールを飲む謎の男と泣きながらお風呂を掃除している誠の姿にジーンと来ちゃいました。

誠と晴子の旅行も何もトラブルもなく終わったこともちょっと意外でした。

いよいよ来週が最終回!どんな幸せの形で終わるのか、とても楽しみです!

後からでも見れる動画メディア紹介

http://cu.ntv.co.jp/bokuunmei_09/

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