「あなたのことはそれほど」第8話 6月6日(火)放送内容

【第7話のあらすじ】

有島(鈴木伸之)に友達にならないかと言われ、傷つきすべてが嫌になり、涼太(東出昌大)に離婚届を突きつけた美都(波瑠)。それを笑顔ではぐらかす涼太。久しぶりの麗華(仲里依紗)とのデートに喜ぶが、すべてを察している麗華の言葉に凍り付く有島。

四人はどうなって行くのか、今週はどのような恐怖が待っているのか・・・?

今回の出演キャスト

主人公:渡辺美都/波瑠

眼科で医療事務として勤務。嘘がヘタで、一度決めたら一直線の無鉄砲な性格。
占い師に「2番目に好きな人と結婚するといい」と言われ、勤務先の眼科に患者としてきた優しく穏やかな涼太と結婚。

ごく普通の幸せな結婚生活を送っていたが、ある日中学時代好きだった有島と再会し、抜け出せない不倫へとはまっていく。

 

渡辺涼太/東出昌大

美都の夫で、インテリア関係の会社で働いている。眼科に行った際そこで勤める美都に一目惚れをして結婚。美都に一途で、料理上手で、いつも笑顔の優しい男。
美都が不倫をしていることに気付きながらも何とか幸せな結婚生活を続けようと努力するが、携帯をチェックしたりと次第に美都を監視するようになる。やがて耐えられなくなり、精神が崩壊し、美都への愛が狂気の愛へと変わってく。

有島光軌/鈴木伸之

美都の中学時代の同級生。
イケメンでモテるが、焼肉屋でバイトしていた高校の同級生麗華と再会し、惹かれ結婚。
麗華が里帰り出産中に、偶然、美都と再会する…。
麗華も子供も大事と言う思いはあるが、昔からかわいい子が好きで、美都との出会いにテンションがあがり、根が優しく流されやすい性格のため、ズルズルと不倫をすることになる。

有島麗華/仲里依紗

有島の妻で有島とは高校の同級生。見た目は地味だが、いつも冷静で芯が強い性格。
父親の浮気が原因で両親が別居していて、学生時代苦労をしていた。そんな時、支えてくれていたのが有島だった。
有島と再会しそのまま結婚。有島との間に長女を授かり、専業主婦として育児をしている。

飯田香子/大政絢

美都の中学からの親友。
正義感が強くはっきり物を言う性格なので、美都の無鉄砲な行動にイライラするが、正しい道へ戻そうと諭す。美都にあきれながらも頼られると突き放せない。

三好悦子/麻生祐未

美都の母親。スナックを経営しながらシングルマザーとして美都を育ててきた。
美都はそんな母親を見て、母親のようにはならない、幸せになりたいと切実に願って生きてきた。言い方はキツいが、陰では美都のことを心配し、見守っている。

小田原真吾/山崎育三郎

涼太が働くインテリア会社の同期。
オフィスデザインや内装設計などを手掛けるインテリアデザイナー。
涼太の様子を気にして、涼太の相談に乗ってきた。勘が鋭く、涼太と美都の歪んだ関係に気付く。

花山司/橋本じゅん

美都の働く眼科の医師で、バツ3の独身。今も複数の女性と付き合っている。
美都の不倫を察しながらも説教することはなく、穏やかに話を聞いてくれる。
美都の母親のことも気にしてくれる優しい上司。

森瑠美/黒川智花

眼科で美都と一緒に働く同僚。
いつも明るく、美都が上の空のときも優しく助けてくれる。幸せな結婚に憧れている。

横山皆美/中川翔子

有島夫婦と同じマンションに住む主婦。同じくらいの子供がいるが、いつも旦那の愚痴を言い、有島夫婦を羨ましがる。勝手に距離を縮めてきたり、陰から監視していたり、恐い面を持つ。

「あなたのことはそれほど」第8話のネタバレ

 

美都(波瑠)はアパートの内見をする。1人で住む部屋を探している。

家に帰るとテーブルの上に新しくもらってきた離婚届が。慌てて内容を確認すると夫の欄にはさんずい(氵)のみがかかれていた。ため息をつく美都。

 

夕ご飯を作っていると、涼太(東出昌大)が帰ってきて、美都が料理をしている事を喜ぶ。美都が「今日物件を見てきて、離婚届ー」と言いかけると涼太は話を遮り、話題をそらす。それでも美都は「離婚届にさんずいしか書いていないんだけど」、と言うと涼太は「さんずい書いた所で手がつっちゃって、、、。あとで書くよ。」とはぐらかす。

夕食中、美都が「お箸はちゃんともてるのね。」と嫌みを言っても涼太は軽く受け流す。

涼太 「住むとこ決まったの?」

美都 「まだ。この際古い昭和な物件もレトロで良いかなと思って。」

涼太 「安いからって訳あり物件つかまされないでよ。」

美都 「お化けとか?」

涼太 「そうそう。」

美都 「そんなの本当にあるの?」

涼太 「あるよ。人の情なんて色々なものに染み付いていくんだ。」

と言い、涼太は目を見開きながらワインを注ぐ。

美都が夜ベッドから起き水を飲みにいくと、涼太はソファーの上で本を読んでいた。

美都 「やっぱり私がソファーで寝るよ。」

涼太 「ダメだよ。こんな汚れた所でみっちゃんを寝かせられないよ。」

この人何で今でもこんな事言えるんだろ、と美都は心の中で呟く。

「これ、あとで書いておくね。」と涼太は美都に離婚届を見せる。

 

朝起きるとテーブルには美都の朝食が用意されていた。離婚届が置かれていたので見ると、『渡』は書かれていたが『辺』の字のしんにょう(辶)が書かれていない。

 

有島家では玄関で麗華(仲里依紗)がお香に火をつけている。有島(鈴木伸之)が「行ってきます。」と家を出るようとすると、麗華は「遅くなっても良いけど、連絡してね。」と言い、有島も「わかった。」と言い家を出る。外に出ると家を見上げため息をつく有島。その様子を横山(中川翔子)が陰から見ていた。

 

通勤途中の美都。今晩もし涼ちゃんの手がつることも無く、離婚届を書いてくれて、もし離婚が成立したとしても、もう有島君に会う事は、、、ない。。。と美都は心の中で呟く。

 

美都は職場で、瑠美(黒川智花)に「あれから旦那さん大丈夫なの?」と聞かれ、「ああ、うん、まぁ変わらない。(おかしいくらい・・・)」と答える。瑠美は「この前来た小田原(山崎育三郎)と浮気でもして修羅場なのかと思った」と、ちょっとホッとした表情で言う。絶対ないと否定する美都。「じゃ、何?あの人。」と聞かれると、「わざわざ他所の夫婦に首突っ込んでくる、怪しくて親切な人。」と美都は答える。すると瑠美は「じゃぁ、気兼ねなく言っちゃおう!私既婚者になります!」と言って美都に指輪を見せる。相手は付き合って7年になる、学生時代から付き合っていた彼氏だという。今まで合コンとかもしていた瑠美にそんな人がいたのかと美都は驚き、「一番好きな人?」と聞くと瑠美は「一番長く好きでいられそうな人。だって一生一緒にいなきゃ行けないんだよ。万が一不倫なんて事になったら、絶対不幸になるに決まってるし、馬鹿みたいだから。」と答える。「血迷って占いに行ったら、『運命は自分の選択で決まるもの。どうなるかじゃなくて、どうするか。』って言われた」と。美都は思わず、「ねぇ、その占いどこ??」と聞きかけるが、やめる。

 

麗華が子供を連れて公園に行くと、横山が「こんにちは」と声をかけてくる。「この前はクッキーありがとうございました。」と麗華が言うと、「私お菓子作りとか結構好きで。」と横山は言う。しかし、この前もらったクッキーは手作りのものではなく市販のものだと知っている麗華は複雑な表情。

横山 「それで、旦那さんとのデートはどんなお店に行ったの?」

麗華 「結局焼肉で。」

横山 「個室の高級な所とか?」

麗華 「まぁ。。。」

横山 「いいなぁ、夫婦デート。そのあとは?」

麗華 「バーに少し。」

横山 「ああ、素敵!旦那さんそういう所よく知ってそう。モテそうだし。」

だんだん麗華の表情が曇る。

横山 「ねぇ、どんなきっかけで付き合い始めたの?旦那さんがどうして有島さんのこと選んだのか興味あるなぁって。うちはできちゃった婚だから、改まったプロポーズとかなくて。いいなぁって。」

美都が家に帰ると涼太がパエリアを作って待っていた。美都が離婚届を書いたか尋ねると、今までの笑顔が消え、涼太は黙って離婚届を持ちに行く。神妙な顔で美都に見せた離婚届には『渡辺涼犬』と書いてあった。そして、「点を打つとこ間違えた。。。」と。美都が「そんな事もあろうかと、こちらにもう一枚用意しておきました。」と新しい離婚届を出すと「だろうと思った。」と涼太は笑顔で言う。そして美都の大好きなポテトサラダを味見させる涼太。「何これ。こんな事している場合じゃない。私達、離婚するんだよね。」と美都は心の中で呟く。

 

帰宅した有島は寝ている子供を優しく見つめる。ソファーでうたた寝をしていた麗華は起きてくる。

有島は子供に触れようとするが、この前「手、洗ってください。」と言った麗華の声が頭をよぎり、また自分の後ろめたさもあって、触れられずに手を引っ込める。

麗華は、「ねぇ、公園で横山さんに会ってね、光軌との馴れ初めをしつこく聞かれたから、適当に答えちゃった。それから1人で考えたんだけど、どうして光軌は私を選んでくれたのかしらね。今度教えてね。」と無表情で言う。有島は何も言えずに黙る。

 

翌日、「今日せっかくの休みだし、天気も良いからどこか出かけようか。」と麗華に言われ、有島が嬉しそうに「どこが良いの?」と聞くと「やっぱり公園とか?」と言う。公園と聞いて有島は涼太に会った恐怖を思い出し、「いや、何か買い物とかないの?付き合うよ。」と言うが、麗華は「せっかくの天気だから公園が良いな。」と言う。そこで有島は動物園を提案し、行く事にする。準備して家を出ようとすると家の前に横山が。「お出かけですか?」と聞かれたので動物公園に行く事を伝えると、「うちの子供も連れて行きたいんだよね。いいなぁ。」と羨ましがる。思わず有島が「一緒にどうですか?」と言うと「良いんですか?!主人に言って車出してもらいます。」と言って、急いで家に戻っていく。有島と麗華は顔を見合わせる。

「光軌は優しいね。」と麗華。「いや、ほんの社交辞令のつもりだったんだけど。」と有島。

麗華が嬉しそうじゃない事を有島が気にすると、麗華は「人の旦那って面倒なのよね。」と冷めた口調で言う。

 

家では涼太が1人離婚届を前に考え込んでいた。離婚届には『渡辺涼』まで書いてある。そんな涼太に美都は物件を見てくる、と声をかけ、家を出る。「とにかく、出て行く準備をしよう。ここにいてはダメだ。」と美都は心の中で呟く。美都が行ったあと、涼太は残りの『太』の字を書こうとするが、どうしても点が書けず、『天』にしてしまう。そしてペンを投げ出す。その時小田原から着信が。

 

物件探し中の美都は仲睦まじい母娘の姿を見て、「子供がいたら何か変わってたのかなぁ。それとも有島君に子供がいなかったら、、、ってバカ。」と心の中で呟く。その時、ふと生理が来ていない事に気付く。

 

有島家と横山家は共に動物園へ。はしゃぐ有島達とは対照的に横山(夫)は退屈そうにあくびをしたり、ベンチに座り込んだり。おもちゃなどをもらったお礼を言う有島に横山(夫)は、「何か物をあげれば仲良くなれると思っているんですよね。あいつ頭悪いからなぁ。その点、お宅の奥さんは落ち着いてて賢そうで。聞きました、嫁から、奥さんの話。自分とは全く違う遠いグループにいた人なのに、なぜか自分を選んでくれたって。いいですねぇ、お宅は。」と言う。有島は複雑な表情。

お昼の時間、麗華が手作りのお弁当を広げると、「うちなんてコンビニ弁当だもんな。」と横山(夫)。麗華は「うちが急に誘っちゃったから。」とフォローする。

それからも横山(夫)は横山(妻)を馬鹿にしたひどい言い方をする。そして麗華と比較し、そんな嫁と仲良くしてもらって、と麗華に感謝を伝える。そして自分の子供には「お前も無知な母親に育てられてかわいそうだな。」と言う。そんな横山(夫)に有島は、「僕は母親を馬鹿呼ばわりする父親に育てられる子供もかわいそうだと思いますけどね。」と言い、「麗華、帰るぞ!」と横山達を残して車に乗る。車に乗った麗華は有島に、「本当に優しいのね。あなたはこの場から去れば良いけど、私はこれからもお付き合いがあるんですけど。」と冷たく言う。有島が「悪かった!勝手に誘って、勝手にキレて。悪かったです。あんな父親でも俺よりは良いのかな。」と言うと麗華は、「あれで浮気してたら完璧なダメなやつね。」と冷たく言い放つ。

有島 「俺がお前を選んだ理由、今言っていい?」

麗華 「どうぞ。」

有島 「『麗華』って呼んだときのお前。冷静でクールな優等生の真実を知ってるのは俺だけ。自分の格好悪い所を見せれる唯一の人。辛い時もどんな時もきっとずっと一緒にいられると、そう思ったから。」

麗華は笑い出す。そして無表情になり、「結婚式の誓いの言葉みたいね。」と言い、再び大笑いする。

麗華 「ねぇ、光軌。私今辛いよ。辛い私と一緒にいて息苦しくない?辛い私とこのまま一緒にいられる?どうして、、、ずっと嘘をつき通してくれなかったの?」

有島 「だ、だって、お前責めるだろ。」

麗華 「責めてない。本当の事を言ってるだけ。」

有島 「それが俺には無理なんだ。」

麗華 「無理?どうして?」

有島 「どうしてって、、、」

麗華 「つまり、光軌はもう私とは無理っていう、、、」

有島 「違う!!それは絶対違う!」

 

美都は妊娠検査薬を手に取り、購入する。

 

焼肉屋にいる涼太と小田原。一人焼肉はハードル高くて、と小田原。

小田原 「で、離婚話決着ついた?別れろ。その方がお前の為だよ。この前バッタリ会って、軽く話聞いた。」

涼太  「みっちゃんと?バッタリ?」

小田原 「バッタリ」

涼太  「何で僕は何も悪い事してないのに別れなきゃいけないの?僕は何も間違ってないのに一番嫌な選択をするって、おかしいでしょ。」

小田原 「愛されてないのに?」

涼太  「僕は愛してるから。」

小田原 「初めて会った時に『お天道様は見てる』って言った美都さんを良いと思ったんだろ?そういうルールみたいのを持ってる人だって。でも美都さんはそんなルールを簡単に破るような女だったんだ。」

涼太  「母さんがよく言ってたんだ。『お天道様は見てる』って。」

小田原 「なら尚更。。。」

涼太  「母さん何も出来ない人でさぁ、料理はクソまずいし、掃除すれば物がなくなるし。お陰で子供の頃から家事得意になっちゃって。子供の頃ね、僕がキャンプに行ってる間に、飼ってた犬を母さん殺しちゃったんだ。その時父さんが言ったんだ。『母さんを責めるな』って。可愛くて、良い人で、愚かな人で。だけどそんな母さんを父さんはずっと愛してた。死んで15年経った今も。死んだ人は愛してくれないのにね。」

小田原 「でも美都さんは生きているのにお前の事ー」

という小田原の言葉を遮る様に涼太はビールジョッキを机にドンッと置き、

「何で別れさせたいの?」と怒った表情で言う。

 

 

有島家を訪ねてきた横山に「さっきは失礼しました。」と麗華が謝ると、「こちらこそ、変な空気になっちゃって。」と言う。

麗華 「ご主人にも嫌な思いをさせてすみません。」

横山 「そんな、私馬鹿だから、言われるの仕方なくて。あっ、これ、唐揚げ。すごく美味しく出来たから、良かったら。」

麗華 「この間頂いたクッキーも売り物みたいに美味しかった。」

横山の表情が変わる。

横山 「気付いてたんだ。なのにずっと黙って、、、私馬鹿みたい。」

麗華 「そういうつもりじゃ、、、」

横山 「私何も出来なくて。変なとこで見栄はっちゃって。誰かに褒めてもらいたくて。」

麗華 「辛いって言えば良いのよ。ご主人に。」

横山 「そんな事言ったって通じない。」

麗華 「そう言わないとずっと伝わらないよ。」

横山 「私じゃダメなの!有島さんはいつも自信たっぷりで、正しい事いつも言えるんだろうね。でも、もし旦那さんがー」

その時ドアが開き、買い物に行っていた有島が帰ってきた。そして有島も横山に謝ると、「いえ、こちらこそ。失礼します。」と言って横山は帰って行く。

 

美都は部屋で手帳をチェックし、子供が出来たと有島に言ったら有島はどんな顔をするんだろう、と思う。そして携帯を手にし、「有島君、なんとできてしまったんです!って今度は趣味じゃなくて子供だよ」とメールしようとするが、「ダメだ、言えるわけない、じゃ伝えないまま?どうなるの私。どうするの私。1人で育てる?って、どうやって?スナック。。。」と考え込む。

そこに涼太が帰ってくる。「具合でも悪い?」と心配して、お腹が痛いのかとお腹に触ろうとする涼太の手を振り払い、「平気だから。書いて」と美都は言う。涼太は「あぁ、そうだったそうだった。何かあったら呼んでね。」と言って部屋を出て行く。

 

美都は有島のマンションへ。「何やってるんだろ、私」と帰ろうとすると、横山に呼び止められる。

横山 「あの、有島さんのお友達ですよね?有島さんからお話伺ってます。ご主人の中学の同級生だったとか。」

美都 「ええ、まぁ。」

横山 「寄っていかれないんですか?」

美都 「今は仕事の。。。」

横山 「仕事って病院にお勤めなんですよね。どこの病院ですか?」

美都 「吉祥寺の眼科です。」

横山 「名刺もらえますか?私レーシックに興味があって。良い眼科探してるんですけど、持ってますよね。あっ、有島さんに聞けばわかるか!じゃ、有島さんにお会いしたってお伝えして、、、」

美都 「えっと、私名刺は持っていないんですけど、これなら。じゃ失礼します。」

と美都は眼科の案内カードを渡して立ち去る。

 

後輩と飲んでいる有島。「ここの所毎日自分と飲んでいるが、奥さんが待っているんじゃないか」と聞かれ、受け流していると「あの、もしかしてなんですけど、バレたんですか?浮気。」と言われ、「はい。しかもね、自分からバラしてるし。」と有島は言う。後輩が、さっきからずっとこっちをガン見している怖い女性がいる、と言うので有島も振り返るとそれは香子だった。しまったと言う顔をする有島。

 

美都が家に帰ると美都の作った蕎麦猪口が出されていた。今日の夕食は蕎麦だという。いつまで一緒にいられるかわからないから使おうと思って、と涼太は言う。「書いた?」とひと言聞く美都に涼太は答えずうつむく。美都は封筒から何枚もの離婚届を出し、「何回間違えても良い様に。」と涼太に手渡すと、涼太は「わかった。書くよ。」と言い、受けとる。そして、「離婚して、また一からやり直す事も可能だよね。」と言われ、美都は固まる。

 

悦子のスナックで悦子とデュエットする小田原。

悦子  「何でこんなとこまで来たのよ。」

小田原 「会いに来たに決まってるじゃないですか。」

悦子  「友達の姑口説きに?」

小田原 「そんな事したら罰当たりますよ。お天道様の。」

悦子  「色恋にお天道様なし。清く正しい人が愛されるなら私とっくに幸せになってる。なぁんて。」

小田原 「さすが、親子ですね。」

悦子  「なんだやっぱり知ってるんだ、美都のこと。」

小田原 「お天道様が見てるって、あいつ(涼太)の亡くなった母親がよく言ってたらしいです。」

悦子  「呪いだね。」

小田原 「渡辺は別れる気ないみたいです。もしかしたら、それでも美都さんを受け入れる事が正しいと思っているのかもしれません。一応あいつのお母さんでもありますよね。だったら。」

悦子  「えっ、私に別れさせろって言うの?私の言う事なんか涼太さん聞きやしないよ。ほらこんな服が似合う女の事母親なんて思ってないから。無理無理。」

小田原 「もう、人ごとみたいに。大体美都さんがー」

悦子  「下品な親子ですみませんね。でも、他所の夫婦を偉そうにああだこうだ言う清く正しい人ってもっと下品じゃない?ま、人事って楽しいけどね。」

小田原 「本当だ。俺も大概ゲスですね。」

悦子  「それとも、、、好きとか?」

小田原は明らかに動揺する。

小田原 「何言ってるんですか。」

悦子  「あーー、それなら人事じゃないか。愛を求めて引っ掻き回したくなるのもわかる。」

小田原 「俺は誰かに愛されたいと思う程、欲深くありませんから。」

小田原に美都からメールが。他に頼める人がいなくて、賃貸契約の保証人になって欲しいという内容だった。それを見て嬉しそうな小田原。

「もちろんです。何でも言ってください。」とい美都に返信する。

 

美都は涼太に、「私妊娠したかもしれない。」と言う。涼太は驚き、料理の手が止まる。美都は生理が来ていない事を話す。美都は、これで涼太はきっと自分を見限るだろうと思う。しかし涼太は、コンロに火をつけ何枚もの離婚届を燃やしだす。

「あの男に頼れないんでしょ。頼れるわけないよね。大丈夫だよ。僕がみっちゃんを守るから。」と、満面の笑みで離婚届を燃やす。

 

 

有島と歩く香子。

 

香子 「渡辺さんと連絡が取れないんだけど。美都の旦那。あの子私の所に居たんだけど、旦那さんが迎えにくる寸前に出て行って。。。」

有島 「あぁ。」

香子 「何日かしたら、旦那さんから美都が帰ってきましたって連絡来たんだけど、あの子の事も心配で、とりあえず旦那に連絡したら、出ないし、メールも全部無視。美都の旦那すごく優しくて良い人でマメで、無視なんてしない人なのに、どういう事?」

有島 「俺が知るかよ。」

香子 「はぁ?あんたのせいでしょ。」

有島 「あぁ、そうだな、その通り!香子ちゃんは聞いてた通り、いつでも正しいよね。俺らとは違うもんね。独身だけどね〜。」

香子 「このクズ!あんたとは話になんない。」

有島 「あー、出来れば俺も話したくないな。」

香子 「あっそ、じゃ。」

と帰ろうとする香子の後ろ姿に有島は、「でもさぁ、香子ちゃん、あんたの良い人は他の人にも良い人じゃないだろ。良い人でも嫌だろ。嫌なやつでも良いだろ。俺はあいつの旦那は、、、怖いよ。」と話しかける。

 

 

ゆっくり美都に近づく涼太。美都の両肩に手を置くと、

「みっちゃん、それは僕の子だよ。」と笑顔で言う。

想像してもいなかった言葉に美都は思わずへたり込む。

美都 「そんな訳ないでしょ。」

涼太 「僕の子として育てるよ。」

美都 「きっと、愛情を持って育てられるから。」

涼太 「無理。本当にそんな事考えているなら、ちょっと頭おかしいよ。」

美都 「そうなの?でも、お蕎麦食べるでしょ?あと一分で出来るから待ってて。」

 

一分で出て行こう、放り投げて、器も割って。振り向いたら私はいない。美都はそう思うが、足が動かず、涼太に言われるがままに皿を運ぶ。

「座ってて。ずっとそこに。」と涼太。

「ごめんね。私があなたをそんな風にした。だけど一時はちゃんと愛してたから、結婚したんだと思う。思うけど、そんな事も今は綺麗さっぱり忘れてしまえるくらい、、、無理。」と美都は心の中で呟く。

笑顔で美都が作ったビールジョッキにビールを注ぎ、美味しそうに蕎麦を食べ始める涼太。

涼太 「で、確定なの?妊娠。検査したんでしょ?」

黙ってうつむく美都。

涼太 「えっ?検査してないの?しようよ。検査薬買ってきてあげようか。病院も付き合うよ。1人じゃ心細いでしょ。不安でしょ、みっちゃん。」

「そうね。確かめる事さえ出来ないくらいに不安。だってどうするの?子供なんて。」と心の中で呟く美都。

「食べなよ。美味しいよ。」と蕎麦をすする涼太。

「のんきに蕎麦なんて食べてる場合?」と心の中で呟きながら、涼太を見ると、涼太は泣きながら蕎麦を食べていた。そして蕎麦猪口を手にし、「やっと使えたね!一緒に」と言い、泣きながら笑う。美都は思わず「ごめんなさい。」と言う。

部屋に戻った美都は結婚指輪を外して箱にしまう。そして家を出て、自分が作った蕎麦猪口とビールジョッキをマンションのゴミ箱に捨てる。そして美都と入れ違いにマンションに入った人物が、各郵便受けに書面を配っていく。その内容は、、、?

 

美都の上司花山(橋本じゅん)は一緒に飲んでいる女性に自分の眼科のホームページを見せる。女性は口コミを見て驚き、花山を見るが、花山は謎の笑みを浮かべる。口コミに書かれていたのは、、、?

 

美都は夜空を見上げ、「私の運命、どうしよっかな。」と呟く。

 

マンションに戻る美都。その足下にはさっき各郵便受けに配られた書面が。その内容は、『301号室の渡辺美都はW不倫の最低女。バカ女に制裁を。』というものだった。

 

そこで今回の話は終わりエンディングへ。

 

《エンディングの後の次回予告》

私を唯一選んだ人、と涼太と手を繋ぎ歩く美都。「心当たりありますか?」と怪文書を手に麗華に尋ねる涼太。「じゃあな。」「じゃあね。」と言い合う有島と美都。狂気の表情を見せる涼太。「ずっと前から好きなんです。」と言う小田原。「私は人を傷つけ、人に憎まれてこの先の運命なんて怖くて想像したくない。」という美都のナレーションで予告は終わる。

 

管理人の感想

なかなか離婚届を書かない涼太。毎回違う所を間違えていく涼太は少し可愛いと思っちゃいました(^^;)

美都は本当に妊娠しているのか?

小田原が好きなのは美都?それとも涼太?

怪文書を配ったのは誰??

まだまだ気になることばかりです。来週もどんな展開が待っているのか、楽しみです。

 

後からでも見れる動画メディア紹介

http://www.tbs.co.jp/muryou-douga/anasore/008.html

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