「ごめん、愛してる」第10話 9月17日(日)【最終話!】

 

 

【第9話のあらすじ】

 

サトル(坂口健太郎)がまた倒れ、予断を許さない状況に。律(長瀬智也)は落ち込む凜華(吉岡里帆)に、サトルのために自らの心臓を差し出す、と話す。凜華はそんな突拍子もない考えを信じようとしないが、麗子(大竹しのぶ)は律にその本心を確かめようとする。そこで麗子は思ってもみなかったことを律から聞かされる…。
目を覚ましたサトルは、凜華に結婚を申し込む。律を想っている凜華は気持ちの整理がつかず、加えて律がサトルに心臓をやるといったことも気になり始め、律のもとへと向かう。

 

 

今回の出演キャスト

 

 

主人公:岡崎律/長瀬智也

血の気が多くケンカが強い、その一方で人間的な温かみを持つ男。幼いころ母親に捨てられ不遇な環境で過ごす。ある事件に巻き込まれ頭に致命的な怪我を負い、いつ命を失ってもおかしくない状態に。せめて最期に親孝行がしたいと実母・日向麗子を捜す。そんな中、後に運命の女性となる三田凜華と出会う。

三田凜華/吉岡里帆

他人のために自己犠牲をいとわない純粋で愛情深い女。日向サトルのスタイリストで、幼馴染みのサトルに思いを寄せている。律と出会い、彼の抱える孤独に触れ惹かれるようになる。

日向 サトル/坂口健太郎

元ピアニストの母親の英才教育を受けて育ち、卓越した演奏技術とルックスで、今では老若問わず女性に絶大な人気を誇るアイドルピアニスト。母の愛情を一身に受け、自身も無邪気な子供のように甘え、愛情を求める。凜華の思いには気付かず、サックス奏者の古沢塔子に恋心を抱く。

日向 麗子/大竹しのぶ

日向サトルの母であり、律が、憎しみながらも激しく求めることになる母親。麗子はアーティスティックな元一流ピアニストだったが、過去の苦い経験によりその道を閉ざされる。それ故、猜疑心が強く周囲を振り回す。現役時代は世界で活躍してきたことから、プライドが高くい傾向にあるものの、サトルに対しては自分の持ちうる全ての愛情を注ぎ、甘やかしている。

三田 恒夫/中村梅雀

凜華の父。長年、日向麗子のマネージャーを務めている。麗子を崇拝し、彼女を守るためなら手を汚すこともいとわない。

河合 若菜/池脇千鶴

児童養護施設で律と兄妹のように育つ。若菜は8歳の息子を持っているが、若菜自身子どもの頃に律と離ればなれになった悲しみから事故に遭い高次脳機能障害となり、事故のときと同じ7歳程度の知能でとまってしまっている。若菜は憎む、恨むといった感情のない気持ちの大きな女性。

河合 魚/大智

河合若菜のひとり息子。障がいを持つ母を思いやる孝行息子。

古沢 塔子/大西礼芳

サトルが夢中になる個性的な天才サックス奏者。恋に奔放で自分の思うまま自由にかっこよく生きる女性。

加賀美 修平/六角精児

フリージャーナリスト。日向麗子を恨みスキャンダルを狙うため律に近づく。

 

 

「ごめん、愛してる」第10話 9月17日(日)【最終話!】のネタバレ

 

 

若菜(池脇千鶴)の家を訪ねる凜華(吉岡里帆)。誰もいる気配がないので、隠してある合鍵で中に入る。しかし、家の中には若菜も律(長瀬智也)も魚(大智)もいなかった。

 

若菜は魚と海ではしゃぐ。それを見つめる律。その隣には塔子(大西礼芳)がいた。あなたって孤独で淋しい人かと思っていたけどそうでもないのね!と言う塔子に律は、俺は女子供にはモテるんだよ!と言う。でもやっぱり淋しい奴か!最後の最後に私くらいしか頼る相手がいなかったんだもんね!と言う塔子。律は、ありがとうな、恩にきるよ!と言う。

 

凜華は律の上着を見つけ抱きしめる。そこに三田(中村梅雀)が来る。三田は凜華に、ウチに帰ろう、と言うが凜華は、あの人の所にいたい!あの人がどこにいるか知らない?律がいないと私も苦しいの、苦しくて息が詰まって死にそうになるの!あの人のこと愛しているの!と泣きながら言う。三田も涙を流し、つれて帰るのを諦める。

 

サトル(坂口健太郎)の病室で律の言葉を思い出す麗子(大竹しのぶ)。サトルは麗子に、聞きたいことがある、僕よりも前に生まれた子が1人いるって言ってたよね?もしその子が生きてたら、それで僕と同じように病気で死にそうになってたらお母さんはどうする?やっぱり命がけで助けたいと思う?と聞く。もちろんよ!と麗子は答える。

 

麗子は医師から呼ばれる。

 

律に麗子から電話がある。検査の結果が出た、あなたの心臓はサトルに適合するそうよ、奇跡だって先生が言っていた、ありがとう、本当にありがとう、また連絡する、と言う。

電話を切った後、律は麗子の指輪を見つめる。そして淋しそうに笑う。嬉しいのかよ!?と呟く律。

 

 

広いお家だねー、と言う若菜に塔子は、曲を作ったりする時に使う別荘だ、と言う。

その時隣の部屋からガタン!という大きな音が聞こえる。律は激しい頭痛で悶え苦しんでいた。心配して部屋に入ろうとする若菜に律は、来るな!と言いドアを閉め鍵をかける。どうしよう、りっ君がなんか変なの!と若菜は塔子に助けを求める。どうしたの!?大丈夫?と聞く塔子に、来るなって言っただろ!と律は声を荒げる。そして律は携帯に手を伸ばす。

 

塔子の携帯が鳴る。律からだった。あいつらを部屋に入れないでくれ、こんな無様な姿を見られたくない、楽しい思い出で終わらせたいんだ、だからあいつらを家まで送って欲しい、と律は言い、塔子も承諾する。

 

ちょっと落ち着いた律はドアを開け、心配する若菜に、ここでやらないといけないことがある、だから魚と先に家に帰っててくれ、仕事が終わったら絶対帰るから、と痛みに耐えながら笑顔で言う。

 

凜華は携帯を握りしめたまま若菜の家で朝を迎える。そこに若菜と魚が帰ってくる。律はどこ?と凜華は聞く。そこに塔子も荷物を持って現れる。

 

その日も痛みと吐き気に耐える律の所に凜華が来る。帰れ!と言う律に、私諦めないから!と凜華は言う。そしてドアの前で待ち続ける。

やがて激しい雨が降ってくる。凜華は寒さに耐えながら待ち続ける。凜華の事が気になる律。そして律はドアを開ける。後ろからそっと抱きしめる凜華。

わかってるから!こんな遠くまで来て隠れているのは私のこと悲しませたくないから、私が律のこといつまでも忘れられなくてそのあと苦しむのがかわいそうだから、そうでしょ?でも大丈夫だよ!私はボケチンだからすぐ忘れちゃう、あなたが死んだらきっと1ヶ月は泣く、3ヶ月くらいは辛くて眠れないかも、でも半年もしたらテレビのお笑い番組見て笑ったり、美味しいもの食べて美味しいと思ったり、そういういつものボケチンに戻るから、それより辛いことは今この瞬間あなたと一緒にいられないこと、あなたを1人で逝かせたくない!一緒にいさせて!と凜華は言う。律はゆっくり振り向き凜華を抱きしめる。

 

狭いベッドでしっかり抱き合って寝る律と凜華。凜華はそっと起きて律の寝顔を写真に取る。

 

砂浜に座る2人。大きなハートの中に「チャンのバカ」「ボケチンおまえもな」と言う落書きがある。不思議だなぁ、私律のことこんなに好きなのに、律のことほとんど知らないんだよね、誕生日いつ?と凜華は聞く。わからないけど、施設に捨てられてたのは9月の今頃だ、と言う律に凜華は、じゃ私が誕生日お祝いしてあげるよ!と言う。

そして凜華がケーキを買いに行こうとするとサトルが歩いてやってきた。サトルは凜華に、ちょっとだけリュウさんと2人きりにして欲しい、と言う。

 

そして別荘に行くとサトルは、前にも言ったけど、僕はリュウさんの命を貰ってまで生きたいとは思わないんだ、と言う。俺はどうせ死ぬんだ、だから俺の心臓でおまえが生き延びられるんだったら俺は嬉しい、と言う律。

お母さんの為でしょ?僕がお母さんの子供だからそう言っているんだよね?でもね、僕はお母さんの本当の子供じゃないんだ、養子なんだよ!僕もリュウさんと同じで赤ん坊の頃は施設にいたんだ、とサトルは言い、律は驚く。リュウさんが本当の息子だってお母さんに言おうと思ったけど言えなかった、こんなに大事にされているのに愛されてるっていう自信がずっと持てなくて・・・でもこんなの卑怯だよね、僕は本当は良い奴なのにリュウさんのせいで嫌な奴になっちゃったよ、そういうことだから僕にはリュウさんの心臓を貰う資格はない、とサトルは言う。おまえはお袋に愛されてるよ!律は言う。そうだね、僕のお母さんは血のつながっていない僕の為に命まで投げ出せる人だ、そんな人が自分の子を捨てるなんて僕には信じられない、何か事情があったとしか思えない、このままで良いの?手遅れになる前にお母さんにちゃんと打ち明けてあげないと・・・そう言いながらサトルは心臓を押さえ苦しみだす。

 

1人で砂浜で待つ凜華に、サトルを病院まで送ってくるから別荘で待ってろ、と律からメッセージが届く。

 

病院に駆けつけた麗子は心労で倒れる。律は麗子を廊下のイスに寝かす。それを陰から三田が見ていた。

 

ふらつきながら歩く律を三田は追いかけ呼び止める。話を聞いてくれ!麗子さんに罪はない、全ては私のやった事だ、と言う三田。どういうことだ?と聞く律に三田は、あの人はおまえを産んだあと、急激に体調が悪化して三日間意識がなかった、その間に私がおまえを連れ出して児童養護施設の前に捨てた、彼女が目覚めた時子供は死んだと伝えた、医者にも口裏を合わせてもらった、と言う。どうしてそんなことをした?と聞く律。彼女のキャリアを守る為だった、離婚して未婚の母になったら世の中は彼女を許さない・・・そんなことは言い訳だ、私は彼女があの男の子供を産むことが許せなかった、麗子さんはあの時の子が生きていることを知らないんだ、あの人は子が産まれて来ることを楽しみにしていた、男の子だったら「律」女の子だったら「奏」と・・・サファイアの指輪を麗子さんの宝石箱から盗んで置いたのも私だ、母と子を引き裂いた罪滅ぼしのつもりだった、と三田は泣きながら言う。俺にはな、もう時間がないんだ、全てを諦めてあとは死ぬだけって時に何で今更そんな事言うんだよ!!もっと生きたくなるじゃねーかよ!と律は掴み掛かり悔しそうに言う。

三田は申し訳ない!と泣きながら土下座する。

 

別荘で律の誕生日ケーキを準備する凜華。以前泣いていた時に言われた律の言葉を思い出す。

 

サトルは麗子に、心配かけてごめんなさい、と言う。律もサトルの病室に入る。サトルは、僕の部屋からヘッドフォンを取ってきて欲しい、リュウさんに送ってもらって、と麗子に頼む。

 

家に着いた麗子は、あの子、あなたに何を言いに行ったの?と聞く。律は、俺の心臓なんか欲しくないと言われた、でも俺の気持ちは変わらない、と言う。ありがとう、と麗子。あなたに何かお礼がしたいんだけど、何がいいかしら?と麗子は聞く。律はちょっと考え、めし!めし作ってください!と言う。ご飯を作る麗子を律はじっと見つめる。

麗子は卵雑炊を作り、持ってくる。律は一口食べたあと何か言いたそうな淋しそうで複雑な表情になり、すみません、とだけ言い部屋から出て行く。

急に出て行った律に戸惑う麗子。何で?何で?どうしてこんなに涙がでるの?と残った雑炊を見ながら麗子は泣く。律は家の外で、淋しそうな表情で窓の外を見つめる麗子を見て、「母ちゃん・・・」と呟く。

そして以前ソウルの病院で録画した動画を見直す。それは日本に母親を捜しに行く決意を記録した動画だった。見終わると今まで記録してきた全ての動画を消す。母ちゃん、産んでくれてありがとう、産まれ変わってもまた親子になろうな、と呟く律。

 

律が別荘に帰るとテーブルの上には誕生日ケーキがあり、凜華はソファーで寝ていた。

凜華に毛布をかけ、凜華の携帯を見る。その中には律と撮った写真がたくさん入っていた。それを全て削除する律。そして寝ている凜華にそっとキスをし、優しく微笑む。

 

車を運転する律。鼻血が出てくる。

 

目が覚め携帯を見る凜華。写真が全て削除されていることに気付き、急いで家の外に出る。その時律から電話が来る。

 

電話からは海の音が聞こえる。律は指輪の入ったお守りを海に投げ捨てる。

凜華「律?」

律「ボケチン」

凜華「何?」

律「ごめん、愛してる・・・」

そしてそのまま電話を切った律は海を歩く。

 

 

 

ー1年後ー

拍手の中客席に一礼するサトル。演奏前、サトルは客席に向かって話す。

僕には1人の兄がいます。その兄のお陰で僕は命をつなぐことが出来ました。今日の演奏を兄に捧げます。

そしてサトルは演奏を始める。その曲はショパンの別れの曲だった。

 

麗子も客席で律のことを思い出し、泣き出し、思わず席を立って外に出る。それに気付きロビーに来る塔子。泣いてらっしゃるんですか?と聞く塔子に麗子は、泣いてなんかいない、私の息子はサトル1人だけよ、もう1人息子がいたけど遠い昔に捨てたの、その子の為に涙を流す資格は私にはないわ、と言う。

 

麗子は家でピアノを弾きながら側で聞いている律を感じていた。

 

若菜は、りっ君はいつ帰って来るのかな?と言う。そのうち帰ってくるよ!と魚は言う。

 

ソウルに行き、律と寝たボロボロのベッドで眠る凜華。「しっかりしろ!ボケチン!」と言う律の声が聞こえて空を見上げる。そしてしっかりと前を向いて歩き出す。

 

【END】

 

 

 

 

 

 

【管理人の感想】

 

なんと最終回でサトルが養子であること、そして律が捨てられたのを麗子が知らなかったことが明らかになりました。とっても悲しい告白でしたね。三田がもっと早く話していたらもっと違う幸せな時間が過ごせていたかもしれない・・・。そして麗子の作った雑炊を食べる律、本当に胸が締め付けられる思いでした。結局律は麗子に息子であることは告げずに、凜華とも離れて一人死んでいったのでしょう。もう悲しすぎて切なすぎて、見ていて胸が締め付けられるお話でした。でも律も凜華も本当に心の優しい人で、自分よりも相手のことを大事に思っていたんだ、と思うとちょっと救われる気がします。そして麗子も私は自分勝手な人だと思っていましたが、本当は淋しい人で愛がいっぱいの人だったんだな、と印象が変わりました。

最後はやはり悲しい結末でしたが、サトルの中で律は生き続けることでしょう。たまにはこういうドラマで泣くのも良いなぁ、と思いました!

 

 

 

【後からでも見れる動画メディア紹介】

 

 

http://www.tbs.co.jp/muryou-douga/gomen_aishiteru/010.html

 

 

 

 

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