「コウノドリ」第10話(12月15日放送) 出生前診断!2組の夫婦が小さな命と向き合い出した選択とは…!?

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【第9話のあらすじ】

 

過去2回流産をしている妊婦の篠原沙月がサクラ(綾野 剛)の元を訪れた。
不安そうに診察を受ける沙月。診断の結果、今回もエコーに映った胎児に心拍はなかった…。
3回目となった流産に不育症を自ら疑う沙月。現代医学でも、まだまだわからないことが多いこの病にサクラはどう向き合うのか。

一方、父・晃志郎(塩見三省)が再び倒れたと聞いた四宮(星野 源)。石川県能登に帰省した矢先、晃志郎が診察をしていた妊婦に早剥の疑いが。
一刻を争う事態の中、自らが執刀するしかないと言う晃志郎を見かねた四宮が、父に代わり緊急カイザーをする。

その頃、下屋(松岡茉優)は、救命の忙しない現場で患者の症状に対応できず、悔しい思いをしていた。
そんな中、36週の妊婦が緊急搬送される。下屋は産科時代の知識を活用し、緊急カイザーを提案するが…。

ペルソナ総合医療センターのサクラ、下屋、小松(吉田羊)、白川(坂口健太郎)、四宮、今橋(大森南朋)がそれぞれの思いを抱え、動き出す第9話─。

 

 

 

「コウノドリ」第10話 ブログ管理人の感想

 

出生前診断がテーマの今回、サクラ先生を始め先生方もとても悩んでいました。今は血液を採るだけでそんなに簡単に検査が出来てしまうことにも驚きました。そんなに身近になっていれば、とりあえず検査してみよう、という軽い気持ちで検査を受ける人が多いのもわかる気がします。羊水検査はお腹に針を刺し、流産のリスクもあるので本当に検査するか、結果が陽性だったらどうするかを真剣に考えると思うので、その差は大きいな、と思います。検査の敷居を安易に下げるという事は色々な問題を生じるし、特に出生前診断は命の問題なので人によって、環境によって、状況によって考え方もそれぞれだと思いますが、しっかり考えた上で受けることが必要だな、と改めて感じました。今回二組の夫婦が悩みに悩んで、産まない決断と産む決断をしました。どちらの決断も後悔はするかもしれない、と言うサクラ先生の言葉は重いですね。自分がその立場だったらどうするんだろう、と考えさせられました。結果だけ見ると“命の選別”ということになってしまいますが、この言葉にはちょっと違和感があります。産まない選択も決して間違ってはいない、責めるべきではない、産みたくても産めない場合もある・・・一生懸命悩んで苦しんで出した結果なのであれば本当に幸せになって欲しいです。

四宮先生…お父さんの最期に立ち会えませんでしたね。へその緒に込められた意味、色々と考えてしまいます。「大丈夫だ!」と四宮先生は言っていましたが、大丈夫なはずがないですよね。これから四宮先生はどうするのでしょうか。命の重さ、出産の奇跡など毎回大切なことを教え、考えさせてくれるこのドラマも次週が最終回!寂しいですが、しっかりと見ていきたいです!

 

 

「コウノドリ」第10話 放送内容の振り返り

 

子供部屋の壁紙を選ぶ高山透子(初音映莉子)と夫の光弘(石田卓也)。出生前診断の結果が届きその内容を見る。そこには21トリソミー ダウン症候群 “陽性”と書かれていた。検査した病院に問い合わせるが、あとは他の病院に行って相談をする様にと言われただけだった。高山夫婦はペルソナに行き、サクラ(綾野剛)に検査結果について話を聞く。これはお腹の中の赤ちゃんがダウン症候群である可能性を示している、この検査の陽性的中率は90%程度で、疾患がない可能性もある、確定するには羊水検査が必要だ、羊水検査ではほとんどの染色体異常を見つける事が出来る、ただ全ての疾患がわかるわけではない、とサクラは説明する。そして、高山さん、羊水検査を希望されますか?と聞く。受けたいと思っている、と答える高山夫婦。サクラは、結果が出た後の事は相談されているか?高山さんの赤ちゃんは今16週、羊水検査の結果が出るまで2週間ほどかかる、その時赤ちゃんは18週…もし疾患がわかったらどのようにその疾患を受け止めていくのか、しっかり考える必要があります、と言う。それは赤ちゃんを諦めるという選択もあるという事ですか?と聞く光弘にサクラは、ご家庭の事情もあると思う、2人で現実に向き合って決めていく事になる、僕たちはどんな結論になっても高山さんを支えていきます、これからの事を一緒に考えていきましょう、と話す。

 

まさかこんな事になるなんて…と落ち込みながら病院を出る光弘。落ち込む透子に、そんな顔するな、まだ結論が出たわけじゃない、と言う。

 

出生前診断の問題点とは・・・!?

 

高山さん、これからだね、と医局で話す小松(吉田羊)。しかし、きちんとした遺伝カウンセリングを行なわずに出生前診断を行なう医療機関があることが問題だ!と四宮(星野源)は言う。時間を割かれるのが煩わしい、予約も簡単に取れるし、年齢制限もなかったりする、検査の結果だけを伝えてあとの判断は患者に丸投げするなんて…と言う小松と四宮。結果だけ聞かされて放り出されたらパニックになるのも仕方がない、と他の医師も言う。黙って考え込むサクラ。この後サクラはもう一件の遺伝カウンセリングを控えていた。

 

—遺伝カウンセリング室—

サクラと今橋(大森南朋)は辻明代(りょう)と夫の信英(近藤公園)に、遺伝子検査の結果を渡す。21トリソミー・ダウン症候群が“陽性”となっていた。辻さんは赤ちゃんに何らかの疾患があった場合中絶を希望されていますよね?と聞くサクラ。はい、出生前診断を受けようと決めた時からそう考えてきました、と明代は答える。お気持ちに変化は?と聞くサクラに、気持ちに変化はもちろんある、何度考えても迷う、でも色々考えると私達には育てられないと思う、と夫婦は答える。疾患のあるお子さんを育てる自信が最初からあるご家族はいない、人がそれぞれ違うようにダウン症のあるお子さんも一人一人個性がある、育てているご家族にもそれぞれの思いがある、と今橋は言うが明代は、でもやっぱり産めない、ウチはちっちゃい弁当屋をしていてパートさんを1人頼むのにも精一杯、この子で私がかかりきりになったら生活が成り立たなくなる、と言う。信英も、ウチには上に1人娘もいるので…と言う。

 

そして2人は娘の愛莉を保育園に迎えに行く。

 

病院で今橋と白川(坂口健太郎)は子供2人を連れた弓枝(奥山佳恵)から声をかけられる。ダウン症の息子の壮真を育てる弓枝は皆に協力してもらってやっと仕事にも復帰出来る様になった、と話す。先生と話すといつも元気が出る!と今橋に言い弓枝は元気に帰って行く。

 

四宮は夏実(相楽樹)にこっちにはいつまでいられるんだ?と聞くと夏実は、明日帰る、仕事も休めないし…最近お父さん調子いいみたい、患者さんを診てると元気が出るみたい、と言う。任せっきりで悪いな、と四宮。夏実は晃志郎(塩見三省)から渡してくれと頼まれた、と言って小さな包みを渡す。その中には四宮のへその緒が入っていた。

 

小さい命と真剣に向き合う夫婦。出生前診断に対する医師たちの見解は・・・!?

 

高山夫婦に羊水検査の同意書を持って話すサクラ。あれからご夫婦で話し合われましたか?と聞くサクラに光弘は、検査を受けたのもウチの親に言われたからだったのでまだ実感がなく心の準備ができていない、と言う。出生前診断は赤ちゃんの状況を知り向き合うための検査です、羊水検査にしてもお腹に針を刺すので赤ちゃんに100%安全とは言えない、これは高山さんとお2人の赤ちゃんのことなんです、とサクラは言う。時間のない中で受け止めるのが難しいのはわかるけど、しっかり向き合っていこうね、と小松も言う。

サクラは赤ちゃんのエコーを診ながら羊水検査をする。透子は、この検査でダウン症と出たらもう絶対なのか?と聞く。サクラは、ほぼ確定です!と答える。

 

羊水検査を受けに来ただけでも良かったな、と言う四宮。出生前診断だけ受けて次の検査を受けずに中絶を決めてしまう人もいるもんね、と小松も言う。たった10ccの血を採って検査させればいいっていう気楽さがそういう親を産んでいる、と四宮は批判する。私は新型出生前診断があることで良い面もあると思う、出生前診断に罪悪感・嫌悪感を抱く人も多いけど、親になる前に我が子の情報を集めるのは悪いことでしょうか?と言う倉崎(松本若菜)。キレイごと言うなよ!子供に疾患があるとわかったら中絶を選択する親がほとんどだろ!?と四宮は言う。どうしてそこまで批判的な人が多いんですかね、と言う倉崎に小松は、中絶する理由も人それぞれだからね…中学生や高校生には若気の至りとか経済的に難しいっていう理由で中絶を勧める人もいるから、と言う。性教育は全然アップデートされていない、それに性暴力などによる予期せぬ妊娠もある、そういう人達にとっては必要なことだと思う、と向井(江口のりこ)も言う。もっと産まれて来る我が子の情報を知る権利について理解して欲しい!と言う倉崎西宮は、赤ちゃんの情報を親が知る権利があるのはもちろんわかってる、だがその情報を知った後にどうするかを決めずに出生前診断を行なうのは無責任だろ!と言う。そうですね、赤ちゃんが置いてきぼりにならない様に夫婦できちんと話合って欲しい、と向井は言う。サクラは皆が話すのをただ黙って聞いている・・・。

 

—2週間後—

羊水検査の結果は21トリソミー、ダウン症候群の診断だ、とサクラから言われて帰る高山夫婦。

 

高山の家には両家の両親が集まり、話し合う。諦めた方がいいんじゃないか?と言う光弘の父親。透子は俯いたまま何も答えない。透子の母親は透子と2人きりで話したい、と言い一旦皆を外に出す。どうしたいの?と聞く母親に透子は、お母さんはどう思う?と聞く。あんたは小さい頃しょっちゅう熱を出して夜中も病院を探して走り回った、喋るのも他の子より遅くて心配だった、でも笑った顔を見るだけで幸せで頑張れた、でもね、この子は諦めた方が良い、透子が苦労する所を見たくない、と母親は言う。

 

今橋の所に来た弓枝は、友達に相談されたと出生前診断について聞く。上の子がダウン症で心配みたい、でも検査でわかるのは一部の染色体の疾患だけだ、なんで出生前診断でわかるこの子たちだけが弾かれるの?このまま産まれる前に検査するのが当たり前になって、どんどんダウン症のある子がいなくなっちゃうんじゃないかなって…私壮真のこと本当に可愛い、だから複雑なんだよね、1回先生の話聞かせてもらっても良いかな、何とか力になってあげたいんだ、私もお兄ちゃんのこと考えた時に一番悩んだから、と弓枝は言い、今橋は優しく頷く。

 

信英は明代に、本当にいいのか?と聞く。何度も話し合ったじゃない、私達がいなくなったあと愛莉に全部任せるなんて出来ない、と明代は言い、信英も自分を納得させる。

 

武田の京子(須藤理彩)の家に転がり込む小松。助産師が家にいたら安心でしょ!?武田の赤ちゃんは私が取り上げるって約束してるから!と言う小松に京子は、まだ早い!今産まれたら困るでしょ!と笑う。出生前診断かぁ、私も45だし考えたけどね、と言う京子。何で受けなかったの?と聞く小松に京子は、悩むのが怖いから、どんな子供でも受け入れる、自分の子供だから!…口で言うのは簡単なんだけどね、妊婦さん診てるときはどんと構えてたんだけどいざ自分のことになるとめっちゃ悩むと思う、まぁうちら助産師としてはお母さんの選択にただ寄り添うだけだ、と言う。だけどねぇ…と小松。

 

辻夫婦に、お考えは変わりませんか?と聞くサクラ。明代は、はい、諦めようと思います、と答える。妊娠12週以降に行なう人工妊娠中絶は中期中絶となり、薬を使って人工的に陣痛を誘発する、ただ人工死産は身体への負担だけでなくお母さんの心にも負担がかかります、とサクラは説明する。私のことはいいんです、私は大丈夫、と明代は言う。辻さんの身体も大切だよ、と小松は言う。

 

綺麗な箱!何が入ってるの?と聞く小松に四宮は、へその緒です、親父が私に渡せと言ったらしくて…と言う。へその緒って昔はお守りとして女の子はお嫁に行く時に手渡されたり、男の子なら戦争に行く時にもたされたりした、あとは亡くなった時に棺桶に入れてもらうと天国で迷子にならずにお母さんに会えるとかね…しのりんを守ってくれます様にっていうお父さんの気持ちだね!と小松は言う。

 

サクラと今橋の所に1人で来た透子。両親とは話した、そしたら諦めた方がいいと言われた、それを聞いた夫は両親の言う通りだって…と話す透子。高山さんも同じ結論ですか?と聞くサクラ。まだ迷っています、まだ答えが出ません、私なかなか子供が出来なくて3年前から不妊治療をしていました、だからこの子を授かってとても嬉しかった、だけど育てられるのかなって…ダウン症の子を育てるって大変ですよね、と聞く。まず知的な発達には違いがあります、心臓病や呼吸器疾患などを持つことも多い、産まれてからも数回手術が必要になることもある、ただダウン症である子供たちは悩まず幸福を感じて生きていく子も多いというデータもある、ご希望があるならソーシャルワーカーを通じてダウン症のある子を持つお母さんたちのグループを紹介することも出来ます、と今橋は言う。検査の結果を受けて気持ちの整理がつかないこと、ご夫婦でぶつかることはあると思う、とサクラも言う。どうすれば良いのか全然答えが出ない、情けない、と言う透子にサクラは、どんな選択をしても後悔することはある、その後悔を減らすにはしっかり悩んで決断してその決断の中で赤ちゃんに何がしてあげられるかを考えることだ、お2人で向き合ってご家族の答えを見つけて下さい、と言う。

 

布団に入り、なかなか眠れない明代。眠れないのか?と聞く信英に、お腹を蹴った、と明代は言う。

 

中絶のために病院に来ている明代は病室で痛みと吐き気に耐える。先生、一つお願い!最後この子を抱いても良いですか?と言う明代にサクラは、わかりました、と言う。

 

元気のない様子でピアノを弾きに来たサクラ。

 

明代の様子を見に来た小松。抱っこさせてもらったんです、すごく小さくて、でも暖かかった、と明代は泣きながら言う。信英も目に涙を浮かべる。

 

透子は光弘にダウン症関連の書籍を見せる。もう決めたじゃないか!これ以上考えたって苦しいだけだよ!と言う光弘に透子は、まだ迷ってる、苦しくて当たり前じゃない!父さんや母さんがこう言ったからじゃなくて夫婦で話し合って決めたい、どんな結論になってもいいから2人で一緒に考えようよ!と言う。

 

命と真剣に向き合うからこそ生じる苦悩・・・

医師たちも悩み、日々答えを探す・・・

 

今橋は白川に話しかける。もっとお母さんが来てくれれば良いのに、と言う白川に今橋は、昔だったら救えなかった赤ちゃんが医学の進歩で救える様になったのは喜んでいいことだと思う、だけど命が救える様になったからこそ苦悩する家族だっている、命を救うってどういうことなのかな…難しいね、と言う。NICUの卒業生やご家族の笑顔を見ていると俺も頑張らなきゃなと思う、NICUの卒業がゴールじゃない、そのあとに続く赤ちゃんとご家族の人生に寄り添いたい、それが俺たちの仕事の目標だって今橋先生が教えてくれました、と言う白川。今橋は、ありがとう白川先生、と言う。

 

病院に面接に行った白川は、どうしてまた小児循環器科医として学び直したいと思ったの?と聞かれ、自分の中の足りないものに気付いた、新生児科に尊敬する先生がいてその先生の様な新生児科医になりたい、また別の知識・技術を身につけて一つでも多くの命を救える様になりたい、そのためなら研修医からやり直すのでも構いません!と答える。尊敬する医師って今橋先生のことでしょ?と聞かれ驚く白川。随分大きな目標だ!と医師は言う。

 

サクラたちは小さな箱に入った赤ちゃんを大事に抱えて退院する明代と信英を見送る。ありがとうございましたと頭を下げる明代夫婦にサクラたちも頭を下げる。そして2人は寄り添って帰って行く。

医局に戻って辛そうに考え込むサクラに四宮はコーヒーを渡す。産科医として避けられないことだからね、ご家族が幸せになるための選択だとそう自分に言い聞かせてる、でもさ…僕は赤ちゃんが好きだから…と目に涙を浮かべながらサクラは言う。あぁ、と四宮も言う。

 

透子と光弘がサクラの所に来る。あれから色々調べて2人で何度も話し合った、今回はこの子は諦めようと思う、と光弘は言う。高山さんも同じ意見ですか?とサクラから聞かれた透子はちょっとの間の後、はい、と答える。

わかりました、とサクラは言い入院の予定日などを決めようとすると透子が、今日超音波を見せてもらえますか?と聞く。はい!と答えるサクラ。驚く光弘に透子は、見たいの!今回は諦めよう、次が…って言うけどそれはこの子には関係ないよ!きちんと見よう!私達の赤ちゃんだよ!と言う。超音波を見ると赤ちゃんはお腹の中で元気に動いていた・・・。

 

サクラが語る“命の話”ー そのために僕はここにいる!!

—カンファレンスー

高山さんは赤ちゃんのケアをどこまで希望していますか?と聞く今橋にサクラは、最後に赤ちゃんを抱っこしたいと希望されました、と言う。そこにいた赤西(宮沢氷魚)は、えっ!?と思わず口に出す。聞きたいことがあるなら聞いた方が良いよ!と下屋(松岡茉優)に言われ、その…高山さん中絶を希望しているのに最後に赤ちゃんを抱きたいって思うんだなって…と言う赤西。四宮はため息をつき呆れた顔で見る。僕は考えてしまうんです、出生前診断もどうして命の選別をするんだろうって…このまま出生前診断がメジャーになっていってそれが当たり前になった時、医師としてどう向き合えば良いんでしょうか?と言う。吾郎先生、その質問の答えは僕にはわからない、命は尊い、赤ちゃんが産まれて来ることは奇跡だ!平等であるはずの命を選別してはいけない、その通りだ!けど僕はずっと迷ってる、“命の選別“その言葉にみんながとらわれてしまっていてお父さん・お母さん・家族の事情には目が向けられていない、それぞれの事情の上に命は産まれてくる、育てていくのは家族なんだ、出生前診断を受けた結果中絶を選択する家族もある、心が重くなる、いつまでも慣れることはない、けど…悩みに悩んだ上でその選択をして僕たちに助けを求めている…その手を払いのけることは出来ない、中絶を決めたお母さんが最後に赤ちゃんをその手に抱きたいと思うのは確かに矛盾しているかもしれない、だけどその葛藤に僕たちが寄り添わないで誰が寄り添う?検査を受けた人、受けなかった人、赤ちゃんを産んだ人、産まなかった人、どの選択も間違ってない、いや、間違ってなかったと思える様に産科医として家族と一緒に命と向き合っていく、それが僕たちに出来ることなんだとそう信じて僕はここにいる、とサクラは言う。

 

みんな仕事に戻ってもそれぞれ赤ちゃんを見ながらサクラの言葉を考える。

 

病院に来た透子にサクラは、明後日の処置のために明日から少しずつ子宮口を広げていく、と話す。

 

その夜、付き添う光弘は透子に、ごめんな、最初に出生前診断を受けた時、俺たちには関係ないことって思ってた、けど子供を持つって決めた時から本当は関係あることだったんだよな!透子、2人で出した結論だからお前だけが背負う問題じゃないからな!と塔子の手を握る。

 

四宮に夏実から電話が来る。お父さんの容態が急変して、さっきそのまま…いつこっち来れる?と夏実は聞く。

その時看護師が駆け込んで来て、35週の妊婦が前置胎盤で出血があり緊急搬送された、と言う。四宮は後でかけ直す!と言い電話を切る。

 

透子は小松から、これから子宮口を広げる措置をする、と説明され部屋へと案内される。

 

緊急手術を行なう四宮。

 

部屋の前で立ち止まる透子。そこにサクラが通りかかる。小松に促され部屋へと入ろうとするが透子は足下から崩れる様に座り込む。この子…私の赤ちゃんなの、私の赤ちゃん…産みたい!でも怖い…自信がない…でも…と泣きながら言う透子。母親は、産みたいんだね?と言い透子を抱きしめ、大丈夫!あんたがへばっても母さんが一緒に育てるから!と言う。光弘もそんな2人をじっと見つめる。

 

四宮は赤ちゃんを無事に取り上げる。元気な男の子で問題はなかった。

 

病室に戻った透子は光弘に、ごめんなさい、と謝る。何で謝るんだよ!?と光弘。

 

小松さん、僕は冷静でしたか?と聞くサクラ。小松は、私もどうだろう?どうしても気持ち入っちゃう、と言う。とにかくこれからが大切です、産むと決めた先のことをしっかり考えていかないと…僕も産科医として出来ることを精一杯やります!とサクラは言う。鴻鳥先生、私ずっと考えていることがあるんだ、と言う小松。そこにオペが終わった四宮が入って来て話が中断される。そして、すみません、またしばらく帰ります!と言い慌ただしく机を片付ける四宮。親父が死んだ、迷惑かけるな、すまん!と言い引き継ぎの心配をする四宮にサクラは、大丈夫!大丈夫だ!!四宮…と心配そうに言う。大丈夫だ!ペルソナのこと頼むぞ!と四宮は言い能登に帰って行く。

 

 

《次回に続く》

 

【エンディング後の次回予告】

いよいよ最終回—

「可愛い男の子だよー!」(小松)

「先生、血が!!」

「クリティカルコール!救命に連絡して!!」(サクラ)

それぞれの思いを胸にー

「血圧維持出来ません!」

「心停止!VFです!」

チームが起こす最後の奇跡

「離れて下さい、いきます!」(下屋)

「武田—!!生きろーー!!」(小松)

「戻って来い!!」(サクラ)

 

 

 

今回の出演キャスト

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主人公:鴻鳥サクラ/綾野剛

主人公。産婦人科医であり「BABY」と言う名を持つ天才ピアニストでもある。
仲間の医師たちや患者からの信頼も厚い産婦人科のチームのリーダー。
好物はカップ焼きそば。
生まれてきたすべての赤ちゃんに「おめでとう」と言ってあげたい、そう願いながら働いている。
実は、生まれてすぐにシングルマザーである母を亡くし、乳児院と児童養護施設に預けられた。児童養護施設での母によって愛情深く育てられ、その頃からピアノを教えてもらい、喜び、悲しみ、苦しみをピアノに託すようになった。
BABYはクラシック、ジャズ、ポップスなどのジャンルを超えた楽曲を自作で奏で、ライブハウスで2時間以上演奏することもあれば、病院からの呼び出しがあると開演わずか10分で椅子から立ち上がり、ステージから消えてしまうこともある。
2年の月日が経ち…
駆け出し産婦人科医の頃の恩師・荻島が産科過疎地の離島で孤軍奮闘しているのを手伝っていたサクラ。
荻島が患者と近い距離を保ちながら、島民の生活も見守っているのを目の当たりにして、自分はこの先、このままずっとペルソナで働き続けるべきなのかどうかを考え…。

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下屋加江/松岡茉優

サクラの下で働く産婦人科医。
研修医を終えて専門医になり、正式にペルソナの産婦人科に配属された。
相変わらず暴走気味なところはあるものの、二年前よりはるかにしっかりし、目標とするサクラのように患者の立場に立って物事を考える医師目指して日々成長している。
出産後働く女医が少ないという医療現場の厳しい現実の中、女性の働きづらさや、子供がいて働くことの困難さを予感している。
同期の白川とは相変わらず喧嘩するほど仲が良いが、恋に発展する気配は今のところない。好物は焼肉で給料日には一人焼肉をするのが唯一の楽しみ。
今回は、自他共に一人前になったと認められたところで、大きな局面に遭遇する。

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四宮春樹/星野源

サクラと同期入局の産婦人科医。
かつては熱血派であり、サクラとも仲がよく、よく笑っていた。
サクラが「太陽」のような存在だとしたら、四宮は夜空に白く輝く「三日月」のような存在。まるっきり正反対だがお互いにリスペクトし、心から信頼しあっている。
「患者にやさしく接することが 自分の仕事ではない」「患者の希望より、患者の命を第一に考えるのが産科医の仕事である」というのが、失敗から四宮がたどり着いたポリシー。
それがゆえに患者に冷徹に現実を突きつけ、厳しいことを言っている。
しかし、前シリーズの最後にようやく少しだけ笑顔を見せるように…が、まだまだ素直になれず、小松や下屋、さらには新入りの吾郎には愛のあるムチを繰り出している。
忙しいのもあって病院での食事はたいていジャムパン。なので、好物もジャムパン。
今回は、プライベートな一面も顔を覗かせる。

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小松留美子/吉田羊

ペルソナの助産師長。
母親も助産師で助産院を営んでいたが、先天性横隔膜ヘルニアだった赤ちゃんを死なせてしまい、責任をとり、廃業。
「お産は怖い。母親が亡くなることがあれば赤ちゃんが助からないこともある。それでも病院じゃなくて助産院で産みたいという人がここに来る。だから一度の失敗は許されない」と言った母親の顔が忘れられない。
その思いを抱き続けるからこそ、小松にとってお産は「恐い」ものであり、自分を「臆病者」だと思っている。
家庭よりも仕事を優先させた母親をうらんだ時期もあったが、お産の現場に立会い、生まれてきた子供を抱く母親の表情を見て自分も助産師になろうと思った。助産師は自分の天職だと思っている。
ひょうひょうとしているが、産婦人科医に対する助産師の立場もよくわきまえ、研修医のときに厳しく指導していたサクラや四宮も「先生」としてリスペクトしている。
好物は豚足。独身。彼氏のいる気配は今のところ無いが…豚足のコラーゲン効果もあってお肌はいつもツヤツヤ。そして、プライベートでは素敵な男性との出会いも??
そして今回は、女性としての転機を迎えることに。

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今橋貴之/大森南朋

新生児科の部長であり、産婦人科も含めた周産期母子医療センターのセンター長を兼任している。
日々1000グラムにも満たない小さな命とNICU(新生児集中治療室)で格闘している。
口数は少ないが、小児医療に対しては熱い思いを抱いている。院長をはじめとする外野の意見にはぴしゃっと言い返し、悩んでいる部下にはそっとやさしく声をかける。
サクラや四宮も今橋がいるから安心して新生児科に赤ちゃんを預けられる、そんな心の支柱のような存在。
妻と二人の子供がいるが、明日をも知れぬ赤ちゃんのため、家にはほとんど帰れない日々を過ごしている。
人材不足の周産期医療センターの人材確保のため奔走しているが、限界に達してきている。

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白川領/坂口健太郎

新生児科の医師。
後期研修医を経て小児科の専門医に。そのままペルソナのNICU勤務を希望し、働き続けている。
代々続く医師の家庭に反発し、違う職業を目指したこともあるが、結局は親と同じ小児科医になった。そのあたりは産婦人科医を父に持つ、四宮や吾郎と共通している感情がある。
上司である今橋の小さな赤ちゃんと日々向き合う姿を尊敬し、憧れている。実家からは医院を継げと言うプレッシャーもある中、まだまだペルソナで学びながら、小さな命と向き合い続けたいと言う気持ちが強い。
今シリーズでは、経験を積み、自信がついたところで高い壁にぶち当たることになる。

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荻島勝秀/佐々木蔵之介

隠久病院の院長。鴻鳥サクラと四宮春樹がまだ新人産婦人科医だった頃の恩師。
現在は産科過疎地の離島で総合医として孤軍奮闘している。
島の人たちを愛し、島の人からも愛される存在。
サクラと四宮の今後の指針となる存在。

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向井祥子/江口のりこ

メディカルソーシャルワーカー。
ペルソナの患者を担当し、医師とは違う立場から患者の社会的な活動のアドバイスをしたり、メンタリティの面で支えたりしている。
お金が無くて子供を中絶しようとしている妊婦や夫のDVに苦しむ妊婦の相談に乗ったりを助けたり、様々な面でサクラたちとともに活躍する。
今シーズンでは、早産児や障害のある赤ちゃんの退院後のフォロー、産後うつの母親のケアなど医師とは違うスタンスで患者と向き合う。

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大澤政信/浅野和之

ペルソナ総合病院の院長。ひょうひょうとしてつかみどころが無い人。
経営者としては、黒字で病院経営をすることを第一とし、訴訟の多い産婦人科で問題が起こることを恐れているが、大局ではサクラたちのことを応援し、患者のための病院作りを心がけている。
サクラの出産時の母の主治医は若き日の大澤で、母が亡くなり、サクラが乳児院に入るところまで見届けたのも大澤だった。
医師として患者のためにと思う部分と、経営者としてお金を儲けなくてはと言う部分の狭間で苦悩しているが、医師たちにはただの金儲け親父にしか見えていない。
病院の中で、サクラが「BABY」だと知っているのは院長と小松だけ。産婦人科医がピアニストをやっていることをよく思わない患者や理事がいるのでサクラには内密にするようにいつも注意している。

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赤西吾郎/宮沢氷魚

産科をスーパーローテート中の初期研修医。
赤西産婦人科医院の息子で、事あるごとに同じ「ジュニア」である四宮から愛ある鞭を受ける。
親と同じ産婦人科医になることに抵抗もあり、どの科を選択するのか決めかねている。

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倉崎恵美/松本若菜

四宮を知るナゾの妊婦。

 

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2017年12月15日(金)放送:コウノドリ(2017) 第10話【配信期間】2017年12月22日(金)21時59分まで コウノドリ(2017)別のクリニックでの出生前診断で21トリソミー陽性と検査結果が出た妊婦の高山透子(初音映莉子)がサクラ(綾野 剛)の元に。サクラは、「二人で向き合い、決めていくことになる」と告げる。一方、羊水検査でダウン症候群との診断を受けていた明代(りょう)。サクラと今橋(大森南朋)を前に明代は“ある決意”を告げる。 2組の夫婦の選択に、思い悩むペルソナメンバーたちに、サクラは自らの“ある想い”を告げる。

※1週間以降は見れなくなるのでその場合は、以下のサイトを覗いてみてください。

※閲覧は自己責任でお願いします。

1.9TSU

2.miomio.tv

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