「コウノドリ」第3話(10月27日放送) 母に医師はー助産師はー何が出来るのか…?

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【第2話のあらすじ】

ある日、診察に来た妊娠19週の妊婦・佐和子(土村芳)は、サクラ(綾野剛)に子宮頸部腺がんと診断される。

がんの進行が早く、まだ完全に佐和子のお腹の中で育っていない赤ちゃんをどの段階まで成長させるか、佐和子の治療をどこまで遅らせるのか、非常にシビアな決断が久保夫婦に迫る。

今回のがん手術で子宮が全摘出されると聞いた佐和子は、最初で最後のチャンスと知りどうしてもお腹の赤ちゃんを産みたい気持ちが高まる。
けれど、がんの進行は待ってくれない。産科医のサクラ、四宮(星野源)、下屋(松岡茉優)、新生児科の今橋(大森南朋)、白川(坂口健太郎)、それぞれの意見は対立し、緊張が走る。

果たして久保夫婦2人が出す決断とは──

 

 

「コウノドリ」第3話 ブログ管理人の感想

今回も中身の濃い内容でしたね。今回のテーマは「無痛分娩」と「産後うつ」。周りの言葉に影響をされやすい若い妊婦を川栄李奈さんが演じていました。違和感なくはまり役でしたね。最近無痛分娩をよく聞きますが、それには受け入れる病院の体制を作るもの大変な事なんですね!「妊娠出産は一人一人違います。考え方も人それぞれです。」と言うサクラ先生の言葉、心に染みました。

そして「産後うつ」。彩加さんの様子はこれまで3話に渡って丁寧にお話が進んで来たので、彩加さんの気持ちや状況が伝わって来て、見ていて辛くて仕方がありませんでした。特に自分の母親から、赤ちゃんの疾患はあんたのせいだ!なんて言われたらショックで、一生心に傷が残りそうです。今子育て中の人で自分に重ね合わせて見ている人も多いのではないでしょうか。出産によって生活はガラリと変わり、でも自分以外はいつもと変わらない、自分だけが取り残された感じ、そして話を聞いてくれる人も頼れる人もいない、しかも寝不足で慣れない育児に疲労は溜まり・・・「泣きたいのはこっちだよ!」と言う気持ちはよくわかります。

サクラ先生の読んでいた手紙のことも今回わかりましたね。サクラ先生は自殺を止められなかった事への後悔をずっと持ち続けていました。

今回なんとかギリギリで止められて、彩加さんはもちろんですがサクラ先生もちょっとは救われたのではないでしょうか。「人間は2人で1つにはなれない」「お母さんは誰にも頑張ったねと褒めてもらえない」「他の人の力を頼るのはダメな事じゃない」「皆子育てを美化し過ぎ」「赤ちゃんが0歳ならお母さんもお父さんも0歳」など、色々気付かされる事が多かったです。彩加さんの旦那さんの意識も変わってきてくれて本当に良かったと思います。

さて、来週はトーラック(帝王切開後の自然分娩)がテーマの様です。妊婦と赤ちゃんの事を真剣に考えるからこそ先生達も意見がぶつかり合ってしまいます。研修医の赤西先生もこれから少しずつ産科に対する意識が変わっていくのでしょうか?

来週も楽しみです!

 

 

「コウノドリ」第3話 放送内容の振り返り

無痛分娩と産後うつ・・・悩む母親、苦しむ母親

 

サクラ(綾野剛)は妊娠39週の妊婦・山崎麗子(川栄李奈)の診察をする。麗子は肺動脈狭窄症を患っており、日常生活は問題ないが、自然分娩の場合心臓への負担が大きい、だから無痛分娩で産んだ方がいい、とサクラは勧める。友達から出産の痛みを聞いていた麗子もそれに同意する。

 

佐野彩加(高橋メアリージュン)は娘のみなみの検診の為新生児科を訪れる。心臓の穴は小さくなってきていて、手術をしなくても大丈夫そうだ、と白川(坂口健太郎)は話す。彩加は、元々仕事に復帰しようとしていた時期を過ぎているのでそろそろ保育園に預けてもいいか?と聞く。白川は、このまま安定していけば問題はない、ただ経過観察は続けましょう、と言う。

 

サクラと小松(吉田羊)は検診終わりの彩加に声をかけるが彩加は放心状態で歩いていてなかなか気付かない。小松は彩加に、もし時間があったら産科にも顔を出して!何か困ったことない!?と聞くが、私何か心配されているんですね、大丈夫です、と笑顔で言う。何かあったらいつでも来てね!と小松は言う。とぼとぼと帰る彩加にある妊婦の姿を重ね合わせるサクラ。

 

保育園に電話をして断られる彩加。部屋ではみなみが泣き叫び、部屋も散らかっている。もう何件も断られていてため息をつく彩加。泣いているみなみをあやすこともなく彩加はただ見つめる。

 

産後うつ。医師達の見解・・・

—カンファレンスー

産後うつは産科医の専門分野じゃない!と小松に言う四宮(星野源)。産後という前書きがついてみんなカジュアルに言うが産後うつは立派なうつ状態、精神科の領分だ、俺たちに出来ることはきちんとした精神科医に診てもらうように誘導することだけだ、と言う。白川も、佐野さんはちょっと気になっている、診察中仕事の話ばかりで全然みなみちゃんの顔を見ない、と言う。佐野さんは出産直後も赤ちゃんの病気と仕事の両立ですごく悩んでいた、と向井(江口のりこ)も言う。以前行なったエジンバラ産後うつ病テストの結果は?と今橋(大森南朋)は聞き、皆に結果が配られる。赤西(宮沢氷魚)が、自己申告なら症状出てても誤摩化せるんじゃないんですか?と聞くと今橋は、確かにその問題はある、けれどエジンバラで発見できたSOSもある、と言う。サクラは再びある妊婦のことを思い浮かべる。テストの結果は特に問題は見られなかった。でも注意は必要なので地域の保健師さんにも話してみる、と向井は言う。

 

すぐ側で見ていて何も出来ないのも辛すぎる、と言う小松にサクラは、四宮が言っていることもわかる、と言う。

 

周りの言葉に影響される妊婦・・・

 

受付に麗子が来ていてサクラは呼ばれる。麗子は、火事を見た、おばあちゃんから妊婦が火事を見たら痣のある赤ちゃんが産まれるって言われて眠れなくて・・・と言う。それは迷信だ、睡眠不足の方が心配だ、何か心配な事があったらいつでも来てください、とサクラは優しく言う。そんなの追い返せよ!と四宮は言うがサクラは、何か不安な事があったらいつでも来てくれたらいい、無痛分娩と聞いて驚いただろうし、と言う。ペルソナでは希望の無痛分娩は受け付けていない、必要な理由がある妊婦さんだけだ、と赤西にサクラは説明する。無痛分娩は時代のニーズだと思う、と言う赤西に四宮は、お前産科麻酔やるか!?ウチの病院の場合産科医と麻酔科医を相当な数増やさないと無痛分娩は出来ない、外国では産科麻酔の専門医がいるから出来ている、ちょっとは頭使えよ、Jr.が!!と言う。

 

屋上にいる赤西のところに下屋がいく。落ち込んではいないが、あんなに怒らなくたって・・・と言う赤西。でも、四宮先生の言う事はいつもきちんと理由があるよ、と言う下屋に赤西は、僕は産科医になる気はないから、と言う。ここにいる限り患者さんにとってあなたは産科のお医者さん、その事だけは忘れないで!と下屋は言う。

 

追い詰められていく彩加・・・誰にもわかってもらえない・・・

 

彩加の母親は家に来て、家が散らかっている事を指摘する。何も出来ない娘でごめんね、と言う母親に康孝は、大丈夫ですよ、僕会社ではイクメンって呼ばれてるので!と言う。無表情でみなみのミルクを作る彩加。彩加は、来週から会社に戻るつもりだ、と母親に言う。あんたがいなくても大丈夫なんじゃない!?仕事はあんたの代わりはいる、だけど母親の代わりはいない、3歳までは出来るだけ一緒にいた方がいい、心臓の事だってあんたがお産のギリギリまで働いていたからこんなことになったんじゃないの!?康孝さんが外で働いてあんたは子供を育てる!夫婦は2人で1つ!と言う母親。

 

サクラは今橋から、今度NICUの卒業生の親睦会を開く、そこでピアノを弾いて欲しいと言われる。子供もだけどお母さんやご家族の為にもお願いしたい、子育て中は外になかなか行けないし音楽を聞く余裕も持てない人が多いから、と今橋は言う。

 

佐野さん面談できそう?と聞く小松に向井は、保健師さんが家に何回か行ってくれているんだけどいつ行っても留守みたいだ、と言う。

 

妊婦は身体を冷やしてはいけないと母親から聞いて真冬の様な重ね着姿で病院に来る麗子。サクラは、何事もやり過ぎは良くないです、確かに身体を冷やすのは良くないが厚着のせいで体に大量に汗をかくのは心臓に良くない、とサクラは優しく言う。そして麗子は、お腹が前に出ているからこの子は男の子ってわかった!とサクラに話し、サクラは苦笑いをする。

 

康孝が帰るとみなみは泣いていた。彩加は何かを書いていてみなみを見ようともしない。私絶対保育園入れるから!と言う彩加に康孝は、やっぱり復帰はもうちょっと後でいいんじゃないの!?そんなに焦らなくても・・・と言う。焦るに決まってるじゃない!早く戻らないと今のポジションは無くなっちゃう!と怒る彩加。康孝は、何でそんなにイライラしているの!?出産してから性格変わったよ!このままじゃ俺しんどいよ、と言う。そして泣いているみなみのところに行った康孝は、なんか苦しそうだ!と言う。

 

母になる“悩み”母としての“苦しみ”

医師はー助産師はー何が出来るのか・・・

 

新生児科を受診する彩加夫婦。みなみは軽い気管支炎と診断される。心疾患のある赤ちゃんはちょっとの風邪でも重症化してしまう事がある、しばらく経過観察をしてちゃんとお薬をーと白川が言うと彩加は、何で私の邪魔をするの・・・と呟く。

 

廊下でベビーカーに乗せたみなみを見ながら、私がダメなお母さんだって言いたいの!?と彩加は無表情で呟く。通りかかってその様子を見た小松は彩加の所に来て、可愛いねぇ!とみなみに話しかける。彩加は左右別々の靴を履いていた。彩加が、あの、まだ何か?と小松に言うと小松は自分のLINEのIDを書いて、何か不安な事があったらいつでも連絡してくれていいからね!と言い、戸惑う彩加に無理やり渡そうとする。それを今橋と下屋が見かけ、小松に声をかける。

 

小松とサクラの想い。手遅れになる前に・・・

 

小松は今橋と四宮とサクラに呼ばれる。小松の手には渡せなかったLINEのIDを書いた紙が握られていた。四宮は、個人的な連絡先を渡そうとするなんて何考えているんですか!?と言う。今橋も、やり取りをする中で何か問題が起きたら病院としてもカバーできません、と言う。佐野さんは“大丈夫、大丈夫”っていつも言うけど、それが何か引っかかるんです、日本の妊産婦の死因に自殺が多いのを知ってますよね?産後に自殺した人の3割は産後うつだと言われている、精神疾患はないと言われた4割の人も診断されてなかっただけでそこまで追い込まれていたんだと思う、私は今苦しんでいるお母さんを放っとけません、それは四宮先生が大事にしている赤ちゃんを大切にする事にも繋がるんじゃないですか!?と小松は訴える。四宮はちょっと考えた後、それは理解してますよ、でも一日に何人も診る中でその上で心療内科みたいなことをするんですか?と言う。話を聞くだけでも楽になってくれるお母さんもいるかもしれない、手遅れになる前に出来ることをしたいって思う事は間違ってないよ、とサクラは言う。今橋は、鴻鳥先生が言っている事も四宮先生が言っている事もどちらも正しい、だからこそ産後うつの問題は難しい、小松さんの気持ちはわかる、だけど今回の事はルール違反です!感情の赴くままに患者さんの心に踏み込んでいっても逆に彼女達を追い詰めてしまう事もある、ご家族にも連絡して状況を伺ってみましょう、と言う。

 

一枚の写真を見つめるサクラ。そこに来た四宮は、全ての患者の家族や背景まで背負う事は俺たちには出来ない、と言う。わかってるよ、でもその出来る範囲を頑に守ってたら手遅れになる、僕はもう三浦さんみたいな人を作りたくないんだ、とサクラは言う。サクラの前には三浦芽美からの手紙があった。下屋もそっと話を聞いている。

 

サクラの後悔・・・

 

【回想】

泣いている赤ちゃんを抱きながら放心状態で歩く三浦芽美にサクラは声をかけるが、三浦は気付かない。再度声を掛けるとやっと気付く。息子が熱を出して受診していたという。三浦さん、何か困っている事ありませんか?とサクラが聞くと、大丈夫!全然大丈夫!この子の為にも頑張らなきゃ!と三浦は笑顔で言い帰って行く。(あの時僕が彼女に言葉を掛けられていたら・・・あの時僕に勇気があれば・・・。)オペへと急いで向かおうとするサクラに三浦から電話が入るが急いでいるサクラは、後でかけ直すって伝えて!と伝言を頼む。(あの時、あの電話に僕が出ていれば・・・)泣いている赤ちゃんを残し、三浦はベランダの手すりに手をかける。そして乗り越える。

 

【現在】

僕は彼女を救えたのかなって・・・と言うサクラ。

 

【回想】

サクラ、今橋、四宮の前にあるのは白い布を掛けられたご遺体。三浦芽美だった。こんな事になる前にお前達で何とかしてやれなかったのか!?とサクラ達は言われる。

 

【現在】

大丈夫、大丈夫、大丈夫大丈夫・・・って三浦さんも言ってたけど、今思えば検診も休みがちだったり、赤ちゃんの体重も充分に増えていなかった、それに口数も減っていった、あの時もっと親身になっていれば、大丈夫って言われても僕に踏み込む勇気があれば、彼女が死んでしまう前に止められたんじゃないかって・・・と目に涙を浮かべながら言うサクラ。いい加減にしろ!前を向けよ!お前が大丈夫じゃないんだよ!と四宮は言う。

 

彩加の夫の康孝と電話をする向井。出張が続いてしまってどうしても仕事を抜けられない、と康孝から言われる。根気よく電話するしかないね、と今橋は言う。

 

泣き続けるみなみ。彩加はメールをチェックするが新着メールは0件だった。既読メールも康孝からのメールのみ。その時メールの着信の音がして慌てて確認する。職場の後輩からで、一度お茶でもしませんか?赤ちゃんも見たいからご自宅に行きたいです、と言う内容だった。嬉しそうに返信をする彩加。

 

サクラは、今日お産予定の麗子から無痛分娩をやめたいと言われる。どうしてですか?とサクラが聞くと、友達に無痛分娩で産むのは赤ちゃんより自分の方が大切なんだ、楽して産むんだからおっぱいも出ない、自然で産んだ母親の愛情には叶わないからかわいそうってと言われたから、と麗子は言う。サクラは、予定通り無痛分娩します!山崎さんのお産に麻酔は最善の策です、妊娠出産は一人一人違います、考え方も人それぞれです、山崎さんは心臓疾患があり母体に負担がかかると赤ちゃんにも負担がかかる、僕は産科医なのでお友達のデタラメ話のせいで2つの命を危険に晒す事は絶対に出来ない、無事に出産を終わらせる事が僕らの仕事だ、と優しく諭す。出産は終わりじゃない、始まりですから!と。俺も先生の言う通りだと思う、痛みがなきゃ愛情が生まれないって言うなら俺たち男はどうやって父親になればいいんだよ!?と夫の友和(喜矢武豊)も言い、麗子は納得する。育む気持ちや愛情は赤ちゃんが教えてくれますよ!とサクラは言う。

 

そういう根拠のない話に振り回される妊婦さんたくさんいるよ!と怒る小松。産む前も産んでからも色々な人に色々言われて、お母さんまいっちゃいますよね!と下屋も言う。

 

 

彩加は家に遊びに来た後輩に、プロジェクトは順調?と聞く。後輩は、部長の指示で全面的に見直しになって彩加さんの同期の浜口さんが新しいリーダーに決まった、と言う。どういう事!?部長は私が戻るまで待つって・・・と言う彩加に後輩は、ちょっと事情が変わって・・・でも先輩、ずっと早く戻らなきゃって焦ってたじゃないですか!?安心して赤ちゃん育ててください!と言う。放心状態になる彩加。

 

 

そして麗子のお産が始まる。赤ちゃんは無事に生まれ喜ぶ麗子。元気な女の子と聞いて驚く麗子。先生、やっぱ迷信って全然当たらないね!と麗子はサクラに言う。

 

彩加の心と命を救えるか!?

 

家で激しく泣き続けるみなみ。彩加は泣きながら、何で泣くのよ!泣きたいのはこっちだよ!と言いクッションを手にする。そしてみなみに近づく。

 

産科に電話が入り、電話を受けたサクラは四宮に、佐野彩加さんが受付に赤ちゃんを置いたままいなくなったらしい、と言いサクラは彩加を探しに駆け出す。病院を出る三浦の姿を思い出すサクラ。病院中を走りまわる。その頃彩加は屋上に立っていた。彩加が手すりから身を乗り出そうとした時、何をやってるんだ、と四宮が声をかける。振り返った彩加は、もうどうでもいいんです、誰にも必要とされていない、母親としてもダメ!わかんないでしょ!?と言う。そこにサクラも駆けつける。先生に何がわかるのよ!と言う彩加に四宮は、佐野さんの言う通りですよ、俺にあなたの気持ちはわからない、だから今あなたを引き止めているのは俺の我が侭です、まだ治療の道がある患者を放っておく事は出来ない、治療です、治ります、話したくなければ黙っていていい、ただ少しだけ話を聞いてください、お願いします、と言い彩加に手を差し出す。彩加はその手を握る。安堵するサクラ。

四宮とサクラと一緒に部屋に移動した彩加。小松も駆けつけ彩加を抱きしめる。そして、何もしてあげられなくてごめんね、良かった・・・と涙ぐむ。

 

四宮は彩加に、あなたは今産後うつにかかっている可能性が高いです、あなたに今一番必要なのはきちんとした知識を持った専門医の助けです、と言う。その時康孝も到着する。大丈夫か!?どうしてこんな事を!?言ってくれよ!夫婦は2人で1つってお母さんも言ってたじゃない、と言う。何だそれ!人間は2人で1つにはなれない、死ぬまで1人だよ!たとえ夫婦でも別々の人間だからこそお互いを尊重し合う、それで初めて助け合えるんだろ!?と四宮は言う。

 

今橋も康孝と話をする。俺はダメな父親ですしダメな旦那です、と言う康孝に今橋は、気持ちはわかりますよ、僕もダメな父親で夫です、全く家に帰れてない、育児自分ではやってるつもりです、けど子供と四六時中一緒にいるのは妻ですからね、子供にばかり目がいきがちですけど、お母さんは誰にも頑張ったねと褒めてもらえない、自分も反省です、と言う。

 

サクラは彩加に、四宮が精神科の予約を取ってくれました、と言う。なんかホッとした、皆はかわいいかわいいって言うのに私は全然かわいいと思えない、あんなに欲しかった赤ちゃんなのに私おかしいのかなって、と彩加は言う。産後はホルモンのバランスが崩れます、そこに慣れない子育てが加わって精神や体調のバランスを崩す人は少なくない、皆が陥る可能性がある症状です、とサクラは言う。

向井はお母さんと赤ちゃんが集まり子育て相談が出来る場所の資料を渡す。佐野さん、他の人の力を頼るのはダメな事じゃないよ、と小松は言う。皆子育てを美化し過ぎ!皆髪を振り乱してやってるんです、少しぐらい誰かに頼ってもいいんですよ!と向井も言う。彩加は涙を流し、表情が和らぐ。赤ちゃんが0歳ならお母さんもお父さんも0歳ですよ、とサクラは優しく言う。そこにナースがみなみを連れてくる。みなみを抱いた彩加は、ウチに戻ってからこんなに離れてたの初めて!かわいい、かわいいです!と泣きながら笑顔で言う。

 

サクラは、彩加が精神科に行ってみると言っていた事を四宮に報告する。四宮から説明すれば良かったのに、と言うサクラに四宮は、ああいうのはお前の方が得意だろ!と言う。四宮、ありがとう、とサクラ。何の事だ!?と四宮。本当に僕たち産科医が出来ることは小さいね、ただ気付く事、誰かに繋げる事しか出来ない、というサクラに四宮は、だけど今回は止められた、生まれた瞬間から赤ちゃんとお母さんの変化を見続けていく、それは小さな事じゃないだろ!?と言う。うん、そうだね、とサクラ。

 

サクラは母親と子供達の前でピアノを弾く。その中には彩加家族、麗子家族もいた。麗子は、産むまで不安だったけど鴻鳥先生の言葉で救われた、と下屋に話す。何か不安な事があったらいつでも相談に来てください、私達はいつもここにいますから、と下屋は言う。

俺はイクメンじゃなくて父親になるから!と康孝は彩加に言い、彩加は微笑む。

 

緊急搬送の赤ちゃんが運ばれて来て白川が迎える。お母さん、もう大丈夫ですよ!と言い母親を見るとその母親は以前四宮と会っていた妊婦の女性だった。白川は、マジかよ、と呟く。

 

切迫早産で入院している沢田さんが妊娠高血圧症候群で緊急カイザーになりそうだ、と下屋はサクラに言う。四宮は赤西に、何で報告しなかった!?と詰め寄る。内科だったらその血圧は普通にいるし、様子見でも大丈夫かなって、と言う赤西に四宮は、だったら明日から内科回って来たらどうだ!?もう産科には来るなバカ!と言う。いいじゃないですかね!何もなかったんだし!と言う赤西を下屋はビンタする。

 

《次回に続く》

 

【エンディング後の次回予告】

自然分娩できない・・・?

「トーラック希望の妊婦です」(サクラ)

「ちゃんとお腹を痛めて産む事に意味があるんじゃないかなって」(蓮)

「お前のその優しさのせいで余計なリスクを背負わされたんだよ」(四宮)

“良い母親”になるためにー

「下から産むの!頑張って産んでいい母親になるの!」(蓮)

「本気でやらないと許さないから!」(下屋)

 

今回の出演キャスト

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主人公:鴻鳥サクラ/綾野剛

主人公。産婦人科医であり「BABY」と言う名を持つ天才ピアニストでもある。
仲間の医師たちや患者からの信頼も厚い産婦人科のチームのリーダー。
好物はカップ焼きそば。
生まれてきたすべての赤ちゃんに「おめでとう」と言ってあげたい、そう願いながら働いている。
実は、生まれてすぐにシングルマザーである母を亡くし、乳児院と児童養護施設に預けられた。児童養護施設での母によって愛情深く育てられ、その頃からピアノを教えてもらい、喜び、悲しみ、苦しみをピアノに託すようになった。
BABYはクラシック、ジャズ、ポップスなどのジャンルを超えた楽曲を自作で奏で、ライブハウスで2時間以上演奏することもあれば、病院からの呼び出しがあると開演わずか10分で椅子から立ち上がり、ステージから消えてしまうこともある。
2年の月日が経ち…
駆け出し産婦人科医の頃の恩師・荻島が産科過疎地の離島で孤軍奮闘しているのを手伝っていたサクラ。
荻島が患者と近い距離を保ちながら、島民の生活も見守っているのを目の当たりにして、自分はこの先、このままずっとペルソナで働き続けるべきなのかどうかを考え…。

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下屋加江/松岡茉優

サクラの下で働く産婦人科医。
研修医を終えて専門医になり、正式にペルソナの産婦人科に配属された。
相変わらず暴走気味なところはあるものの、二年前よりはるかにしっかりし、目標とするサクラのように患者の立場に立って物事を考える医師目指して日々成長している。
出産後働く女医が少ないという医療現場の厳しい現実の中、女性の働きづらさや、子供がいて働くことの困難さを予感している。
同期の白川とは相変わらず喧嘩するほど仲が良いが、恋に発展する気配は今のところない。好物は焼肉で給料日には一人焼肉をするのが唯一の楽しみ。
今回は、自他共に一人前になったと認められたところで、大きな局面に遭遇する。

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四宮春樹/星野源

サクラと同期入局の産婦人科医。
かつては熱血派であり、サクラとも仲がよく、よく笑っていた。
サクラが「太陽」のような存在だとしたら、四宮は夜空に白く輝く「三日月」のような存在。まるっきり正反対だがお互いにリスペクトし、心から信頼しあっている。
「患者にやさしく接することが 自分の仕事ではない」「患者の希望より、患者の命を第一に考えるのが産科医の仕事である」というのが、失敗から四宮がたどり着いたポリシー。
それがゆえに患者に冷徹に現実を突きつけ、厳しいことを言っている。
しかし、前シリーズの最後にようやく少しだけ笑顔を見せるように…が、まだまだ素直になれず、小松や下屋、さらには新入りの吾郎には愛のあるムチを繰り出している。
忙しいのもあって病院での食事はたいていジャムパン。なので、好物もジャムパン。
今回は、プライベートな一面も顔を覗かせる。

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小松留美子/吉田羊

ペルソナの助産師長。
母親も助産師で助産院を営んでいたが、先天性横隔膜ヘルニアだった赤ちゃんを死なせてしまい、責任をとり、廃業。
「お産は怖い。母親が亡くなることがあれば赤ちゃんが助からないこともある。それでも病院じゃなくて助産院で産みたいという人がここに来る。だから一度の失敗は許されない」と言った母親の顔が忘れられない。
その思いを抱き続けるからこそ、小松にとってお産は「恐い」ものであり、自分を「臆病者」だと思っている。
家庭よりも仕事を優先させた母親をうらんだ時期もあったが、お産の現場に立会い、生まれてきた子供を抱く母親の表情を見て自分も助産師になろうと思った。助産師は自分の天職だと思っている。
ひょうひょうとしているが、産婦人科医に対する助産師の立場もよくわきまえ、研修医のときに厳しく指導していたサクラや四宮も「先生」としてリスペクトしている。
好物は豚足。独身。彼氏のいる気配は今のところ無いが…豚足のコラーゲン効果もあってお肌はいつもツヤツヤ。そして、プライベートでは素敵な男性との出会いも??
そして今回は、女性としての転機を迎えることに。

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今橋貴之/大森南朋

新生児科の部長であり、産婦人科も含めた周産期母子医療センターのセンター長を兼任している。
日々1000グラムにも満たない小さな命とNICU(新生児集中治療室)で格闘している。
口数は少ないが、小児医療に対しては熱い思いを抱いている。院長をはじめとする外野の意見にはぴしゃっと言い返し、悩んでいる部下にはそっとやさしく声をかける。
サクラや四宮も今橋がいるから安心して新生児科に赤ちゃんを預けられる、そんな心の支柱のような存在。
妻と二人の子供がいるが、明日をも知れぬ赤ちゃんのため、家にはほとんど帰れない日々を過ごしている。
人材不足の周産期医療センターの人材確保のため奔走しているが、限界に達してきている。

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白川領/坂口健太郎

新生児科の医師。
後期研修医を経て小児科の専門医に。そのままペルソナのNICU勤務を希望し、働き続けている。
代々続く医師の家庭に反発し、違う職業を目指したこともあるが、結局は親と同じ小児科医になった。そのあたりは産婦人科医を父に持つ、四宮や吾郎と共通している感情がある。
上司である今橋の小さな赤ちゃんと日々向き合う姿を尊敬し、憧れている。実家からは医院を継げと言うプレッシャーもある中、まだまだペルソナで学びながら、小さな命と向き合い続けたいと言う気持ちが強い。
今シリーズでは、経験を積み、自信がついたところで高い壁にぶち当たることになる。

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荻島勝秀/佐々木蔵之介

隠久病院の院長。鴻鳥サクラと四宮春樹がまだ新人産婦人科医だった頃の恩師。
現在は産科過疎地の離島で総合医として孤軍奮闘している。
島の人たちを愛し、島の人からも愛される存在。
サクラと四宮の今後の指針となる存在。

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向井祥子/江口のりこ

メディカルソーシャルワーカー。
ペルソナの患者を担当し、医師とは違う立場から患者の社会的な活動のアドバイスをしたり、メンタリティの面で支えたりしている。
お金が無くて子供を中絶しようとしている妊婦や夫のDVに苦しむ妊婦の相談に乗ったりを助けたり、様々な面でサクラたちとともに活躍する。
今シーズンでは、早産児や障害のある赤ちゃんの退院後のフォロー、産後うつの母親のケアなど医師とは違うスタンスで患者と向き合う。

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大澤政信/浅野和之

ペルソナ総合病院の院長。ひょうひょうとしてつかみどころが無い人。
経営者としては、黒字で病院経営をすることを第一とし、訴訟の多い産婦人科で問題が起こることを恐れているが、大局ではサクラたちのことを応援し、患者のための病院作りを心がけている。
サクラの出産時の母の主治医は若き日の大澤で、母が亡くなり、サクラが乳児院に入るところまで見届けたのも大澤だった。
医師として患者のためにと思う部分と、経営者としてお金を儲けなくてはと言う部分の狭間で苦悩しているが、医師たちにはただの金儲け親父にしか見えていない。
病院の中で、サクラが「BABY」だと知っているのは院長と小松だけ。産婦人科医がピアニストをやっていることをよく思わない患者や理事がいるのでサクラには内密にするようにいつも注意している。

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赤西吾郎/宮沢氷魚

産科をスーパーローテート中の初期研修医。
赤西産婦人科医院の息子で、事あるごとに同じ「ジュニア」である四宮から愛ある鞭を受ける。
親と同じ産婦人科医になることに抵抗もあり、どの科を選択するのか決めかねている。

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倉崎恵美/松本若菜

四宮を知るナゾの妊婦。

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※閲覧は自己責任でお願いします。

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