「監獄のお姫さま」第10話(12月19日放送) 最終話!!とうとう真実が明らかに!!ユキを殺害した犯人は…!?

 

 

 

【第9話のあらすじ】

 

 

出所した カヨ (小泉今日子) は、千夏 (菅野美穂) たちと連絡を取るためスマホを購入し、早速メールアドレスを登録。その後、美容院で働き始める。

一方、自立と再生の女子刑務所では、カヨたちがいなくなった雑居房で、しのぶ (夏帆) はイジメを受けながらも黙々と美容教室で修行していた。そんなしのぶを見守る中、何とかしてしのぶの息子・勇介 (前田虎徹) と会わせてあげたいという衝動に駆られた 若井 (満島ひかり) は、しのぶの母・民世 (筒井真理子) に、吾郎 (伊勢谷友介) には内緒で勇介を面会につれてきて欲しいと手紙を送る。だが、その手紙が、かえってしのぶを追いつめてしまうことになる。

時が経ち、2017年のある日。
悠里 (猫背椿) が店長でカヨが勤める美容室に若井がやってくる。驚きを隠せない中、若井の髪をカットするカヨたっだが、カットを終えると何も言わずに若井は去っていった。戸惑うカヨと悠里だったが…。

そして… 2017年12月25日。
晴海 (乙葉) も揃ったガレージで、プレ裁判が開廷!
最終章・前編が幕を開ける !!

 

 

 

 

今回の出演キャスト

 

 

 

 

主人公:馬場カヨ/小泉今日子

元銀行員のキャリアウーマン。会社の同僚だった夫と結婚15年目、一人息子がいる。浮気した夫を発作的に刺し、傷害罪で服役。自分にだけあだ名がないことを不満に思っている。口癖は「冷静に」。

若井ふたば満島ひかり

通称:先生。「自立と再生の女子刑務所」刑務官。職業訓練の教育も兼ねた、女囚たちの教育係でもある。犯罪、中でも再犯を憎む鬼刑務官。明晰な頭脳と迅速な実行力を持つ。

板橋 吾郎/伊勢谷友介

EDOミルク(旧江戸川乳業)社長。若くてギラギラしたやり手のイケメン。恋人がいたが、次期社長の座を確かなものにするため、しのぶに近づき結婚を申し込む。一方、邪魔になった恋人を殺害、しのぶに濡れ衣を着せる。

江戸川しのぶ/夏帆

通称:姫。大手乳製品メーカー・江戸川乳業社長令嬢。当時の副社長・板橋吾郎から交際を申し込まれ、婚前旅行をするまでの仲に。だが、その旅行の最中、吾郎の恋人を殺した容疑で逮捕、懲役12年の刑に服す。事件当時、繰り返し流された映像から“爆笑ヨーグルト姫”と呼ばれている。

長谷川 信彦/塚本高史

観察力に優れた優秀な検事。「爆笑ヨーグルト姫」事件に興味を持つ。ガールズバー好き。

小島 悠里/猫背 椿

かつて高級しゃぶしゃぶ店の厨房で働いていたことから通称:「しゃぶ厨」。刑務所内ではカヨたちと同室だった。現在は美容室の店長。

板橋 晴海/乙葉

板橋吾郎の妻。EDOミルクのCMに起用されたことがきっかけで吾郎と結婚した。

馬場 公太郎/神尾楓珠

馬場カヨの一人息子。事件後は夫に引き取られている。

護摩はじめ/池田成志

「自立と再生の女子刑務所」所長。刑務所のイメージを明るくポジティブにしようと次々奇策を導入する。「斬新」というフレーズに弱い。

大門 洋子/坂井真紀

通称:女優。ある若手俳優にハマりすぎて追っかける金が足りなくなり、横領や詐欺に手を染め服役。

足立 明美/森下愛子

通称:姐御。元指定暴力団組長夫人。夫を助けるため、夫の罪を被り自ら出頭。違法薬物不法所持で服役。

勝田 千夏/菅野美穂

通称:財テク。財テクで有名なカリスマ経済アナリスト。数億円の資産隠しと脱税、さらにインサイダー取引で実刑判決を受ける。しかしこれに懲りず、刑務所内での出来事をフェイスブックやメルマガで配信。年間数億円を稼ぎ、「カリスマ女囚」と呼ばれる。

板橋勇介/前田虎徹

板橋吾郎の息子。かわいいが口が悪い。

 

 

 

 

「監獄のお姫さま」第10話(12月19日放送) 最終話!!ネタバレ

 

<第10話「更生」>

 

行き詰まるカヨ達。沖縄で長谷川が見つけた物は・・・!?

2017年12月25日—

沖縄に着いた長谷川(塚本高史)と今池(上川周作)。塚本が事件当日の映像を見て見つけていたのはしのぶ(夏帆)のヘルメットの上にあるカメラだった。

 

ーアジトー

ふたば  「本当のこと言うまで終わらないよ!!」

プリンス 「しのぶに頼まれて、俺がやった。」

千夏   「つーか、出所早くない!?殺人でしょ!?」

リン   「国王が代わって恩赦で釈放されたってよ!」

カヨ   「頼んだのはしのぶじゃなくてこいつ(吾郎)でしょ!?」

プリンス 「しのぶに頼まれて、俺がやった。」

 

長谷川はパラセイリングのショップに行くがこの映像は警察に提出済みだと言われ諦めて帰ろうとする。しかし、SDカードならある!と言って大量のSDカードを渡される。

 

プリンス 「しのぶに頼まれて、俺がやった。」

ふたば  「ちょっと、もう無理!!願います!!」

 

ふたば(満島ひかり)は疲れ果てている皆を集め全然話が違う!とリン(江井エステファニー)に言う。プリンスは毎月日本の社長が金を送ってくれるとTwitterで自慢してる、と千夏(菅野美穂)は携帯を見せる。もう使えるネタもないし、体力的にも限界かと…と言うカヨ(小泉今日子)にふたばは、あんたの長谷川検事は?どこで何してるの?と言う。

 

長谷川は今池に、この山が片付いたらババカヨにプロポーズする!と言う。自分、6時間前のガールズバーに戻りたい、と今池はパソコンでデータを見ながら眠そうに言う。どんなに若くて可愛い子もいずれおばさんになる!でも可愛いおばさんはもうおばさんにならない!彼女達は姫を救おうとしている、でも俺の姫はババカヨだ!いや、どのおばさんも皆誰かの姫なんだよ!と長谷川。

その時やっとしのぶのヘルメットの画像を見つける。そしてタブレットに入っているしのぶの画像と同時に再生してみる。あの時しのぶが大爆笑していたのは、ビデオを撮っている吾郎(伊勢谷友介)の乳首が立っていたからだった。

 

皆眠くてダウン寸前のカヨ達。その時長谷川から、動画見れたか?と電話が来る。

 

吾郎  「騙されてる、そう考えてごらん。洗脳されているのは君達の方でしょ!」

明美  「そんぐらいにしとき!!姫はそんな女じゃない!繊細で壊れやすくて何枚も何枚も布団を重ねても一番下に豆粒一つ挟まってるだけで眠れない様なお姫さまなのよ!」

吾郎  「芝居だよ!世間知らずのお姫さまを装って、おばさんどもにお節介をやかせ、あわよくば自分の手を汚さずに無罪放免、高笑い!まさしく爆笑ヨーグルト姫じゃないか!」

晴海  「やめて下さい!!あなたにそんな言い方する資格ない!!」

吾郎  「なんだよ、君までそんな口の聞き方…証拠がないんだよ!認めようがないじゃないか!!」

晴海  「しのぶさんから無理やり勇介を奪ったじゃない!!」

吾郎  「それがあの子の為だからだろ!被害者だよ!私も君も、おばさん達だって。まんまとしのぶの口車に乗せられてブタ箱に逆戻り!再犯は長いですよね?先生!」

そう言い前を見るとカヨ達は誰もいなくなっていた。奥で話し合いを続けるカヨ達。

吾郎  「諦めろ!今降参すれば俺を拉致した事は罪に問わない。被害届も出さない!勇介の誘拐もだ!なぁ、晴海。」

晴海  「そうね。」

吾郎  「クリスマスイブに5人のおばさん達に遊んでもらっただけだと言おう。取り引きしよう!解放しなさい!」

ふたば 「参りました!じゃ、そういうことで!撤収!!」

そしてカヨ達はそそくさとアジトを後にして出て行く。

 

アジトの前にはたくさんの報道陣と警察車両が押し寄せていた。吾郎は報道陣に、私は犯人を断じて許しません!弁護士を通じて被害届も提出しました、一日も早い犯人逮捕、事件解決に向けて全面的に協力します!と話す。

その映像を街頭スクリーンで見ながら、やっぱりクズだわ、こいつ!!と言うふたば。そして首謀者と見られる榎木かよ、大門洋子(坂井真紀)、足立明美(森下愛子)の身柄を拘束したと報道される。公太郎(神尾風珠)も携帯でその映像を見る。そして千夏もスマートフォンを報道陣に向かって掲げながら警察署に出頭し、報道陣から注目される。ふたばも捕まり、今度は拘置所で今までとは反対の立場になりお弁当を放り投げられ、思わず涙を流す。その時隣の部屋からカヨの歌(刑務所でご飯前にかかっていたえどっこヨーグルトの歌)が聞こえ、皆で大合唱する。

 

吾郎の逮捕!!舞台は法廷へ!!

 

-2018年1月15日(拘留満期日)—

カヨに面会に来た長谷川。

長谷川 「やっぱこれ(仕切り)あると落ち着きますね!これお土産!サータアンダギー。喜ばない…そんな馬場様に嬉しいお知らせ!板橋吾郎が今さっき被害届を取り下げました!ババカヨ、不起訴、釈放です!!…喜ばない…厳密に言えば妻の晴海さんに説得されて渋々って感じらしいですよ。これ以上恥をさらさないでって。」

カヨ  「これ以上?」

長谷川 「嬉しいお知らせその2!板橋吾郎に逮捕状が出ました!!」

カヨ  「やったーーーー!!!」

 

吾郎の所には、ヨコヤマユキ(雛形あきこ)さん殺害容疑で逮捕します!新たな証拠が出ました!と逮捕状を持って刑事達が来る。

 

カヨ  「こないだのあれ(カメラ)が??」

長谷川 「決め手になりました!!ノブリン頑張りました!」

カヨ  「馬鹿じゃなかったーー!ノブリン馬鹿じゃなかったー!!」

 

 

-2018年4月—

吾郎の初公判

 

紐で繋がれ法廷に姿を現す吾郎。カヨ達も傍聴席から見つめる。そしてしのぶも連れられてくる。

 

長谷川 「証人尋問は先ですがこれは彼女にとって人生を左右する重要な法廷です。同席をお許し頂けますでしょうか?」

裁判長 「認めます。」

長谷川 「被告人に伺います!ヨコヤマユキさんの殺害を計画し実行犯のタイ人男性に殺人の依頼をしたのは誰ですか?」

吾郎  「それは6年前の判決を言えばいいですか?」

長谷川 「お答えください。」

吾郎  「江戸川しのぶさんです。」

長谷川 「では皆さんこちらをご覧ください。ネット上で1千万回再生された“爆笑ヨーグルト姫”の由来にもなった動画です。証人のヘルメットには景色を撮影する為の小型カメラが取り付けてあります。(そして撮影していた吾郎のヘルメットにもカメラがあった。)我々は膨大な量のSDカードをくまなくチェックし、ようやく被告人の頭部に装着されたカメラの映像を手に入れました。これは被告人がしのぶを名乗って実行犯に殺人を依頼したという決定的な証拠です。」

 

・・・映像の内容・・・

しのぶがパラセイリングで空に上がると吾郎は黒い手袋をはめてプリンスに、「彼女はSHINOBUだ。僕もSHINOBU。俺たちはSHINOBUだ。」と言いナイフを投げる。そして両手でナイフを拾わせ、自分に返させ袋にしまう。「これでやってもやらなくても犯人はお前だ」と言う。更に勇介はボイスレコーダー渡し、「ホテルのバーでしのぶに声をかけろ。念の為会話を録音しろ。午前0時になったら来い、そして実行しろ。」と言う。

 

法廷にいる人々はざわつく。

 

【回想】

アジトで行き詰まっていたカヨ達は沖縄の長谷川から届いた動画を見る。それを見て皆は吾郎に聞こえない様に大喜びをする。この証拠を警察に提出しましょう!とふたばは言うが誘拐とこれとは別だから捕まったら証拠に出来ない!と皆は言う。私は逃げたい、姫を助けたいが家族を悲しませたくない、と言うカヨ。一番愚鈍な奴が逃げたいか!?とふたば。私が行こうか?だって一番美味しいでしょ、画的に!と千夏は言いスマートフォンを持って千夏が警察に出頭したのだった・・・。

 

長谷川 「被告人はボート上でプリンスにナイフを握らせ、指紋を付着させ、こう脅した、“午前0時になったら来い、そして実行しろ”。プリンスに殺害を依頼したのは板橋さん、あなたですね!?お答えください!」

吾郎  「はい。」

思わず笑みがこぼれる長谷川。そしてガッツポーズのカヨ達。

裁判長 「では昼休憩。午後は弁護側の尋問から再開します。」

弁護人と何やら話し合う吾郎。

 

—午後ー

弁護人 「被告人と江戸川乳業との関わりについて質問します。被告人の父親は江戸川乳業の社員でしたね?」

吾郎  「はい。と言っても幹部じゃなく平の平。工場勤務と配送、だから幼少期はトラックに乗せてもらうのが楽しみでした。新製品の発売にあたり、社員のご子息から出演者を募ります、という企画でした。」

 

【回想】

吾郎が7歳の時、父親が「コマーシャル出演者募集」というチラシを見せ、応募してみるか?と吾郎に言う。

 

吾郎  「江戸っ子ヨーグルト、弊社のロングセラー商品です。私はオーディションに合格しました。」

カヨ達「っていう事は…チビ社長!?」)

吾郎  「平社員の息子が現役の社長に向かって“クビ!”と言い放つその痛快さはお茶の間の話題をさらった。レコードも出た。誇らしかった。子供ながら“チビ社長”って言われてチヤホヤされて、その経験が私の人生を狂わせたのかもしれない。まぁ、チビ社長なんて誰も覚えてないけど…。」

カヨ  「私覚えてました!・・・すいません、それだけです。続けて下さい…」

弁護人 「やがて江戸川乳業は経営不審に陥り、200人の社員がリストラされましたね。あなたのお父さんも。」

吾郎  「はい。チビ社長の一家が社宅を出て行く。それがいかに哀れで屈辱的なことか…子供心に深く傷つきました。“大きくなったら社長になるぞ!”あのコマーシャルのセリフが呪文の様に私を導いた。」

ふたば「情状酌量に持ち込もうってわけね…」)

吾郎  「だからこそ私は江戸川乳業に就職した。チビ社長から15年。そのことを覚えている者は社内にはいなかった。私は我武者らに働いて同僚を蹴落とし、上司に媚を売り、副社長にまで登り詰めた。夜は高級クラブで得意先を接待し、人脈を広げた。(そのクラブにいたのがヨコヤマユキ。そして社長からしのぶを紹介される。)私は結婚を前提に交際を申し込んだ。えぇ、社長になる為ですよ!だって彼女は社長の器じゃないからね!明らかに!」

 

そしてヨーグルト姫事件の全てが明かされる・・・!!

【回想】

2011年11月1日(事件当日)

吾郎としのぶがご飯を食べにいこうとするとユキの姿があった。どうしてここに?と吾郎。戸惑うしのぶに吾郎は、バーで待ってて!と言いユキと話す為に外に出て行く。

 

しのぶ 「言われた通り私はホテルのバーで待っていました。」

 

【回想】

プリンスがやって来て、あなたはしのぶでしょうね?と言う。パラセイリングの人だ!と思い出したしのぶ。

 

長谷川  「それは何時くらいか覚えていますか?」

プリンス 「0時前だね。11時は過ぎてた。しのぶ酔ってた。めんどくさかった。プリンス焦った。0時に行くってしのぶと約束したでしょうね。」

 

【回想】

プリンス 「頭来るね。しのぶたち殺したいね。」

しのぶ  「そこまでじゃないけど、死んじゃえって感じ?」

プリンス 「しのぶたちユキ殺したい、OK?」

しのぶ  「たちじゃないよ。しのぶ、一人。私だけ。」

プリンスはボイスレコーダーの電源を入れる。

プリンス 「しのぶ、ユキ、殺す?」

しのぶ  「うん、そうそう。」

プリンス 「プリンス、ユキ、殺しましょうね。」

しのぶ  「アハハハ。」

プリンス 「しのぶのために。」

しのぶ  「アハハハ、殺せ殺せー!!」

 

長谷川  「これで殺人教唆の証拠が出来た!ここからは6年前の裁判の記録を元に進めます!午後11時45分頃、あなたはホテルを後にし、殺害現場となった崖に向かった。証人は崖に到着するとナイフで板橋被告人の背中を刺した。これは被告人が自分も被害者だと装う為の偽装です。続いてヨコヤマユキさんの胸を刺し、崖から突き落とした。ナイフのグリップと鞘から証人の指紋が検出されている。」

吾郎   「鞘だと!?ふざけるな!鞘は海に捨てた!!」

裁判長  「被告人は勝手に発言しないで下さい!」

長谷川  「すみません、さっき見たビデオに写っていたのでそんな気がして…。」

そして長谷川は再度裁判記録を見直す。

カヨ「ノブリン、しっかりして!!」)

長谷川  「鞘は発見されませんでした。失礼しました。」

千夏「詰めが甘いのよ!」)

長谷川  「…あれ!?鞘を海に捨てたんですか!?誰が?あなたが?何で?彼の指紋がついてる大事な証拠なのに!」

しまった!と顔をしかめる吾郎。

長谷川  「えー、ちょっと…どっちに聞こうかな…。あなた(吾郎)が刺したんですか?」

皆の視線は吾郎に注がれる・・・。

長谷川  「あなた(プリンス)じゃなくて…。じゃ、背中の傷は?」

プリンス 「しのぶに頼まれて俺がやった!」

吾郎   「黙れ!!お前らみたいな凡人に任せられるか!」

吾郎はそう言い証人席のプリンスをどかす。

 

 

【回想】

ユキ  「夢が叶って良かったねー!チビ社長!さよなら!」

吾郎  「それじゃダメなんだ!君と一緒になってもしのぶと一緒になっても僕は社長になれない。何故だかわかるか?君が僕との関係をしのぶの親父に密告したからだよ!言われたよ、私が生きている限り貴様に会社を譲るつもりは毛頭ない、クビだよ!君クビね!って。そう言った数日後に倒れて死にかけたんだけどね。」

そう言いながら吾郎は手袋をはめ、ナイフを取り出す。

吾郎  「持ち直したよ!金にものを言わせてね!」

そして思わず手で触ってしまった鞘を海に投げ捨てる。

ユキ  「何!?どうしたの!?」

吾郎  「君の言う通りしのぶは産まれたときから満たされていた。肉か魚かも選べなくて俺に選んでくれって言うんだよ!」

そして吾郎は崖に立っていた石碑にナイフを立て、自分の背中に突き刺す。

ユキ  「やめてよ!」

吾郎  「そしたら、あー美味しかった、やっぱり吾郎さんに選んでもらって正解!って、そういう女だ。君は生け贄なんだ。僕の様な優れた人間が生き残る為のね!」

吾郎の背中に刺さったナイフを抜こうとするユキ。

吾郎  「触るなバカ!」

吾郎はジャンプをして背中を揺らし背中のナイフを外そうとする。

ユキ  「バカ!?馬鹿はどっちよ!!」

吾郎  「お前が抜いたらお前が刺したことになっちゃう。」

そして背中のナイフは抜けて落ちた。

そのナイフを手袋をはめた手で吾郎は握る。

吾郎  「歴史が証明してるじゃないか!優れた1人の英雄が劣る100万の凡人を犠牲にして人類は進化を遂げたんだ。」

吾郎はナイフを手にユキを崖っ縁に追い詰める。

吾郎  「しのぶには罪を被ってもらう。俺は社長になる!君はその生け贄だ!何も間違っちゃいない。それが会社のため、世の中のため、君のためなんだ。」

そしてユキの胸にナイフを突き刺し、ユキは崖の下に落ちていく。

 

崖下でユキの遺体を前に動揺するプリンス。

吾郎  「お前が来なかったから俺がやった。警察に捕まり、俺がやったと言えばいい。しのぶに頼まれて俺がやった!って。」

 

 

ふたば 「教唆じゃなくて実行犯じゃん。」)

プリンス 「しのぶに頼まれて俺がやった!」

吾郎   「黙れ!!私がやったんだよ!ヨコヤマユキを殺したのはこの私だ!!これで満足か?お疲れさん!!」

吾郎はそう言い席に戻る。

裁判長  「最後に証人から何か述べたいことはありますか?」

しのぶ  「はい。・・・かわいそうな人だなって思います。どうでした?社長になった気分は。満たされましたか?かわいそう…。誰のことも、自分のことも愛せない。悲しい、悲しい人だ。」

 

廊下のイスで絵を描く勇介と待つ晴海の所にふたばが来る。旦那さん、罪を認めました、というふたばに晴海は、そうですか…、と言う。ウチらにとっては避けられない闘いでしたが奥さんにとっては余計なお世話でしたね、すいません、とふたばは頭を下げる。でも良かった、あの人毎晩うなされてたから、辛そうでした、毎朝汗びっしょりかいて…今夜からはぐっすり眠れるんでしょうね、と晴海は目に涙を浮かべながら笑顔で言う。そしてふたばに一礼をして勇介と帰って行く。

 

しのぶ 「6年間、無駄に過ごしたとは思っていません。当たり前だと思っていたことが身にしみました。人の善意とか、優しさとか、弱さとか、あとお節介とか…だって信じられる?知らないおばさんだよ!赤の他人の、刑務所に入らなかったら絶対出会わない…犯罪者のおばさんが恨みはらしてくれるなんて怪しいじゃん!でも信じてみた。信じるしかなかった。人を信じたお陰で、私は今ここにいます。」

カヨ 「姫・・・。」)

しのぶ 「経験値大分上がりました。でも…やっぱり辛かった、空しかった、寂しかった、何で私だけ…」

吾郎  「しのぶ、すまなかった。」

しのぶ 「謝らないで!こんな所で、こんな形で、そんなに簡単に謝って終わりにしないでよ!!私達が経験した苦しみ、あなたは知らないでしょう。あなたがこれから経験する苦しみ、私達は知っています。しっかり罪を償って下さい!以上!」

 

明美 「やだ、今一番イケメン。」)

 

そして裁判は閉廷する。

 

「姫!!」と呼びかけるカヨ。しのぶは振り返るとカヨ達に向かって親指を立てて笑う。カヨ達も満面の笑みで親指をたて、涙ぐむ。

69番願います!と言うカヨの周りに集まる皆。そして皆はそれぞれの似顔絵が入った色とりどりのネイルの手を合わせる。

カヨ 「更生したぞーーー!!」

皆  「更生ーーー!!」

 

吾郎は無期懲役が求刑された。

 

そして皆それぞれの道へ・・・

 

女優(洋子)はエキストラ派遣会社に登録し、ちょこちょこドラマに出ている。姉御(明美)は組をわけーのに任せ、悠々自適の生活。“冷静に”こと榎木カヨは、私こと勝田千夏の専属メイクになった、と千夏は著書「結束!結束!結束!」に執筆中。

その時全身白一色のスーツの長谷川が婚約指輪を持ってカヨの所に来ていた。

 

そして姫が6年ぶりに釈放される日がやってきた。カヨ、明美、洋子、千夏が迎えに行く。先生こと若井ふたばは所長の計らいで「自立と再生の女子刑務所」に刑務官ではなく民間の支援員として再就職していた。喜んで出て来たしのぶは一瞬立ち止まった後、塀の外に出る。しのぶは久しぶりに満面の笑顔。そしてカヨ達の先には晴海と勇介の姿が会った。勇介はしのぶの所に来る。おばさん、だあれ?と勇介。ごめんなさい、どう説明したらいいかわからなくて、と晴海は言う。カヨは、お姫さまよ!と説明する。初めまして、お姫さま!と勇介は言い、しのぶは勇介を抱きしめる。カヨ達は嬉しそうに目に涙を浮かべる。徐々に、そのうちわかる!と千夏。そしてしのぶと晴海は勇介を真ん中にして手を繋いでえどっこヨーグルトの歌を歌いながら3人で帰って行く。

3ヶ月後、江戸川しのぶはEDOミルク改め江戸川乳業5代目社長に就任した。一人刑務所前に戻って来たカヨ。お世話になりましたーー!!と叫んで頭を下げる。

 

勇介がチビ社長で、社長のしのぶがクビにされるという新しいえどっこヨーグルトのCMが流れる。

 

 

《END》

 

 

 

【管理人の感想】

 

 

とうとう吾郎が罪を認めました。もっと意外な犯人を予想していましたが、結局カヨ達の予想通り吾郎でしたね。吾郎が自白するまでの法廷での回想を交えながらのやり取り、本当にテンポもよく今までの伏線もキレイに回収されていて面白かったです!

それにしても吾郎は策略家ですね。自分の名前をしのぶと偽り、プリンスが真実を話してもしのぶのせいになる、そして自分で自分の背中を刺す…完璧な計画でしたね。しかし、その中の矛盾点を見逃さなかった長谷川は偉い!!普段は頼りない感じですが、沖縄まで飛んで証拠を探し出したりといった行動力もあり、カヨにも積極的にアプローチしたり、とても男らしかったです!ぜひカヨと幸せになって欲しいな、と思います。

そして私は裏があるのでは?と疑ってしまったくらい最初から最後まで良い人だった晴海。乙葉さんがとっても役にハマっていて最後のシーンも感動しました!

おばさん達のわちゃわちゃやふたばとのやり取りがもう見られないかと思うと寂しいです。

笑いあり、涙あり、小ネタ満載のこのドラマ。出演者も豪華で演技力も素晴らしく、毎回楽しくあっという間でした!ハッピーエンドで良かったです。またクドカンドラマを楽しみにしたいです!

 

 

【後からでも見れる動画メディア紹介】

 

 

http://www.tbs.co.jp/muryou-douga/pripri-TBS/010.html

 

 

 

 

 

 

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